
皆さん、こんにちは。
毎日、お暑ぅございます。くれぐれも体調にご留意を。
私事で申し訳ありません。
本日、お墓の建碑式(けんぴしき)と納骨を行いました。
我が家は、親父の代で分家してますので、私の代でお墓を建てました。
暑い中、親族のみで法要です。

浄土真宗本願寺派。お西さんです。
昨今は、墓終いの風潮ですが、親父の思いを尊重し、本日お墓を建立しました。
これで、私の人生の中で最大の役目を果たせたかなと思い、あとに続く長男にも
「頼むで!」と。
大学1回生の彼も「よっしゃ、引き受けた」と言うてくれてます。
「もう、やることやったし、いつ死んでもええわ~」と私。
先週の日曜日に、親父の田舎の滋賀県湖西に親元の墓参りと氏神さんへお参り。

先祖代々のお墓にお参りし、建碑式と納骨を報告。
そのあと、親父の実家からまっすぐ坂道を上がったところの、氏神さんへ報告。

親父は、昭和9年生まれ。昭和32年に大阪の建設会社に就職するまで、地元の農林会社に働き、田畑や山の家業を助けました。
このお宮さんの境内で、よく遊んだことでしょう。
お宮さんにも建碑式と納骨の報告後、琵琶湖の湖岸に向かいます。

お宮さんから、まっすぐに湖岸まで続くこの道を、親父は若い頃青年団に入り、5月のお祭りでは御神輿を境内から、湖岸まで担ぎました。
親父は小さい頃から、この湖岸で水泳術を学び、本人曰く「木戸のトビウオと呼ばれてたんやで」と。それだけ馴染みの深い琵琶湖でした。
湖岸に着いて、湖岸の石を集めて持ち帰ります。
お墓の納骨時に一緒に納めるためです。

お骨も一緒に持っていき、父母ともに仲良く湖岸に座って、嫁さんと孫が石を拾ってるのを眺めています。
湖岸から、氏神さんへと続くまっすぐの道は、親父の若い頃を夢想させます。

身体は小さいけれども、人一倍負けず嫌いで、近隣五社の神輿が集まる、5月のお祭りの時は、この浜での神事のあと、一番重たい木戸の神輿を張り切って担ぎ、お宮さんへと続くこの登り坂を登ったんでしょう。
生前の会話。「そりゃ~重たかったわい、しらふやったらな~力でぇへんけど、みんな御神酒よばれてな~、それで力でんにゃで~」。
これが故郷との見納めです。
建碑式と納骨式です。

まぁ~暑かったですね~。
納骨の時に、琵琶湖の匂いの籠もった石を納めます。
お骨は100年も経てば土になるんでしょうか。でも石は永久不滅です。

私も何年後になるか分かりませんが、ここに入ります。
南無阿弥陀仏。 父、母のお骨をやっと納めることが出来ました。

法事の後は、直会(なおらい)。
いつもお世話になっています、枚方市の兆(きざし)さんのお膳。
おいしくいただきました。

親父の実家の隣村。北船路(きたふなじ)の純米吟醸酒。無濾過生原酒。
甘口でアルコール度高め(17.5度)。美味しくいただきました。
肩の荷がおりました。
人生の後半戦も、頑張ります!💪
😊👍
Posted at 2025/07/13 18:34:37 | |
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