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2023年01月12日

MACROMのアンプ 42.10

MACROMのアンプ 42.10 年明け早々思わぬものがオークションに出ていましたので落札。
MACROMのアンプ42.10です。

以前に42.07の整備済みを入手したことがあったのですが、なんかぼんやりした音で、評判と違うなぁ、こんなものなのか?という思いがありました。

今回手が入ってない動作品らしきものが出ていましたので最後のチャンスと落札しました。
42.10は42.07と違い終段トランジスタがパラで1チャンネル2組です。
とりあえず消耗品のコンデンサを交換して鳴らしてみました。

・・えっ?

今まで数多くのアンプのコンデンサを交換してきましたが、
最低10時間は鳴らさないとまともな音がしません。
しかしこいつの音は・・躍動感というか生命感がある・・驚きです。
低音がこの段階から出ているんですね・・・
細かく聞けば高音がぼやけ滲んでる感じとか色々ありますがエージングしないと低音が出ないが常識みたいになってましたので驚きです。
その上バイアス電圧を測定してみるとゼロなのに。
とりあえず4組8個のトランジスタを測定し、一番低いトランジスタを3mvで調整しました。0.1Ωの抵抗なので30mAですね。


一晩鳴らして問題ないので手を入れていきます。
カップリングコンデンサをPMLCAP 10μFに交換
そしてオペアンプを交換。
純正は4CHのTL074、これをOP41とOPA1656に交換し、
NFB抵抗をMELFタイプの Vishay SMM0204に交換。
発振防止のセラコンもCOG積セラに変え10pFから22pFにUP

こんな感じで再度測定・・
あら、バイアス電流が流れてない・・
オペアンプと初段トランジスタの電源は±15.3Vで共通で、
それを終段トランジスタの足のところから±38Vを引いてきてツェナーダイオードで15.3Vを作っていました。
オペアンプ交換して消費電力が変わると終段トランジスタのバイアス電流が変わっちゃうんですね、今まで経験したことがありませんでした。

そんなこんなで色々驚きもありましたが、とても生き生きとした音です。
3インチのフルレンジからしっかりした低音が出るのも驚きです。
今はアンプが暖かくなるくらいのところまで4.5mvまでバイアス電流を上げていますが、とても良い音が流れています。

色々部品交換しようと考えていましたが必要性を感じませんね・・・
今まで名機と言われるアンプを色々聞いてきましたが、
これはまさに名機ですね。




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Posted at 2023/01/12 23:31:41

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