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風越 龍のブログ一覧

2016年12月13日 イイね!

北の大地の廃中学校(閉校)  其の5


音楽室の暖房用(?)と思われる配管と装置。
準備室という用途の一室は光溢れる室内でした・・・・。
恐ろしいくらいの眩さに、廃である事を一瞬忘れます。







何度見ても、何度撮っても、美しい体育館の天井鉄骨。
もう、これば美術品だと思う。







音楽室は名残惜しいのですが・・・・・。
そろそろお別れ。







こういう光景が私の心を揺さぶります。

闇と光。
そしてハーフトーン。
綺麗な光ですね。







再び使われる日を願って片付けられた机。
残念ながら、その日は来ませんでした。
永遠に・・・・・。







体育館への階段と踊り場。







いくらなんでも・・・・って思って上った階段。
じっくり見れば仮設でした。
それはそうですよね、こんなので正規運用はありえないですもの。







壊れた鍵盤。
哀しい光景です。







市の資材と絵と・・・・。
絵はそのまま朽ちていくのだろうなぁ・・・・・・。







つい天井に目が行きます。
この綺麗な組み方に・・・・・・。
こんなにも綺麗な天井の骨組みを見た事がありません。







校章と時計。
時計は昭和57年度の卒業生一同の寄贈のようです。







いつでも、何処でも書かれると困る、りつにゅうきんどめ。
難しい漢字は読めないので困る(笑)。
立ち入る事を一瞬躊躇しますよね、これがあると。







2階の窓ガラス。
コレは綺麗ですね・・・・・・・・・。

壊されてしまうのかな。
ならば勿体無い校舎です。







ボイラー。
極寒地のため、必需の装備かと思います。







どうも石炭焚きのようです。
投入口があるし、多分間違いないかと。







時間割、というか授業時間が書いてありました。
暖房の燃料を焚く時間を考える為でもあるのかと思います。

なかなか見所満載の廃中学校。
校舎も壊されてしまうのでしょうね・・・・。
勿体無いのですが、不心得者が集まったり治安が悪くなるので仕方ない一面も・・・。
北の大地の廃な中学校、終章です。
2016年12月05日 イイね!

国鉄相生線 北見相生駅 其の2


機関庫改造の焼き物の窯らしき跡。
レールを残す辺り、当時はSLを買っちゃう?、なんて構想があったのかも・・・・。







屋根も抜け、廃だなぁ・・・・、という世界。
人は僅か100メートル圏内に居るのですが、限りなく無音です。

サーキットの爆音が耳に残っている今、その当時の無音状態はある意味、恐怖に近いくらい怖いかもしれません。
静かにしていて、藪の奥からガサガサ・・・・・・・。
雄別でかつて、手を叩いたり奇声(笑)を上げるとピタリと止まるガサガサ音。
羆かも知れません。
無音の状態で聞こえるガサガサ。
此処では其れはないのですが、でもあまりに静かなのは不安になります。







コレ、どう見ても窯ですが・・・・。
焼く人が辞めたのか、移住したのか、それとも亡くなったのか。
いずれにしても使う人がいない道具類は大地に還るだけです。







機関庫の大きさからして96辺りが妥当かな、C58とか。
タンク機関車の大きさじゃないし・・・。
D51が入るほどでもないし、軸重を調整したD61は広尾線には入っていた筈・・・。
過去の写真を探しても、96(9600型)は出てくるけど他が見当たらない。
いや、単に見落としてるだけとも思うけど・・・・。
テンダー機関車が夜明けまで火を落とさずに停泊していた事だけは間違いない事かと。







もくもくと上がる熱風というか排煙を此処から外へ。
でないと機関庫内部が大変な事になりますので・・・・。







トロッコの車輪。
ここでトロッコってどういう使い方なのでしょう。
機関庫時代のものを飾っていたのなら、ある意味納得ですが。







こんな場所に入り込んで・・・・。
ホッとしてニコニコして・・・・。
変態ですね。
傍目に見れば・・・・・。







目で見た印象、その場の空気。
その時に感じた何か。
それを後世に残す為・・・・なんてたいそうなものでは、ありません。

ただ、この世のなくなるかもしれない景色。
それを1枚でも多く残したい。
もっと潤沢な取材費があれば、もっともっと世界の瞬間を切り取って残せるのに・・・・。







しっとりとした崩壊した天井らしき板たち。
限りなく黒に近い色に染まり・・・・・・。
昼間なのに夕刻のような機関庫内部にしています。

でも、この闇に侵された感じ。
なんともいえない、ゾクゾクする感じが堪らなく好きです。
そんな事、云ってる辺りでも、やはり変態だと自分でも思います。

芸術関係ってのはまともな頭じゃだめ。
他人と違う何か。
その強烈な何かが無いとだめ。
その何か、が無いから今に至る訳で・・・。







点検用ピットはダブルでレールが敷いてあります。
万一、ピットに脱線して機関車が落ちたら・・・・・。
起重機車が無ければ絶対に無理。
そういう事故防止策をする辺りが鉄道だね、と感じます。







機関庫の朽ちた扉。
本来は閉まっていたはずですが傷んで倒れたお陰で私が入れたので・・・・・。
有難う、そんな気持ちで一杯です。







機関庫を。
小さく見えて何気に大きかった。
ターンテーブル(転車台)がある事でもテンダー機関車が走っていた、という推測はあながち間違いではないと思いますが・・・・。
当時の写真を沢山、見たいものです。







引込み線(機関庫)から北見相生方面を。







この先、美幌まで続いていたんですね・・・。
開拓の使命を全うした相生線。
雄別が90年代まで石炭を掘っていたとしたら・・・・・。
もしかして釧路まで雄別鉄道線を経由していけたのかもしれません。
たられば、は有りませんが計画ではあったのです。
もっとも1912年頃に計画が放棄されるという・・・・・。
となれば其の先は日の目を見るより明らかです。







タブレット閉塞なので通信の電線の電柱でしょう。







手前の草が無ければ・・・・。
知らぬ方なら現役、と騙せたかもしれません。
往時の雰囲気だけでも・・・・と思いシャッターを切った一枚。
Posted at 2016/12/05 23:47:33 | コメント(1) | トラックバック(0) | 北海道の廃な物たち | 日記

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「失われる風景(仕舞屋) http://cvw.jp/b/331167/48657065/
何シテル?   09/15 18:29
正式名称:風越 龍(ふうえつ りゅう)です。 写真(もっと技術が欲しい・・・)とステアリングを握って出かける事が3度の飯より好きです。車はテリオスが初です...
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