
昨日までの8日間、手術入院していました。
50台後期から、入院手術はもう10回目かな…
12年前に「腹部大動脈瘤」の治療のため、左右の脚の付け根にステントを入れましたが、4年前に右足側ステントの下部接続部からリークが起こって、追加のステントを挿入しました。
今回は左の同症状のための手術です。
継時変化する人体に形状変化しない金属部品を入れているので、車と同様にメンテナンスが必要なので仕方ありません。死ぬまでにはもう何回か必要でしょうか?
ただ右足の時は下腹部を切っての手術でしたが、今回は下腹部に小さな穴を空けての内視鏡手術だそうです。
この違いが、医学の進歩に拠るのかリーク状態の違いに拠るのかは分かりませんが、今回は術後の痛みなど全くない快適な入院生活でした。
ただ…塩分とカロリーが完全コントロールされた病院食は、やはり寂しい量でした。
入院を繰り返すたびに約5kg体重が減り、娑婆での社会生活中に体重回復をしている状況です。
昔、95kgあった体重も、昨日の朝の計量では77.7kgとかなり軽くなりました。
目標体重の72kgまであと一回の入院生活ですね…
しかし、やはりいつも退院後に一番したいことは、「旨い飯を腹一杯食いたい!」です。
今回は大好きなフレンチの『一壺天』に行くことにしました。
問題点はそこまでの足です。
手術が終わり 「ICU」 から病室に戻ってから、リハビリを繰り返していましたが、追加ステントによって一部の大動脈への血流が止められているので、少し歩くだけで痛くなり、最後のリハビリで一気に歩けた距離は僅か150mです。
レストランはつくば駅発メディカルセンター前経由土浦駅行の路線バスで最寄りの停留所に行けますが、そこからの距離が数100mあります。
果たして辿り着けるのでしょうか?
しかし解決方法は簡単です。タクシーで行けばいいのですから…
前日に病院から妻に電話して退院時間に合わせて予約を取らせました。
退院の迎えに来た妻と二人で病院玄関からタクシーに乗って、『一壺天』に向かいました。
掛かったタクシー代は丁度Bランチと同じでした。
日替わりのBランチは期待通り 「牛肉(ざぶとん)のロースト」 です。
朝の体重がラッキーナンバーだったお陰かな?
オードブルも旬で美味しい 「いちじくと生ハム」 でした。
左:オードブル 右:ザブトンのロースト
シェフは私の苦手を覚えていてくれて、添えられた野菜は妻用とは別でウリ科除外仕様にしてくれています。
魚料理の「南瓜」はウリ科独特の匂いはしないので問題ないので、標準仕様でOKです。
カボチャって本当にウリ科なのでしょうか?
この店には珍しく女性の9人組グループが一緒でした。
予約時にシェフの奥さんからも、「うるさいかも…」 との詫びがあったようですが、ランチ時だから仕方ありません。
やや賑やかなランチでしたが、大満足でした。
迎えに来たタクシーまで見送ってくれた奥さんから、申し訳なさそうに 「来月から値上げ」 の話がありました。
材料費の高騰が理由のようですが、もともとの価格設定が安すぎでしょう。
ホテルシェフを退職したご主人が趣味で開いたそうですが、もう少し儲けても我々リピーターは満足ですよ。
この日はタクシー代と合わせて一人¥6000のランチになりましたが、その価値はあるので大満足でした。
Posted at 2024/09/19 21:11:09 | |
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