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昭和16年（1941）12/10、数日前のハワイ海戦の完勝に続き当時イギリスの植民地であった現在のマレーシアのクァンタン沖海域で、イギリス東洋艦隊旗艦の戦艦プリンスオブウェールズと戦艦レパルスを世界で初めて航行中の戦艦を航空攻撃で撃沈した海戦です。

この海戦で太平洋の米国主力艦（戦艦のこと）、英国主力艦がほぼ同時に撃沈乃至は大破し今後約6ヶ月間行動不能に陥ったのです。
世界中を日本の海軍力で震撼させると共に、国中を大興奮させるニュースでした。

この大戦果に急遽作曲された軍歌を紹介します。
「英国東洋艦隊潰滅」です。
高橋掬太郎作詞、古関裕二作曲、歌は藤山一郎。
12/12海戦当日のニュースと一緒に発表されました。
やはり古関裕二先生は天才です。ほぼアドリブですよ、この曲は。

大戦果に国民が沸きに沸く興奮が伝わってきます。曲中の「プリンスオブウェールズ」の歌いにくいであろう部分を藤山一郎が非常にリズミカルにテンポ良く歌っているのが小気味いい。
映像も大変貴重です。CGも一部ありますがほぼ実写映像です。
搭乗員が機内で航空糧食をほおばっていますね。かやく御飯とか鶏肉の甘辛煮とかを旨そうに食ってはります。皆若いですね。九六陸攻は搭乗員が7名。
この方々が身を挺して日本🇯🇵を守って下さいました。

私の好きな軍歌の一つです。