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風越 龍のブログ一覧

2021年12月09日 イイね!

静寂

静寂廃線のトンネル。
自身と同伴者以外、ほぼ音を立てる者が居ない世界。
都会の喧騒の中に身を置くと時々、静か過ぎる場所は心地よいものです。

静かゆえに、私には吊掛けモーターが響いていた頃の音が聞こえてくる。
…ような気がします。
僅か40年位には旧国天国でしたものね、この路線は。
Posted at 2021/12/09 21:45:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | 鉄道廃墟 | 日記
2020年01月27日 イイね!

タウシュベツ川橋梁へ 終章


何処から見ても美しい表情を見せてくれる。
それがタウシュベツ(川橋梁)。
その往時の姿を偲びながら…。




雪山をバックに映えます。




今でこそ小さな沢の流れですが…。




かつては滔々と流れるタウシュベツ川を跨ぐ橋だったのです。




その川の流れは今や、小さくはなってしまいましたが…。
でも、往時を偲ぶ姿を見られて満足です。




堂々とした橋梁。
大夕張の白銀橋といい、私が魅かれるのは廃か無くなるものばかりです。




かつての国鉄士幌線の築堤とタウシュベツ川橋梁を望む…。




そして楽しいツアーも終わりの時を告げられ…。
路盤跡を歩き車に向かいます。




一歩間違えると羆とすら出会ってしまう森深い場所です。




糠平湖が満水の頃、打ち上げられた木々。




さようなら、タウシュベツ川橋梁。




後ろ髪をひかれつつ、路盤跡を歩き車まで戻ってしまいました。
楽しい時は光速で流れるかのようにあっという間に過ぎ去り…。
お別れの時です。
Posted at 2020/01/27 21:00:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | 鉄道廃墟 | 日記
2020年01月24日 イイね!

タウシュベツ川橋梁へ 其の3


タウシュベツ川橋梁と雪山。




アーチ橋と青空。
こんな青空、最近全く見ていません。
空が青いだけでいう事はない。
そんな気持ちです。




とはいえ、十勝沖地震などで傷ついたタウシュベツ川橋梁。
何時までこの姿を留めてくれるのだろうか…。




当時の材料が姿を現すのは興味深いのだが…。




時の流れは無慈悲だ…。




此処をSLがけん引する列車が走っていた。
当時は注目されることなんてなかっただろうけども…。
今となってはその一枚が貴重な歴史的資料です。




タウシュベツ川を越えるための橋。
存在感と共にその凛とした姿には今時の橋は敵わない。
ベイブリッジもゲートブリッジも大きさでは勝っているけれどね…。




当然、築堤も当時モノ。
ここを汽車が走り、十勝開拓が進んだこと。
鉄道があったからこそです。
その存在に敬意を。




沢山の石が詰まった橋梁。
戦前の職人達が積んだ石たち…。




今時の曲げ機ではなく、ジンクロのようなもので曲げていたのかな・・・・。
歪んだ曲線もまた綺麗なものです。




廃なものは大地に還る。
その姿は途中でも、還った後でも美は変わらない。




立入禁止のタウシュベツ川橋梁の上を…。




表面が剥離し、傷みが進む…。
コンクリートはアルカリ性が保たれないとダメなのに…。




フック筋が雪山に映えます。




こんなにも表面が剥離したコンクリートアーチ橋・・・。




私らの世代が鬼籍に入る前に崩壊してしまうのでは…と心配です。
でもケセラセラ、なるようにしかならないのですが…。
Posted at 2020/01/24 19:19:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | 鉄道廃墟 | 日記
2019年12月31日 イイね!

タウシュベツ川橋梁へ 其の2

2019年もあと3時間強で終わりです。
今年はいかがな年でしたか?。
良き年になった方も沢山いた事と思います。
私は散々な年になってしまいましたが…。
来年こそ良き年になる事を願ってUPします。



糠平湖の水溜まりに映るタウシュベツ川橋梁。




4月末の北海道ではまだ冠雪。
かつての森の跡、切り株は数十年経った後でもそのまま…。
樺の木が多い川、という木が多いというタウシュベツの意味を思い浮かべながら・・・。




国鉄士幌線。
勾配が25‰もある山岳線でした。
景観を気にしつつ勾配も緩和もかんがえながらの設計、敷設は想像を絶する苦労があったと思います。
でもその結果、今でも見事なコンクリートアーチの橋梁が残されています。
もっとも、何時までこのコンクリートアーチが見られるか疑問ですが…。




