TangBandの高級フルレンジシリーズのW3-1878です。
当方の使用予定は車内でのスコーカーの役割なので、
下がどれだけ出るかよりも、中高域が重要な訳で、高域がどこまで暴れなく使えるのか、もしかしたらツイーター無しでいけるのかという企みがあります。
なのでW4より使いにくい、暴れん坊と言われるけど、中高域は評価が高い3インチのW3の方を選択しました。
とりあえずエージングしなきゃということで、家で試聴に使っているオーディオニルバーナ3インチ+ScanSpeakツイーターの箱を利用してW3-1878に入れ替えてフルレンジで聞いてみます。
アンプはDLS ULTIMATE A3です。
・・・・久しぶりに聞くブーミーな音、いやもう低域過多で酷い物です。
中高域もベールに包まれた感じでいい所がありません・・・
初期は酷いとは聞いてましたがこれほどとは・・・
とりあえず鳴らしっぱなしで3日目、うーん、なんか耳が痛い、リアダクトから漏れる中高域が多くて位相がぐちゃぐちゃなのか?
シンサレートを引っ張り出してきてスピーカー内部へ足してみます。
なんとか収まった感じ、そしてまた放置・・・
そして1週間経ちまして、リアダクトを少し絞ったところで、一番いいバランスになりました。
中高域は十分な解像度がありますね、下は最低域は望むべくもありませんがいい感じです。
特徴的なフェイスプラグから海外では高域の位相云々が言われてますが、
そんなことは微塵も感じさせません。
コーン紙に浮き出てる竹繊維とフェイスプラグがゲテモノ感を醸し出してますが、真っ当な音が出ております。
まぁscanspeakのD3004/660000や車載してるSB Acoustics SATORI TW29TXNなんかの30~40kHzまで伸びてる高域と比べちゃうと劣るのは当たり前ですが。
ただフルレンジには中高域の繋がりに不自然なところが無いという一番の利点があります。
このユニットには十分使える性能があると思います。
エージングを待ってる間に変換リングを作っておきました。
今回は15mmのアカシア集成材で作ってみました、左が表、右が裏です。
裏側は少しテーパーを付けて内側に広げてあります。
週末までスピーカーはこのまま鳴らして、日曜日に車載の予定です。
Posted at 2023/10/23 22:59:16 | |
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