
昨日は本年5月以来5ヶ月ぶりに舞鶴へ行ってきました。
目的はタイトルの慰霊祭に参加するためです。
雨予報でしたが、当日は曇り空18℃くらいの気温で暖かかったです。
こちらの慰霊祭にはここ20年ほど参加させていただいてます。
先の大東亜戦争と建軍以来の戦いに於いて国の御楯となり、戦塵に散り戦禍に斃れた舞鶴鎮守府管下4万余柱の御霊に慰霊追悼し、御遺族、多々見舞鶴市長、管下地方関係者、地元自治会、国会議員以下議員、有志団体、海上自衛隊員など大勢の参加者が平和への思いを新たにしました。
海上自衛隊参加者は下舞鶴地方総監、幕僚長、4術校長、3護群司令他各所轄長、みょうこう艦長以下各護衛艦艦長、各護衛艦先任伍長、舞鶴音楽隊、儀杖隊など。

正面の慰霊碑前に祭壇が飾られています。コロナ渦の開催で席間隔は広いですね。

開式1100(ひとひとまるまる)5分前となりました。
海自幹部が着席しているテントの外では儀杖隊が銃を持ち整列完了。

音楽隊もスタンバイ完了。
下総監が着席され開式です。空気がピリッと張詰め、厳粛な空気の中始ります。
〇開式
〇国旗、軍艦旗掲揚
・一同起立 「10秒前!」号令 ラッパ「気をつけ」 一同旗竿に注目
・「時間!」「上げー!」号令 両旗掲揚 ラッパ「君が代」 一同敬礼
〇黙祷
・国の鎮め演奏の下、脱帽の敬礼
〇祭主彩文 舞鶴海軍墓地護持会 会長
〇追悼の辞 舞鶴市長、海上自衛隊舞鶴地方総監
〇追悼のことば 海軍倶楽部 代表
〇追悼電報披露
〇弔銃発射 司会者より「大きな音がしますので注意ネガイマス」
・儀杖隊指揮官先導の下、儀杖隊正面祭壇前に一列横隊で整列
・「右向け右!」号令 祭壇に対し右向き
・「弔銃用意!」号令 祭壇正面45°上方に銃口を向け引き金に指を添え静止
・「てーっ!」号令 空砲一斉射 発射後直ちに「命を捨てて」を速く演奏
・上記を4発(だったと思います)発射
〇献花 参加者全員が祭壇に献花 「ロマネスク」演奏
〇奉納演奏 海上自衛隊舞鶴音楽隊
・陸軍分列行進曲 ・若鷲の歌 ・艦船勤務 ・行進曲軍艦
〇国旗、軍艦旗降納
・一同起立 「10秒前!」号令 ラッパ「気をつけ」 一同旗竿に注目
・「時間!」「降ろせー!」号令 両旗降納 ラッパ「君が代」 一同敬礼
〇閉式

儀杖隊と音楽隊(舞鶴の情報発信Maipress2020/11月配信)

海自関係者の献花 (京都新聞2020/10月記事)
元軍人の方は年々少なくなり、今回は1名でしたか。車椅子でご家族が介護される中お越しになっていました。
やはりこの日この場所で戦友に会えるとの一念でお越しでしょう。
英霊も含めてこの方々が今の日本を身をもって守ったのだと感謝に堪えません。
日本軍は海軍も陸軍も精強無比だったのです。戦前は悪だとの戦後教育はアメリカが日本人のこの精強無比を削ごうと牙を抜いたのです。
その精強さを一番よく知っているのは共に戦ったアメリカ軍人なのです。
現在の米海軍が海自との関係が非常にいいのも先の大戦での日本軍の戦い方に「敵ながらあっぱれ」との気持ちを持っているからなのです。
戦後、マッカーサーが「大東亜戦争は日本の侵略戦争ではなく自衛戦争だった」と吐露し、正当であったと認めています。
これを戦後の方々は忘れています。というか知らないのではないでしょうか。
行進曲軍艦の奉納演奏を聴きながら軍歌を口ずさみますと涙がにじみます。
この歌詞に島国日本を護る先人の気概が凝縮しています。
1.守まもるも攻(せ)むるも黑鐵(くろがね)の
浮󠄁かべる城ぞ賴(たのみ)なる
浮󠄁かべるその城日の本(もと)の
皇國(みくに)の四方(よも)を守るべし
眞鐵(まがね)のその艦(ふね)日の本(もと)に
仇(あだ)なす國(くに)を攻めよかし
注釈):黑鐵の浮かべる城=軍艦、仇なす國=攻めてこようとする国。
2.石炭(いわき)の煙は大洋(わだつみ)の
龍(たつ)かとばかり靡(なびく)なり
彈(たま)擊(う)つ響きは雷(いかづち)の
聲(こえ)かとばかり響(どよ)むなり
萬里(ばんり)の波濤(はとう)を乘り越えて
皇國(みくに)の光輝かせ
注釈):わだつみ=大海原
一般の方も参列できます。国を憂う各氏は参加されてください。
心が洗われます。闘志が沸いてきます。
静寂な森の木漏れ日の陰に英霊が会いに来ておられるのがわかるはずです。
舞鶴海軍墓地 住所:舞鶴市字余部上
舞鶴市所管、舞鶴水交会と舞鶴海軍墓地護持会が維持管理、海自が協力。