
理解不能な商品が (BRIDESTONE)ERGRANZ です。
たまたまネットで見つけた極安タイヤでした。
アジアンタイヤ並みの価格でしたが、ネットで色々と調べてみると、どうやらブリジストン社による日本製タイヤのようです。
トレッドパターンを見るとポテンザ→Gグリッド→ERGRANZ と金型を使いまわしているようです。
他のメーカーでも廉価バージョンに古いトレッドパターン≒古い金型を使ったものはあるので、同じような戦略でしょうか?
しかし、メーカー名の表示も無く、ERGRANZ名とMADE IN JAPAN の表示だけというのは正規のメーカーの戦略商品とは想えません。
まるで価格だけを狙う客に売って市場シェアを繋ぎとめるためだけの特売商品ですね。
BSも下品なことをする会社だなぁ、と思いながらも安さに惹かれて買ってみました。
思いの外使える良いタイヤでした。
昔はまともにちゃんとした価格を付けて売っていたのでしょう。
今、BSブランドで正規のラインアップに並べて売っても何ら問題ないような…
下品なユーザ-の私は、余計にその商品の成り立ちに興味が湧きました。
原価が売価を越えていて売れば売れるほど損をするなら、シェア稼ぎのためでも売らないでしょう。
流石にこの価格で売ったら利益率が下がるから、正規の商品ラインアップには入れないのでしょう。
市場価格が崩れるのが嫌なのかもしれません。
でも、窮すれば売ってしまうほどの原価と価格の関係なのですね。
BSがタイヤを作って売るときに、本当に最低の利益を確保した正当な価格は ERGRANZ 程度でそれ以上は鳩山家の小遣いや役員の高価な報酬なのかなあ…
TOYOTA自動車がタイヤの製造に食指を示して研究を始める筈だ。
きっとアジアンタイヤの販売価格が妥当な価格ってことなのですね。
Posted at 2020/02/25 10:11:51 | |
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タイヤ | 日記