北海道の厳しい環境に耐え、地震にも何とか持ちこたえ…。
想像を超えた耐久力を発揮してくれたからこその姿。
それを見られた事だけでもこの世にいた事に感謝…なのかもしれません。




橋のたもとへ。
初めて訪れてから、はや10年以上の時が経ちました…。
あの時から自分は成長したのだろうか…。
感覚的にカミソリのように切れ、日本刀のようにしぶとく切れる刃物にはなっていない…。
それだけは思うこと…。




此処が現役の頃に思いを馳せ…。
ゆったりと流れる川のほとりで、のんびり煙草でもふかしながら無為な時間を過ごす…。
何も考えずに、ありのままの景色を見ながら…。




タウシュベツ川橋梁の上。
一応は規則を守りながら…。
此処でSLがけん引する列車が走っていた。
機関助手が苦労する路線だっただろう事を思いながら…。




コンクリートアーチ橋と共に優しいアーチを描く橋のたもとのアーチ。
こういう景色を見ていると心が穏やかになる…。
ずっと見ていたい。
ゆっくりと煙草でもふかしながら…。
そして酒でも飲みながら…。
そんなささやかな願いも叶いそうにない…。




タウシュベツ川橋梁は何処から見ても絵になる。
ツアー客が居る中で、誰も居ないよ…的に撮るのは結構大変(笑)。




以前、といっても10年以上前は林道も車で簡単に入れましたが…。
今はゲートも施錠され、ツアーかあらかじめカギを借りないと簡単に近づけなくなりました…。
でも、まあ気軽に近寄るには羆も居るし、道も悪いし問題あり。
なので仕方のない事なのでしょう。




1939年、使用開始。
80年前の鉄筋がむき出しに…。

100年位前に生まれた職人が造ったタウシュベツ川橋梁。
それがいまだに姿をとどめている事に驚きと敬意を。




深いコンクリートに埋もれた筈の鉄筋がむき出しに…。
時が経ち、人の手を離れた人工物の末路なのですね…。




北の大地の風雪に耐えてきたタウシュベツ川橋梁も、補修しなければただ朽ち果てるだけ…。
補修してあげたい…。
でも、そのままの姿で朽ち果てるからこその魅力も捨てがたい…。





いつ見ても、何度見てもその輝きは失せる事が無い。




綺麗すぎる滑らかなアーチ。
自分にとってどんなアートも敵わない。




こんな景色を見られて満足です。
後は感性に任せて撮りまくり…。
もう少し続きます。
Posted at 2019/12/31 20:47:00 | コメント(2) | トラックバック(0) | 鉄道廃墟 | 日記
2019年10月15日 イイね!

タウシュベツ川橋梁へ 其の1

バタバタとしていたら気が付けば1か月以上、放置していました…。
ゆっくりとですが再開します。


訪問は2019年4月、宿泊した宿のタウシュベツツアーに参加しての撮影です。
カットは士幌線旧路盤跡。




この森を抜けた所に…。
タウシュベツ川橋梁が待っている。




糠平湖の満水時に貯まった流木たち。




六十数年前の切り株が残る糠平湖の湖底。




見えてきました。
切り株と共にタウシュベツ川橋梁が…。




ダム湖底なので踏む場所を間違えると膝位まで潜ってしまうので登山靴程度では太刀打ちできません。

逸る気持ちを抑えてガイドさんの指示に従って慎重に進みます。




糠平湖の湖底にはかつての森の跡が。
緑深き森のかつての姿を想像しながら橋梁を眺めます。




崩れかけている、とは言えなんと優雅なアーチ橋なのでしょう…。
景観に溶け込み材料は現地調達、という難題を解決した答えは半世紀以上経ってもなお陳腐化する事無く見る事が出来ます。
Posted at 2019/10/15 20:40:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 鉄道廃墟 | 日記

プロフィール

「運転中にDQNに絡まれたとき http://cvw.jp/b/331167/48553963/
何シテル?   07/20 21:59
正式名称:風越 龍(ふうえつ りゅう)です。 写真(もっと技術が欲しい・・・)とステアリングを握って出かける事が3度の飯より好きです。車はテリオスが初です...
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