• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

風越 龍のブログ一覧

2013年01月31日 イイね!

石切丁場 其の3(漆黒の闇の坑道・マリンブルーの地底湖)


坑内は分かっていないので一人でチョロチョロ・・は出来ない。
コンベアが稼動していた頃。
とにかく賑やかだったに違いない。




巻き上げ機は上りと下りでラッチを握って固定できるらしい。




昔の方の落書き。
達筆です。
自分の字の下手さには嫌になる。




ドンドン石を切り出して床が下がってきたのが分かる。
奥には排水ポンプらしきものが・・・・。
これが稼動停止したから水が溜まったのだろう・・・。




短歌などが書き込んである。
辞世の句のように思えてならない。




どうやらヒロポン(商品名)のアンプルらしい。
要はメタンフェタミンなのだが、当時は疲労の際の強壮剤として売っていたという。
戦後6年くらいで販売禁止となったようだが。
ポン中は社会問題にもなったというが、当たり前だよな。
今で言うシャブなのだから。




ベルトのカバーが無い。
今であれば絶対に付いている安全装備なのだが・・・。
それだけでも時代背景が分かる。




放置されて数十年なのだが、この機械。
綺麗過ぎる。
ほぼ湿度100%といっても間違いない場所。
それにしては傷みが少ない。
廃坑となっても手入れをしている人が居たのだろうか・・・・。




可愛いポイント。
思わずにっこり・・・・してしまう。

その奥の巨大な穴。
暗闇の中で気がつかず・・・・。
今頃大後悔。
もう二度と行けないのかもしれないのだから。




ターンテーブル。
白石鉱山でも見たなぁ♪。




クレーンだろう。
鎖を引いて持ち上げるタイプ・・・なのかな。
昔のことだから人力だと思う。




ここは立って歩くのも余裕。
坑道、大好きです。




放置されてしまった機材。
もう可愛くて可愛くて・・・。
持ち帰りたいくらいだよ。




ドラム缶、オイルジョッキ。
潤滑油だろうか。

軽質油、特にガソリンなんかは揮発するし低所に溜まるし・・・。
静電気で引火したらヤバ過ぎる。
坑道ではエンジンで何かを動かす事は考えにくい。
以上のことから推測すると・・・。
多分潤滑油だろう。




錆の浮いたカッター。
石を切るんだから人間の腕なんか・・・・・。
事故を考えると恐ろしくなる。




マリンブルーの地底湖。
ポンプが停止して水が溜まったのだろう。

丸太が沈んでいる。
この丸太は通路として使っていたものだと推測する。
また水位は下がっているらしい。
水底を見れば崩れたものが堆積している。
結構崩壊しているってことだ。
其の現場に居合わせたくない。
落盤なんて・・・・最悪だから。




この色。
惚れ惚れする色です。
何枚もシャッターを開けて照明を当てて・・・・。
もう、余計な力が抜けるくらい綺麗です。




この奥も伸びる坑道。
水が溜まっている。
ウェーダーを履いていたので侵入可能。
で、入ってみたのだが・・・。
思いのほか深いんだ。
ぐぐぐ・・・・と水圧が掛かるのが分かる。
そして歩くと、ふわ~・・・・・・・・・・と巻き上がる水中の砂や塵。
足元が全く見えなくなる。
腰くらいまで水に浸かる・・・。
機材も濡らしてしまう恐れがあるので戻る事にした。
此処では一人だったので怖かった、という事もあるが・・・。
※50メートル以内、怒鳴れば聞こえる距離に同行の方は居るのだが・・・。




戻ってもう一度撮影開始。
やはり此処の水の色・・・。
最高です。
心が洗われる・・・とでも云うのだろうか。
此処で茶を点てて一息ついてみたいものです。

・・・・、奥に見える穴。
マダマダ行き着いていない坑道もあるようで・・・。
だた到達不可の坑道もまた、あるようです。
時間がない事が無念です。
もっとゆっくりと撮りたい・・・。




