風越 龍のブログ一覧

この日は某所に櫻を求めて出かけましたが…。
出遅れたせいもあり、駐車場は満車。
係員に聞いても、満車しか言わない。
他に交通手段は？、満車です、しか言えない。
自分が警備員やってた時、こんな人材は研修で辞めさせられた筈ですが…。
人材難も極限になってきている模様です。
しかも暴言を吐いている警備員も見かけた(というか生の声を聴いている)、最悪な気分で自宅方向に向かっている途中で見かけた櫻たち。
少しだけ、マシな気分になりました。




散りはじめているけど…。
八重の色もまた艶やかで染井と違う装いに目を止めます。




枝から咲く櫻。




斜光に浮かぶ櫻たち。




八重と染井。




風に揺れる櫻たち。
その瞬間を待ってJupiterで…。




櫻の産毛まで映る…。
Jupiterってのはどうなっているのか…。
よくわからないけど、恐ろしいレンズです。




急に風が吹き出し…。
ちょっとだけ、櫻ノ雨を…。




もう1枚。
思いっきり散る姿をとらえたかったのですが、諸般の事情で今回は叶わず…。

思い描く姿で撮れない。
タイミングもまた実力なので、仕方ない。
無力さを感じつつ、この日は撤退しました。

夕暮れ時の色に染まる八重櫻。




シルエットになりつつ…。
色が濁り写真には辛い時間になります。




蒼空に浮かぶ櫻。



明るく取れば背後の櫻もまた浮かぶのですが…。
蒼空を活かすために闇に沈んでもらいました。
日中の姿もよし、夕暮れ、陽が沈む直前の姿もまた良いものです。

わいわい、にぎやかな感じで咲く櫻たち。




その宴のあと。
大地に還り、何かの出発点になる、その前の姿。
…傍目には私も、こうなのだろう…、と思いながら1枚。




ソビエトレンズで手持ちマクロ。
無茶苦茶な事をしていますが…。
それに応えてくれるJupiterもまた凄いレンズです。




櫻と一口に言っても、色々な種類があり、見た日の感じ方でもまた違う。
そんな事を考えつつ撮ってみるのですが…。
このJupiterの描写力が凄すぎて、そんな事はどうでもいい、と思います。
ざっくり60年以上前のレンズなのに花の一筋すら映り込む。
その力の前にはなんと無力なことか。




サンバーに舞い降りた櫻。

山の中に咲く櫻たち。




ふわっ…と。




水面に落ちた櫻の花。
OLDレンズ、Jupiterで撮ってみました。




今年は…。
櫻ノ雨を見られなかったのが心残り…。




淡い薄紅色の帯が続く…。




櫻ノ雨を待ちましたが…。
ダメでした。




刹那に咲き、刹那に散る…、からこそ散り際の潔さがある。
また見たい、櫻ノ雨。




写真では分かりませんが小雨模様。
しっとりと濡れた櫻。
今年も咲いてくれて、ありがとう。

光の加減ですが…。
櫻の枝の一部が輝きを増してゆく。

光が舞い、踊る、刹那の時。
刹那の花にこそ、その時は相応しい…。
と、思います。