
仏壇の納入日が決定して、サ高住の祖母の部屋の準備に行きました。
仏壇など買うとは思わなかったし無知だったので驚くことばかりでした。
浄土宗では中央に阿弥陀如来像を置くそうです。
白木で作られた細かな彫刻が綺麗な全長30㎝程の立像です。
選択した仏壇に店員が標準的な仏具をレイアウトしてくれました。阿弥陀如来像が中央を飾っています。何とこの像だけで6万円強の価格だそうです。木製でも流石にこれだけ細かな彫刻が施されているといい値段ですね。
ご本尊は大体こんな価格ですか?と聞いてみると、もっと安いものから高価なものまで様々です。そう言われた時、車のグレードによる価格差程の比率で、大きく見積もっても3万円位から12万円程かなと思いました。

ついつい興味からその店の品揃えと価格差がどの程度か聞いてみました。
まず木の材質によって変わるそうです。安い方から言うと、①「桧」、②「伽耶」、③「柘植」、④「白檀」の物を扱っているとのことです。
上の写真で4体見えている左から①の1サイズ小、③、②の1サイズ小、②です。
店員が最初に持ってきてくれたのは、右端の②でした。
①が2万円強、③なら12万円強、②が6万円強です。③を見てみますか?と聞かれたので、「そんな高級品は要りません」と、答えました。
すると、高級品はもっと高いのがあるのでぜひ見てください、と持ってきたのがタイトル画像の右端に映っている白檀の像で何と30万円程するそうです。
高価な材質程硬質で細かな彫刻が可能な上、良い香りがするそうです。
柘植製の③はどうでしょう、と聞かれた時に最初は仏壇の奥に置いているだけの像に12万円は要らない。6万円の②で十分と言っていましたが、白檀の30万円像を見た後で②と③を見比べると…
一生ものだから6万円高い柘植製にするか、と思ってしまいます。素人目にもそれだけの差があるような…その後位牌も1ランク高価なものに代わりました。高級品はたとえそれを買わなくても、目と財布に毒ですね。
Posted at 2021/03/25 21:16:11 | |
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