向こう側でも撮っているのでライトの光を生かして・・・。
よく見れば石の壁の窪みは・・・・・??。
木材を差し込んで足場にしていた痕跡なのだと思う。
周囲を回れる様な通路があったと仮定すれば、奥の坑道もいけた筈・・・・。
だとすれば残念だな。




岩盤をくりぬいた坑道。
支保工も必要なし。
しかしまぁ・・・、綺麗に掘ったものです。




右下と左奥の窪み。
休憩所だったのかな。
石の長椅子があったから・・・・。
※石の段差があるだけなのだが




最後に出坑前の蝙蝠撮影。
人間ならば頭に血が上って辛すぎる姿勢。
よくこれで居られるものだ。
進化って凄いね。


ほんの短時間の石切丁場の探索。
久々の坑道でテンション上がりまくりでした。
この数時間前に、結構な怪我してるのにね・・・・。
怪我は今後注意しろって云う事だと思う。
そう思い、注意しながら探索はしたい。

色々なことをして、それらを見続けること。
撮影すること。
コレが出来なくなったとしたら・・・。
人生の目的そのものを失うのと同じことだろう。
それは精神的な死だろう。
辛い選択だし、またその選択を自ら選んだときは人生において余程のことが起こった時に限られる。
精神的な死は一度体験したが、一年近く廃人だったよ。
そうならぬように健康面、、経済面、その他方面には気をつけないとね。
Posted at 2013/01/31 23:03:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | 坑道 | 日記
2013年01月30日 イイね!

初の雪山登山へ 其の2


凍てつく川。
ただ冷たいじゃなくて、痛いくらい冷たい。
しかし流れる川は凍らない。




痛いくらいの寒さでも凍らない川。
とても不思議な気がする。

理由など無く、ただ流れる。
どぼぼぼぼ・・・・・・。
寒さの中で淡々と続く川の流れ。




恐ろしく長く伸びた氷柱たち。
よくぞ此処まで成長したものです。




2段の氷柱。
はじめて見たよ。
こんな氷柱は・・・。




巨大な氷の柱。
ICE BLUE。
淡い色だけど・・・。
この透き通る色が好きだ。
とても。




溶けて垂れて・・・。
それが成長して玉のような氷に・・・。




巨大な氷の柱。
ICE BLUEに染まる。
氷柱の鋭い先端は獣の牙のようだ。




ただ寒さに任せて凍った氷じゃない。
それゆえか、何か生き物のように感じてしまう。




見上げれば氷柱の群れ。
ただね・・・、この氷柱は落下するんだ。
ここが危険というのは、コレと落石が多いってこと。




我を忘れてひたすらシャッターを切る。
来るまでに6時間も掛けて、ヘロヘロだった・・。
しかしコレを見たら一気にテンションが上がった。
この冬一番の景色といっても差し支えないだろう。




とにかく氷柱の群れの規模がでかい。
人生初の景色。
落下する氷柱が怖いので真上に氷柱が無い場所で撮影した。




これまた恐ろしく透明な天然の氷。
触ったらスベスベ。
冷たかったけどね。




今回お気に入りの一枚。
外からの光にICE BLUEに染まった氷の柱。
目的地である大瀑布。

氷ってのは不思議だね。
どうして此処まで神秘的なブルーが出るのだろう。




滝がそのまま凍ったようだ。
払沢の滝なども凍るっていうけど、ここは規模が違う事に驚きを隠せない。




白糸の滝のような雰囲気だが・・・。
全て氷。
まさに凍てつく世界。

この撮影中にもガラッ・・・と音がして氷柱が落下していた。
30センチくらいの塊が登山道まで飛んできたときには、もの凄くビビッたよ。
直撃したら怪我なんて程度じゃ済まないからね。




高さは軽く10メートルはある。
冬でなければここは滝のような場所なのだろうか。
白糸の滝のような・・・。
Posted at 2013/01/30 23:27:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 山歩き | 日記
2013年01月28日 イイね!

