
最近では業務で使用した決済で得られたポイントは、個人で使用できないと聞きますが、私が働いていた頃は役得によるボーナスのように扱われていました。
若い頃に半年間シカゴに長期出張して、米国内のあちこちへ出張していた折は廉価な Northwest か United を使っていました。ポイントを貯めると、半年で米国内の無料往復チケットが取得できました。しかし、使う暇がなくアメリカ人の同僚に権利を譲渡して帰国した経験があり、マイレージの価値は実感で知っていました。
帰国後はANAのマイレージに加入しましたが、日本国内のフライトでは距離が短くなかなか溜まりません。
海外出張時は契約旅行代理店に依頼するのが会社の慣例だったので、ANAグループになるとは限りませんし、ポイントの申請方法も調べませんでした。
そんな折、件のパター名人の社長から、マイレージカードでANAかJALのポイントを有効利用することを勧められ、海外出張時も航空券調達を自分でする許可をもらいました。
旅行代理店に頼むと出入国手続きなどの書類も用意してくれるので安心ですが、自分でやっても大したことではありません。ネットで簡単に便利な便は調査できます。
国際線を使うとマイレージも直ぐに増え、 Super Flyers の資格も簡単に取れました。
このSuper Flyers の資格は色々と特典があります。
ゴールドカードに換えると更に特典も大きくなります。年間\15,000程の会費が必要ですが、業務で使用する宿泊費も航空チケット代もプライベートなゴルフ代も全てこのカードで決済すれば会費を大きく上回るリターンがありました。
マイレージで妻と北海道旅行も九州旅行も出来たし、ポイントをTポイントに移して色々な買い物もできました。これは完全に役得でした。
ところが、退職して仙人生活をしていると、自分で支払う金は車に関する支払いと医療費と無駄な買い物位です。旅行は車を使うドライブ旅行ばかり…
妻も私も飛行機には嫌と言うほど乗ってきたので、飛行機の旅など企画もしませんから…
後は、全部妻が家計から支払うのでカードのポイントは全く増えません。
去年も年会費が無駄だと思いましたが、ANA Super Flyers Gold Card のブランドを捨てきれず会費を払ったことを思いました。
次の年会費支払いが近づいてきました。
もうカードで見栄を張る年でもないな、と思いやっと決意が決まり先日解約しました。
永い間お世話になりました。
Posted at 2022/11/14 15:57:43 | |
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