
皆さん、こんばんは。
今日の京都府南部地域は、雨が降ったりやんだりで涼しかったです。
関東方面の方は台風が北上中ですね。用心なさってください。
日曜日は、平安神宮の結婚同窓会から、KKR京都くに荘にタクシーで直行、宿泊しました。

国家公務員共済組合が全国で運営する、ホテル(旅館)です。
我々一般人も泊まれます。
本当は蹴上の都ホテル(現ウェスティン都ホテル)に宿泊したかったんですが、ハイクラスなんでね~(25年前はこちらで泊まりました)
それと外国人が多そうだったんで、遠慮しました。
少し早いチェックイン(1400前)でも、快くお部屋に入れていただきました。
お部屋は鴨川沿いの303号室。

窓からは如意ヶ嶽の大文字が正面にギリギリ見えます。
8/16お盆の送り火ですと、4階か5階がいいですね。

元々このホテルが建つ土地は、明治32年(1899)から戦後まで、昭和天皇の皇后、香淳皇后の実家である久邇宮(くにのみや)家の京都別邸があった場所です。
ホテル建設時に宮邸のお庭を極力残して、計画されたとのことです。
香淳皇后のお生まれは、東京の宮邸ですが、こちらの別邸にも、何度かお泊りになり、思い出がお有りのようです。
大浴場がありますので、一人貸し切り状態で汗を流します。
少しお昼寝後、大学1回生の長男が合流し、晩メシのスタート。

鴨川会席。先付けは京都らしい水無月を豆腐にしたものから。

佐々木酒造 西陣 特別純米を冷酒でいただきます。

お刺身はいくつかつまんだ後です。

玉乃光酒造 玉乃光 純米吟醸 みぞれ酒 こんなとこでなかったら飲めませんので、ついつい注文。あとからよ~まわってきます。

お皿に、香淳皇后の御歌。

京もち豚と夏野菜陶板焼。

滋賀県産のこしひかり。全部のお料理を美味しくいただきました。
食事会場は2階の広間でした。見渡す限り広いお席はお客さんで埋まっており、その全てが日本人です。今時の京都では考えられません。
それに給仕をしてくれる仲居さんも全て日本人で、落着いて食事出来ました。
香淳皇后の御歌(みうた)が書かれたお皿に私が感嘆の声を上げますと、すかさずベテランの仲居さんが説明していただきました。
昭和56年(1981)の滋賀国体で昭和天皇と香淳皇后がお越しになった時、京都にも行幸啓され御所でお茶会がありました。
滋賀県からの移動時、鴨川の向こうから、こちらのホテルの辺りを車から眺められ、次の年の歌会始で歌われた御歌であるということを説明いただきました。
香淳皇后御歌
「鴨川の
ほとりにいでて
眺めやる
荒神橋は
なつかしきかも」

右は鴨川に架かる荒神橋(こうじんばし)。明治の昔も今もここに架かっていて、市民の憩いの場です。飛び石伝いに川を渡れます。

鴨川の上流を見ます。三条~四条~五条の床がある風景もいいですが、この辺りから上(かみ)も雰囲気あっていいですね~。落ち着きがあり、好きですね。
朝食は割愛しますが、美味しくいただきました。
仲居さんも気遣いがあって、気持ちの良いホテルでした。
ここは京都の穴場ホテルですよ~。
外国人が、まったくいないのがいいですわ。(客もホテル側も)
古いですが、清掃が行き届いています。
SNSの口コミには、悪いコメントもありますが、なんのなんの。いいですよここ。
年末から改修工事に入りますので、リニューアル後には又来たいですね。
今度の食事は外にしようかな。ホテルの周辺にも食事処けっこうありそうです。
帰宅後、平安弥生会から銀婚の記念品をあけてみました。

お~中々渋い蒼龍です。奈良明日香村のキトラ古墳の四神や~。

夫婦揃って、嬉しい二日間でした!
😊👍
Posted at 2025/06/24 18:49:46 | |
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