
今朝、TVでとあるワイドショウを見ていたら、車の逆走問題を取り上げていました。様々な原因があるようですが、その一つに時間で進行方向が変わる一方通行の問題が挙げられていました。
もう何十年も前のことですが、私もそのトラブル体験があります。
荒川区に住んでいた義父が都心の病院に入院した時でした。
妻と義母が見舞いに行きたがったので、運転手をかって出ました。
当時はまだカーナビなど無かったので、地図を持ち助手席に座る妻に案内をさせながら、都心の病院を目指しました。
近くまで来ていると思うのですが、地図でははっきりと場所がわかりません。
信号も多く車も混んできたので気持ちに余裕がありません。
そんな時、信号待ちで止まっていると、たまたますぐ隣に対抗車線を走ってきたパトカーがさっき通過してきた信号待ちで止まりました。
天の助けと思い、窓を開けてパトカーを運転している警官に「○○病院はどっちへ行けば良いのですか?」と聞いてみました。
「次の信号を左折して200mほど走ると、病院が見えますよ」
親切に即答してくださいました。
礼を言って、信号まで進み左折を始めました。
すると信号待ちの車が全車線に並んでいました。
「ええっ…」と思いながら車を止めると、交差点にあった交番から若い警官が笛を吹きながら走ってきました。
「一方通行逆行だよ。免許証を出して…」
頭に来ました!
「馬鹿野郎!お前らはグルで違反させているのか!さっきパトカーに左折しろと言われたから曲がったんだ!」
運転者には確認義務がある、とか屁理屈を言って免許証を要求するが、出すと切符を切るに違いない。
「若造じゃ話にならない!逃げないから、さっさと上司を呼んで来い!」
と対抗していると、責任者らしい年配の警官が来ました。
さっきのパトカーとのことを説明すると、すぐに詫びてくれました。
警官の説明によると、午前10時で一方通行の方向が逆になる道で、丁度切り替わり時間の数分後にパトカーの警官に聞いたので、勘違いしたようだとのことです。
年配の警官がバイクで病院まで先導してくれました。
今となっては良い思い出ですが、時間で変わるシステムは危険です。
ぜひ改めてもらいたいものです。
Posted at 2024/06/12 22:33:41 | |
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