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風越 龍のブログ一覧

2012年07月10日 イイね!

久しぶりの飯田線廃トンネル 其の1


久しぶりの飯田線廃トンネル。
だいぶ巡回が厳しくなったようです。
でも、そんな事は・・・・・。

早速、柵を乗り越え侵入です。
相変わらず静かで綺麗。

中途半端にレールが残されているのも、そのまま。




MG・・・・。
電動発電機?。




レンガ積みのように綺麗なトンネルの天井。




銅の色でしょうか・・・。




モノクロ撮影ではないけれど・・・。
このシンプルさ。
モノクロ調のような色合いもいいね。




トンネルを抜けると、草木の飲み込まれそうな鉄橋が・・・。




吊り掛けモーターを響かせて、ゲタ電が走っていた。
天龍の水面(みなも)にも、その姿は映りこんでいたのだろうか・・・。




放棄されて、数十年。
それなりに傷んでいる。




酸性雨という病魔に傷められた天井。
石灰のツララが出来ていた・・・。




微妙に回り込んだ光。
うっすらと浮かぶレール。

ここのトンネルは絶品だ。
間違いない。




明り取りからの光。
明るく、暖かい。




ここもまだ、そのまま残っていた。




突然途切れたレール。
意味があるのか、無いのか。




随分と枕木の間隔が広い・・・。
コレもまた謎だ。




もう、ここまで来ると真っ暗闇。




いつもの水没箇所。

今回は今までと違う。
それはウェーダーを持っていったこと。
次回はウェーダーで水没区間突破の画像です。

初めて見たこの先。
謎が解けた今回の探索。
行って良かったと感じます。
Posted at 2012/07/10 23:13:04 | コメント(3) | トラックバック(0) | 鉄道廃墟 | 日記
2011年06月07日 イイね!

熊ノ平 番外編


アプト旧線トンネルと、加速線トンネル。
列車交換のため入線し止まると、いくらアプトとはいえ勾配のため走り出せない。
その為、僅か300メートルほどの水平区間で加速をつけて登っていたという。




加速線トンネル。
この国の鉄道史における最大の難所、横軽。
国家戦略上必要じゃなければ、こんなにも激しい場所に鉄道なんて敷設しないよなぁ・・・。
その生き証人であるトンネル。
レンガが、美しいトンネルです。




普段とちょっと違う撮り方を・・・。
にゃご先生さんが、時々やっていて、ををを!!って思う事がありました。

まあ、真似です。
撮り方に関して。
でも、いつもと違う見かたをするってのも、面白い。
人生、常に勉強だね。

それとポータルのサイズが違う。
当初よりも輸送量が増えて、延長したのでしょう。
という事はアプト式の頃は、すでに輸送量は限界に達していたってことだね。




加速線の終点付近。
少し前まで、猿がいた。
私を見たら・・・逃げた。




地明かりを生かして・・・。

しっとりと濡れた木の葉。
そして濡れた大地。
意図的にノイズカット(雑音を無視)していると、限りなく静かです。

この地も、怒りや悲しみは無かった。
静かに、そっと包み込んでくれた。
その事が、とても嬉しかった。




さあ、にゃご先生さんを待たせているので・・・さっさと戻りましょう。

トンネルって、とても好きです。

穴があったら突っ込み(突入)たい。
気になる穴は、入って見ないと気が済まない・・・。
困ったヲッサンです。




旧信越本線のトンネル。
ここを特急や各駅停車の電車が・・・・。
EF62や、補機のEF63が活躍した路線。

でも徐々に仕事を奪われた山男のEF62は、平坦線での弱め界磁を使った高速運転を強いられ・・・。
命を削って働いた。
新幹線にならなかったら・・・。
まだ生き残っていたんだよなぁ・・・・。
それと、あんなムゴイ使われ方も無かっただろうに。
其の点、EF63は専用機ゆえに最後までこの地で人生を全うした。

人も機械も、究極の選択をさせられるものなのか・・・。




本来なら押すと・・・。
パッ・・パッ・・パッ・・パッ・・パッ・・・・・・と蛍光灯に明かりが灯った・・・。
今は押しても・・・点かなかった。
当たり前か・・・。




本線を名乗ること、それは有事は軍事列車を走らせ、国家と国民を守るために働くことを意味する。
故に戦略拠点のひとつです。

かつて某国では鉄道の駅の撮影は禁止。
駅の規模から兵隊をどれくらい輸送できるか、判別できるから。

この国って、空から国を撮影してTVで放映なんて・・・。
愚かな国だ。
簡易版であっても地区限定でも、3Dマッピングが出来るじゃないか!。
亜細亜の某国など、喜んで録画しただろうよ。

こういう売国奴的な番組は、国防上禁止してほしい。
確かに見るだけなら、楽しい点は認める。
でも止めて欲しいよ、放映を・・・。
もっとも私程度の庶民が騒いだところで、どうにもならんだろうが・・・。

ああ・・・涙が出るくらい日本って素晴しい。
そんな事も分からぬとは。




怖いのは坂を下りること。
機関士は軽井沢から出発し、電気ブレーキがかかるまでは心底ビビリまくるほどのプレッシャーだったらしい。
でも電気ブレーキさえかかれば・・・・。
鼻歌交じりになったそうだ。
それくらい極端なほど、電気ブレーキがかからないって事の恐怖を物語っていると思う。

それと電車は時速38キロだったかな・・・。
制限速度は。
ソレを越えてしまったら、騒いでも何をしても、総理大臣が何と言おうが、もう止めれられない。

実際、過去に事故はあった。
ソレゆえに、鉄道からしたら止めて欲しい区間だったはずだ。




今回同行していただいた、にゃご先生さんのスイフトスポーツ。
小さくて峠を攻めたら楽しそうです。
テリオスじゃ攻められないですから・・・。
もっとも、腕が無いから余計です。


熊ノ平編、終了です。
余所者が侵入したけど、見て見ぬふりをしてくれた、この地の方々にも感謝です。
特に魂だけになった方々に・・・。
この方々に重きを置いてこの締めくくりとします。
Posted at 2011/06/07 22:19:07 | コメント(6) | トラックバック(0) | 鉄道廃墟 | 日記
2011年06月05日 イイね!

熊ノ平変電所跡 其の5


古い生地の長椅子。
国鉄の旧客に使われていたもの・・・に見えて仕方ない。




2階と1階を結ぶ為の、配線用の穴と思う。




何かを収納するための、整理棚のようなものでしょう。




実際は、こんなにも真っ暗・・・。




補助光で、足りない部分を補って・・・。




もう一回、自然光だけを生かして・・・。
手前に転がる記録用紙が、悲しい。




廃なモノ、ましてや扉。
開ける時は非常に怖いが、ここは開いていた。
扉って、ドキドキしますね。




石油ストーブ。
火をつけると、カンカン・・・って音がしながら暖まりだす・・・。
寒い場所なので、必須の備品です。




シャッターに絡む蔓。
ああ・・・廃だね。




ガイシらしきものが・・・。




ありました。
変電所ですから、当然といえば当然です。




本線ですから、立派な設備です。
現役でしたら、ヤバ過ぎて近寄れない場所です。




幌内を思い出します。
炭鉱の変電所を・・・・。




役目を終えた人工物。
それは緩やかに、でも確実に、大地に飲み込まれつつある。




電気関連の廃。
好きです。
ホッとする・・・というか。
でも何故?と問われると、理由は分からない。




ここの機器は三菱。
岩崎弥太郎の三菱が。

これだけ豪快かつ繊細な男がいたら・・・と思う。
私など毎日怒鳴られっぱなしかもしれない。
でも、怒鳴られてもこの人だったら・・・。

北海道の経済を支えた会社の一つでもある。
学生時代、不勉強だね。
こういう偉人の造った会社ならば働いてみたい。
もう遅いけどさ。

某国政府のような会社では、いつまで(会社の)命があるか・・・。
強烈な個性を持っている、こういう男が必要なんじゃないかな・・・。
金太郎飴のような奴らでは、マトモな意見しかでてこない。
一発逆転には四角四面ではない、でも、ある意味優秀な頭脳も必要だよ。

岩崎弥太郎と同じ時代に生まれていたら・・・。
直接仕事を出来たら・・・。
毎日首の皮一枚で繋がったままで、でもエキサイティングな仕事だったのではないか、と思う。
もっとも廃なんてモノがリアルに稼動中なので、ソレを見たい・・・という衝動にも駆られるのだが。
過去に行ってみたいものです。
Posted at 2011/06/05 22:22:49 | コメント(2) | トラックバック(0) | 鉄道廃墟 | 日記
2011年06月03日 イイね!

熊ノ平変電所跡 其の4

ただいま、中野のステイのマスターに挽いてもらった豆でコーヒーを淹れて・・・。
中野って云っても、東京の中野じゃない。
思いっきり軟弱なコーヒーを楽しんでいます。
マスターに挽いてもらったコーヒーは・・・美味い。
もう7年くらいご無沙汰していたからなぁ・・・。

さて、本題へ。



廃の空気に包まれて。
この光・・・。
とても優しい。
暖かい。
包み込まれるがごとく・・・。

・・・外は豪雨と云っても良いくらい、降っているけどね。




何かの測定器の跡か・・・。




ちょっと、わざとらし過ぎたね。




廃は、一人静かに嗜むのがいいね。
複数でも、この静けさを一緒に楽しめる友ならば良い。

廃とは全身で感じるものだから。
そして心で感じるものだから。




通路。
実際は、相当暗い。
人間の目ってのは、非常に都合が良い。
それを表現しようとすると、ズルしなければ表現出来ない。
一発での表現は・・・難しいね。

ああ・・・・フォトショップ欲しい!。
あとPCも。




補助光で補って・・・。




左側のコンクリの壁。
この質感。

ハアハア云ってしまうほど、素晴しい。
もう、タマランよ。
こんなものを見てしまっては。




階段最上部だけは、トラ模様が・・・。

工場とか、改善で良く貼ったものだよ。
将軍様の統治する、業界の北○鮮とまで云われた企業に居た。

辞めたのは結果的に女に騙されたからだけど、けど脱北のキッカケだった、といえばキッカケだった。
人生なんて結果オーライ。
今が最高!って思えりゃ、それまでの人生なんて肥やしだね。

過去があるから今がある。
それだけ思えるようになれば十分だ。




もう一回、職員居室に。




ニクロム線電熱器ですよ!。
オレンジ色に光って、温めてくれるんだよね。
最近、見かけなくなったなぁ・・・。




胃腸薬。
職員の方の、不調を少しでも和らげてくれた薬。




小さな扉といい・・・。
廃って、そこに居るだけで幸せな気分になれるね。

もっとも白と黒の車の後部に乗せられてしまう危険性もあるのだが・・・・。
これが一番最悪な事・・・じゃない。
命の危険が一番最悪。
幸いこういう目には遭遇していない。
運がいいだけ、なのかもしれないが・・・。




中は・・・がらんどう。
何か機器があると思ったのだが・・・。




心地よい階段を下ります。




よくある事務机。




木製の棚とか、すりガラス・・・。
全身全霊で昭和!!と語ってくれています。

補修部品や取り説などを保管していたのか・・・。
Posted at 2011/06/03 00:03:16 | コメント(1) | トラックバック(0) | 鉄道廃墟 | 日記
2011年06月01日 イイね!

熊ノ平変電所跡 其の3


しっとりと濡れた空気。
その色を楽しみながら、2階に登ります。




ちょっと階段を登って・・・。




クレーン稼動の要、レール部分を眺めながら・・・。




侵入を拒まれるが如く、真っ暗でした。

人は光がないと、暗闇を畏れる。
夜の闇より、なお暗い闇・・。
闇を畏れるものは、道を開けなさい。
そう言われているように感じた。

小さくてもライトは必需品ですね。




本物の湯たんぽ。
寒いこの地では、必需品だったと思う。




浄水器と湯たんぽ。
遺棄されて、どれくらいの時が経ったのか・・・。




食器棚?。




中には、おろし金が。
周囲は硝子じゃなくて、網に囲まれている食器棚?です。




職員居室。
畳敷きです。
土足で上がるのは憚られたので、見るだけに留めました。




機器は何もなく、静かな・・・・濡れた空気に包まれた廃の空間が広がります。




窓。
雨の日の柔らかい光が、射し込んでいます。




ああ・・・・・。




ここもまた、植物達の侵されていたよ。
無言で淡々と、文明を飲み込んでゆく。




ここでならば、モデルさんを連れて撮影をしてみたい。
もっとも、そんな物好きな方が居れば・・・・だけどね。
本気で募集しようかな・・・。




室内の落ち葉。
季節がちぐはぐ・・・。




こういう文明を飲み込む植物。
廃ってのは、この世で1回限りの至高の存在だと思う。




蔓が絡んだ、網戸の枠。




雨の日ゆえの、このしっとりとした空気。




ここも何らかの機器が鎮座していた筈なのだが・・・。




同じ場所でも、色々な表情を見せてくれる。

ここは、拒否されなかった。
拒否される場所は、嫌な空気が漂い、気分が乗らない。



一枚の鉄扉。
その扉は、さまざまな瞬間を見て来た筈だ。
とても重い、詰まったモノの思念というのかな・・・。
畏敬の念を抱いた。




外は雨。
でも中は、何の音もしない。
ただ・・・音のない世界が広がるだけ。




廃でしか見る事も感じる事も出来ない。
そういうモノを感じるために、廃に出向く。
廃に出会わなかったとしたら・・・私の人生はツマラナイもので終わったかもしれない。




天井部分のヒビ。
今回の震災の影響だろうか。

有事の際の戦略目標でもある変電所。
また、男たちの神聖なる職場。

余所者がお邪魔してすみません。
Posted at 2011/06/01 23:11:29 | コメント(3) | トラックバック(0) | 鉄道廃墟 | 日記

プロフィール

「運転中にDQNに絡まれたとき http://cvw.jp/b/331167/48553963/
何シテル?   07/20 21:59
正式名称:風越 龍(ふうえつ りゅう)です。 写真(もっと技術が欲しい・・・)とステアリングを握って出かける事が3度の飯より好きです。車はテリオスが初です...
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