
30ソアラに乗りながら良くスポーツカーについて考えた。
30ソアラはかなりラグジュリー色が強く、純粋なスポーツカーではない。豪華側に振った内装やゆったりと大きなシートがラグジュリーカーだと証明している。
しかし、スポーツカーでもあると思わせるのは、280PSの直6ツインターボエンジンのパワーとトヨタ最高のスポーツカーであるスープラと同じシャシーが与えてくれるハンドリングの秀逸さだと思った。
滑らかに回るが全長の長い直6エンジンを出来る限り後ろに追い込み、ミッションとプロペラシャフトも後方に追い込むことで得られる重心バランスが素晴らしい運動性能を与えてくれるのだ。
専用シャシーに強力エンジンを搭載したフロントミッドのFR車…これがスポーツカーの条件と信じて、その後Z31フェアレディZ・S13シルビアも所有した。

自宅前の駐車場にZ31とS13が並ぶ姿を眺めては自己満足に陥っていた。
Z32ではなくZ31を買ってしまった理由は偶々見つけた26年落ちのUSA仕様逆輸入のフルKAMINARI エアロの2シーターZXを見つけ、それに一目惚れしたからだ。
S13を買ったのは息子が免許を取ったことと、Z31の2シーターだけでは4人家族ではとても不便だったこと…形だけでも4人乗れる車が要ると気付いたから2by2のシルビアを買い足した。例えセカンドカーでも普通のセダンはその回頭性から欲しいとは思わなかった。
140PSしかないS13だったが、その運動性能は期待通りのポーツカーでとても運転が楽しい車だった。しかしそのS13が機械的なトラブルに見舞われた。
修理するか乗り換えるか迷いながら、出張先の横にある小さなBMW専門の中古車店を昼休みに覗いてみた。好みを伝えると店主は1台を選び快く試乗させてくれた。
直ぐ近くの交差点を2つ廻って驚いた!そのBMWは4Drポーツカーとも思える回頭性をしていた。
BMWは50/50バランスだから良いでしょう。特にこの車はサスをオーリンズに換えてあるから特に良いよ。ボンネットを開くと前方に空間があり直6エンジンが室内に突き出してしまいそうな位置に
搭載されていた。ソアラと同じだ。
全額ローンの可否確認を頼み出張先に戻った。帰宅前に改めて寄ると全額ローンOKとのこと。直ぐに契約して次の出張時に引き渡しとなった。
それから合計6台のBMWを買った。もしソアラを買わなかったら、こんなにスポーツカー狂いにならず、きっとBMWを買い続けることも無かっただろう。
Posted at 2022/09/14 22:45:03 | |
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