
こんばんは。
今日の京都府南部地域は一日を通して雨でした。
今日は福井県若狭町の佐久間勉艇長慰霊顕彰祭に
参列してまいりました。
彼の地も冷たい雨が降り殉難の日を偲ぶ雨となりました。
また、宮古島沖での陸自ヘリ事故で8師団長以下が殉難され、今も潜水艦救難母艦ちはやをはじめ陸海空自衛隊全力の救助活動中、昨夜になり機体発見の報につづき隊員らしき姿見ゆとの報に接し、全員早期救助を偲ぶ今日の雨になったと思います。
早朝上官二名をチャージし自ら操艦、0730京都府南部を出港。
京都市内を通過し国道367号線通称「鯖街道」を北上、早朝よりの涙雨の中ワインディングロードを慎重に航行し、0930福井県若狭町リブラ若狭(中央公民館)入港。

開式30分前ですが、すでにたくさんの方が着席されています。
定刻1000に開式。

昨年6月のブログ↓
https://minkara.carview.co.jp/userid/3282555/blog/46202220/
にも記事にしておりますが、佐久間勉艇長は日露戦争の5年後の明治43年(1910)4月15日国産初の第六潜水艇にて13名の部下と共に山口県新湊沖に於いて事故に遭い命を落としました。
艇長が残した遺書からは父母を敬い、師の恩を忘れず、息を引き取る間際に於いても部下の残された家族を思いやる優しい人柄が伝わってきます。
佐久間勉海軍大尉の故郷である若狭町に於いて、若狭町主催の慰霊顕彰祭が4年ぶりに実施されました。
私自身の慰霊顕彰祭への出席は10年ぶりくらいでしょうか。4/15の日付で開催されているため平日の出席は仕事の関係上叶わず、久しぶりの出席でした。
こちらの慰霊祭は約100年間に渡り連綿と慰霊を町として続けられ、地元の英雄、偉人として公立学校で教育されているとのことです。
式典の最後に三方小学校児童代表の6年生女子児童の作文朗読がありました。
その作文から如何に佐久間勉大尉の人柄、報恩感謝、思いやり、職務に忠実なることなどの感動があったこと、今後も郷土の偉人のことを伝えていくこと、このような偉人が我が町から出たことが「私の誇り」との締めくくりの言葉に私自身が大きく感動を与えられました。児童に感謝です。
慰霊顕彰祭には海上自衛隊舞鶴地方総監部も大勢の幹部が出席、音楽隊の演奏も全面協力し今後も末永く協力していくことを、幕僚長がお誓い申し上げられました。
式典後は佐久間記念交流会館に立寄り、資料の見学と裏手にある六号神社に参拝。
この神社の御神体を初めて拝見させていただきました。
なんと沈没した潜水艇の船底の木材が御神体です。こちらも感動致しました。

東郷平八郎謹書の誕生の地碑

いろいろな資料が展示してある、記念交流館。御案内の係の方がおられます。
是非行ってみてください。
その後直会のお昼は三方五湖の食堂へ移動。

こちらの名物「イカ丼定食」。1900円ですがこりこりのイカの食感とボリュームでお腹いっぱいになりました。

山芋と専用たれ、うずら卵。

ゲソの天ぷら。香ばしくかりかりでおいしかった。
1530に上陸です。
上官からいただいた京菓子たちばなやの「ふきよせ」で一杯。

細工菓子、煎餅、干菓子などを落葉や木の実が風に吹き寄せられたように渾然一体となった詰め合わせの駄菓子です。う~ま~!

包装紙は都の碁盤の目。お土居で囲われた中が本当の京都っと言う感じ。
帰りの道中は睡魔と戦いながらの雨中航行でした。
明日はディーラーにてセーフティーチェックと夏タイヤへの交換。
アウトバックも夏バージョンです。
皆さんもセーフティードライブで! 😊👍
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海軍(陸軍)・海自関係 | 日記
Posted at
2023/04/15 23:37:09