
ここは車のブログで政治のことを書くのは妥当では無いとは思いますが、他に書く場所を持たないのでご容赦ください。
国葬問題や説明責任などの対応が支持率を下げても、一向に動きそうもない岸田総理ですが、昨年の総裁選では手帳を見せて、人の意見を聞く能力があると主張していましたね。要は嘘だったのに他に売り物が無かったからだろうと今では思っています。
安倍さんに次いでこんなに国民を無視する人がなぜ首相になるのだろう?選挙は機能しているのか?と思うと、国民は首相を選んでいないことを思い出しました。自民党員による内輪の選挙で党の総裁が選ばれ、自動的に総裁が首相になったのです。国民の事は気にしないでも、自民党員を押さえれば首相でいられるのでしょう。
では何故そんな議員たちを国民は選ぶのでしょう。思い付くのは比例区です。参議院は非拘束名簿式ですが、衆議院は拘束名簿式です。これでは大きな政党員は党内で上位順位が認められれば国民の信託には関係なく確実に当選します。参議院にも特別枠があるのでこの位置にいる人は国民は無視しても議員生命は安泰です。
この制度が悪いのかと思って、岸田首相と二階さんについて調べると共に1990年代中旬からそれぞれの選挙区で一位当選を30年近く続けています。それも2位以下に大差を付けて…選挙区の国民に選ばれているのでした。地盤・看板・カバンの「三バン」を持っていたら、何をしても、否、何もしなくても安泰なのでしょうか?
自分の選挙行動に置き換えてみました。もちろんアンチ自民党派です。目立った他党の候補が出馬したらその人に投票します。しかし実績のない若い新人では…「この人を議員に選んだら何かしてくれるだろうか?国会で埋もれてしまうのではないか?」と不安になります。国会内で意見を通しやすい人は…と考えると、実績から見て葉梨自民党候補になってしまいます。まして法相になると…なるほど、小選挙区でも自民党の高齢議員が勝つ訳だ、と納得してしまいました。
そんな国民の実態が、自民党独裁を続けさせ、派閥・お友達政治をやらせてしまう訳です。自民党を選び続ける限り、選挙制度も定数も変わらないのでしょう。反省しました。
例え、リスクがあっても、新人を選ばねば政治は変わらないでしょう。昔の民主党政権の悪い記憶はもう忘れようと決意しました。
Posted at 2022/09/19 09:17:17 | |
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