
皆さん、こんばんは。
今日の京都府南部地域は、京田辺で38℃くらいまで上がりました~💦
昨日とは違って、青空がスカッと広がって、ええ天気でした。
さて、先週末は京都安全保障フォーラムが同志社大学で実施され、参加しました。
○主催:京都安全保障フォーラム実行委員会
○共催:防衛省自衛隊 京都地方協力本部
○後援:朝日新聞京都総局、京都新聞、産経新聞京都総局
挨拶:同志社大学 心理学部 余語教授
第1部 「国際法・国内法から見た国民保護について」
講師:京都産業大学世界問題研究所長 岩本客員教授
第2部 「国民保護の必要性について」
講師:防衛大学校 加藤教授
第3部 「我が国の国民保護訓練の現状について」
講師:陸上自衛隊 第4施設団副団長 荒関1等陸佐
第4部 「京都市の国民保護施策について」
講師:京都市原子力災害対策・広域連携課 高原課長 元陸自1等陸佐
初めて同志社大学今出川キャンパスに入ります。
京阪電車出町柳から京都市バスに乗り、同志社大学前で降ります。

正門。今出川御門交差点、北西角にあります。

正門の道路東向かいには、啓明館(登録有形文化財)。

正門の東側道路の奥に見えるのは相国寺(しょうこくじ)総門。
古い話しですが、昭和が始まって今年で100年。
昭和3年に京都で昭和天皇は即位の大礼をここ京都御所で挙行されました。
帝国海軍儀仗隊はこの道路奥にある相国寺を屯所に定め、11月9日から駐屯、11月10日即位礼当日の儀では、相国寺総門を出、京都御苑今出川御門から入りました。

正門前の今出川通り南向かいは京都御苑、今出川御門です。
開催場所の良心館に入ります。

会場には、聴衆50名くらいでしょうか。学生から高齢の方までおられます。
京都安全保障フォーラムは、今回で9回目になります。
今回初めて参加させていただきましたが、非常に有意義な講習会でした。
(講演は写真、動画撮影禁止のため、写真はありません)
テーマは「civil defense シビルディフェンス (民間防衛)」
地震、台風大国の我が国では大規模災害に於いては、自衛隊への出動要請を阪神淡路大震災での苦い経験(初動が遅れた)から、東日本大震災での迅速な自衛隊と米軍の活動が有効に機能し、国民からも東日本を機に自衛隊の信頼が深まりました。
しかし、自衛隊の本来任務の外国軍との戦闘・防衛を疎かにしてはなりません。
今後予想される、南海トラフ大地震をはじめとする、各種災害において、民間で出来ることは、家単位及び自治会単位で自治体の主導の下、あくまで自主的に活動しなければなりません。
今、既に始まっている、台湾周辺事態での中共軍の活発な活動により、陸海空自衛隊はかなりの人員を割いています。
本格的な防衛任務が発動されたときに、いつ何時南海トラフ大地震が襲ってくるかも知れません。
中共軍は日本が大震災に直面している時に乗じて、侵略を開始するかもしれません。民間の我々も大震災と国防の二正面作戦を強いられる場面があるかもしれません。
民間防衛活動中は、組織及びその要員は尊重・保護される(攻撃対象外)
(1977年ジュネーブ諸条約第1追加議定書)
とあり、下記の標章を掲示しておれば、民間での防衛活動は攻撃対象外となります。

民間防衛を表す、国際的な特殊標章。今後都道府県自治体に早急に浸透してもらわねばなりません。腕章、旗、車輌への掲示など。
現在まったく、国民に浸透していません。

国民は誰でも知っている、赤十字標章。
しかし、この標章も攻撃対象外ということを、国民はどれだけご存じか?
『戦争と災害の二正面作戦に、我々も今から備えましょう!』
ということをつくづく思い起こさせていただいた、フォーラムでした。
まずは3日分の食糧と水を備蓄することから、はじめましょう。
👍👍👍
Posted at 2025/07/07 22:41:44 | |
トラックバック(0) |
自衛隊関係 | 日記