初の雪山登山へ 其の1


初の雪山へ。
ハードな事は無く、初心者講習などでも使われる渓谷。
その筈だった・・・・。

本来片道3時間の筈が、蓋を開ければ片道6時間。
道が崩壊して回り道をしたり・・・。
いやいや、マイッタヨ。
でも現状では御前山でもキツイなぁ・・・。

第一チェックポイントの展望台。
もう此処まででもお腹一杯だったよ。
4時間くらい歩いたから・・・。

でもね、雪山ってのは絵になる。
此処での一休み。
気持ちよかった。




風が吹く。
そして雪煙が巻き上がる。




真っ白で綺麗な景色。
しかし・・・。
歩くのをやめると寒い・・・、じゃない。
痛い。
とにかく痛い。
グローブなど無くしたら簡単に凍傷になるくらい寒い。




目的地の直前。
氷の壁。
此処だけでも十分なほどの迫力。
結局はここまで6時間掛かった。
もちろん徒歩で・・・。




雪が被った氷の壁。




一面の氷の壁。
厳冬期のみ見られる景色。
そして厳冬期であってもかなり危険な場所ゆえ、初めてでいきなり此処は薦めない。




流れる水がそのまま凍り、成長を重ねて・・・。
此処までになった。
この世で一度限りの景色。
常に姿を変える故、今も形を変え続ける・・・。




クライマーたち。
こんな氷の壁を登るなんて・・・・。
想像を絶する。




川面の雪。
少しづつ成長した氷。
それはまるで、宝石といっても差し支えないほどの透明さと美を見せてくれた。




氷柱が幾重にも重なり、柱となる。
冬季でも今が旬、今限定の景色。




ちょっとだけ、ちょっとだけなんだけど・・・。
ICE BLUEに染まる氷。



氷の上に積もった、さらさらの雪。
関東で育った私には信じがたいほどのサラサラさ。
綿なんじゃないのか?と思ってしまう。




アイスクライマー。
真似だけは出来ない・・・・と強く実感。
凄すぎて雲の上の人って感じ。




背後の岩。
其の前の神殿の柱。
コレを美と云わずして、何が美なのだろうか。
自然が作り出した一品モノの美術品だよ。
これは。




オーバーハングの氷柱。
落ちてきたら・・・・。
人間など貫通するくらいの重量はある。
それゆえだ・・・。
ここは危険ですよと云われる所以だ。




ちょっとづつ、ちょっとづつ垂れた水が小さな氷柱となり・・・。
そして此処まで成長した。

しかしあと2週間程度の命。
一年のうち旬な時期はほんの少し。
旬が短いからこそ、懸命に成長し消える姿。
それは櫻と同じなのだろう。
Posted at 2013/01/28 20:55:54 | コメント(2) | トラックバック(0) | 山歩き | 日記
2013年01月26日 イイね!

新津油田 其の1(季節外れの紅葉ネタ)


ロシア村での嫌な感じ。
そして何かの電子音。
気のせいかもしれないが、何となく嫌な感じがする日は長居しないに限る。

で、どうしようか。
中野家住宅の前を通過していたので、見に行こうという事になり・・。
単純に「中野」さんという名前だけが気になったのです。
気がついた人は居るかな・・・。

そして石油の里。
こっちのほうに強烈に吸い込まれた。
ここでの採掘はナショナルポンピングパワー(石油採掘の設備を動かす装置)がメインだったようで・・・。
初めて聞いた名称にドキドキ。

