東北旅行６泊目　肘折温泉→出羽三山神社→酒田市

皆さん、おはようございます
今朝は寒かったですね～　京都府南部は14℃　今（1100）でも17℃しかありません
一段と季節が進みました　今日から外出中はジャケットを着てます




東北旅行6泊目です
山形県月山の北中腹、肘折温泉を出発し、出羽三山（出羽山、月山、湯殿山）それぞれの山頂にある神社を統合した、出羽三山神社の参拝を経て、山形県日本海側、北前船で栄えた酒田市を目指します


まさしく秘湯という言葉がしっくりとくる、山奥の肘折温泉を後にします

秘境＆秘湯でした　又来たいですね

羽黒山自動車道で出羽三山神社を目指します





神社駐車場から参道を進みます

途中、石碑が・・・参拝者の方々は注目しませんが、私はなんやろ・・・？



蜂子皇子御墓（はちのこのおうじおんはか）
説明には、崇峻天皇の皇子で、霊場出羽三山を開いたとのこと
奥には宮内庁管理のお墓がありました（東北地方では唯一の皇族墓）
観光客の方々は、素通りされる方がほとんどでした　開祖なのにね～

まもなく歩くと本殿が







大きい本殿ですね～　茅葺きの厚みと造形も独特です
軒下から見上げると、そのゴツさに圧倒されます
こちらの本殿を拝礼すると、羽黒、月山、湯殿の各神社をお参りしたのと同じとのこと　ありがたや　ありがたや　今後の旅の安全をお願いしました

山上を車で10分程降りて、国宝五重塔へ

鳥居をくぐり、山道を10分程歩きます　入口で案内の女性から、さっき五重塔周辺で熊が出たから注意してとの言葉がありまして、えらく緊張してきました
家内の背中バックにカランコロンと熊除け鈴が野太く鳴るのが頼りです

途中に清流あり、瀧ありと雰囲気があります

霊験あらたかな、霊場という感じがしてきます


爺杉という樹齢千年以上の御神木が、五重塔の近くにあります
歴史がありますね～　

国宝の五重塔です



近くに寄ってつぶさに、観察すると朱色ではなく、白色の塗料が塗られていたようです　奈良興福寺では貝殻から作られた白色塗料を塗られていますので、同じか？

お日様が当たる方向から

杉の枝が邪魔ですが、日が当たり暖かな印象になります
五重の屋根のプロポーションが秀逸ですね～　日本建築の真骨頂です　五重塔は

出羽三山を後にして、酒田市内に入ります
江戸時代、全国一の豪商として知られた本間家の本邸を見学します



旗本二千石の格式を持つ、武家屋敷がそのまま現代に残っています
築地塀の長さが、敷地の広さを物語っています
京都では、民間でこれくらいの大きさのお屋敷は、数える程しかありません（千家など）
武家では二条城に立派に二の丸御殿が現存していますが、民間ですから貴重です

内部は撮影禁止の為、写真はありません　定期的に絵画や掛け軸など変更されているそうですが、行った時の床の間の掛け軸が、山本五十六元帥の書が掛かっていたのは奇遇でした
又、違い棚のふすま絵が、日本海海戦時の様子を描写したものだったのも、奇遇
色々東北の土地で海軍との繋がりがあったことを発見できたのは勉強になりました

若葉旅館に到着　NHK連続ドラマ「おしん」と関わりのあるお宿だそうです













長旅中、揚げ物が無かったので、トンカツが出てきた時は、ときめきました😊
どの料理も、地酒も大変美味しくいただきました
ドラマ「おしん」撮影中は、関係者がこちらの旅館を、定宿にしていたとのことで、たくさんの写真パネルが展示してありました
女将も仲居さんも皆さん親切で、酒田もいいとこでした
翌朝は海まですぐでので、歩いて魚市場まで散歩しました
本日の走行距離：113km　積算距離：1,074km
😊👍