開戦直前に掘っていた石油井戸。




撮影は昨年の11月。
紅葉真っ盛りの色
黄金色に染まる葉は、とても綺麗。




赤と黄と・・・・。
石油の里でこんなに綺麗な紅葉が見られるなんて・・・。
予想外の展開に思わず恵比須顔です。




敷き詰められた紅の絨毯。




自然に落ちた楓。
良い場所に落ちてくれたね。




古風な石油タンク。
コレだけでテンションが一気に上がる。




採掘施設跡。
そのまま残っているなんて、素晴らしい。
この国はすぐ壊すからね・・・。




木製という辺りが古さの証だろう。




おお!
この黒光り。
原油だ!。




パイプの回りもオイリーな感じがタマラン。
周囲にも良い香りが漂う・・・。




櫓とタンク。
古風な設備だが時代背景を考えれば当然だ。




ドゥロッツ・・・とした感じ。
入れないけど、入れたら指を突っ込んでみたい。
とりあえずどんな感じかを確かめたい。




ここは濾過池だったのねぇ・・・。
掘ったばかりでは水分とか不純物も混じっているから、ここで水分の分離を。
人力で可能な限り採れる石油は可能な限り集めて・・・・。
此処は先人の努力の跡だった。




こんなハアハア云ってしまいそうなものが集落の中にある。
あああ・・・・新津は最高!。




粘度が高そうな・・・。
重油分が多い原油だったのだろう、ここの原油は・・・。




煉瓦のタンク。
雨は降ったりやんだり。
レンズにも雨粒が付いてしまった・・・。
Posted at 2013/01/26 18:47:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | 産業遺産 | 日記
2013年01月24日 イイね!

常陸の國の海で見たもの


海岸にある不思議な構造物。
柵といい、窓の格子といい物騒な設備かと思ってしまう。




格子の隙間から・・・・。
この海の色は・・・、南方の海の色に見えたよ。
でも常陸の國の海なんだけどね。




海岸線の発電風車の列。
広がる青い空。

海はいい。
嫌な事があったとき、広がる海の大きさは己の小ささを感じる。
そして、そんな事はどうでもいいじゃないか・・・・って気にさせてくれる。




冬の澄んだ空。
碧の海。
常陸とはいえ、外海の色は綺麗だと思う。




何処かの子供が流してしまったのだろうか・・・・。
となると、泣き叫んで自分の失敗を悔いただろう・・・。

そして悔いてもどうにもならない事も学ぶんだ。
大概、お気に入りのものなんだよね。
無くすものってのは。




海が作り出した模様。
二度と同じものは出来ない。
一期一会の景色。




日本海の鈍色と違って太平洋側は寂しげな色にならぬものだと実感する。




潮が引いた後の模様。
これもまた同じ形は出来ないもの。

同じ形にならない。
だから見ていても楽しい。
何時まででも見てしまう・・・。
Posted at 2013/01/24 22:07:54 | コメント(2) | トラックバック(0) | 海がある景色 | 日記

プロフィール

「運転中にDQNに絡まれたとき http://cvw.jp/b/331167/48553963/
何シテル?   07/20 21:59
正式名称:風越 龍(ふうえつ りゅう)です。 写真(もっと技術が欲しい・・・)とステアリングを握って出かける事が3度の飯より好きです。車はテリオスが初です...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2013/1 >>

   123 4 5
6 7 89 101112
1314 1516 17 18 19
2021 2223 2425 26
27 2829 30 31  

ブログカテゴリー

リンク・クリップ

廃屋 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/06/30 22:59:01
旅のツレ 相原 言さんのブログ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2012/02/13 23:08:25
 
NINJA TOOLS 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2008/09/30 12:23:04
 

愛車一覧

スバル サンバーディアスバン スバル サンバーディアスバン
お世話になってるショップのオーナーが組み上げた4個イチの富士重工サンバー(そのため車検証 ...
スバル R2 スバル R2
代車で借りたR2の素直さに惚れ、SCの4WDを探していましたがなかなか見つからず・・・・ ...
ホンダ その他 ホンダ その他
いい歳でバイク乗りに。しかも原付。 サンバーに載せて出先で使うのがメインです。 漕がず ...
トヨタ ラッシュ トヨタ ラッシュ
テリオスのエンジンブローの為に急遽乗り換えました。 程よい大きさ、程よい排気量、程よい ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation