『かつて日本でもタイヤに「鋲」を打ち込んだクルマが走り回ってたって…マジ?? もちろんマジです』
ベストカーwebの記事を見て、スパイクタイヤを知らない世代が多いからこんな記事が出るんだなぁと
もちろん年式の古い自分は知ってる処か使用した経験もあり、スパイクタイヤが使用禁止になる事に凄く不安を覚えた記憶があります
WRC好きの皆さんなら、スノーイベントのラリースウェーデンの映像や画像で見られていると思いますが、全日本ラリー選手権でも普通に使用されており、スノータイヤに、どんなピン(鋲)をどんな配列に、どの位の吐出量で打つかがチームによって違っていたりしました
そう、市販タイヤとして、ピンが最初から打ち込まれたスパイクタイヤはありましたが、ラリーでは工具を使用して自ら打ち込んでいました
積雪路や凍結路では威力を発揮するのですが、雪の無い路面では、金属製のピンが路面とのグリップを阻害し、雨天時には恐ろしいほどグリップ力が低下
ドライ路面では金属製のピンがアスファルトを削り取る事での粉塵公害が起こり、その事での健康被害等が問題視される様になり、スパイクタイヤ禁止になったと言う経緯があります
粉塵公害は、極端な言い方をすると黄砂で街が覆われている様な状態でした
スタッドレスタイヤが出始めの頃は、ピンの無いただのスノータイヤのようなモノが多く、今のスタッドレスタイヤに比べると雲泥の差(笑)
幸いな事に、自分は丁度激安で購入したFF車(G10シャレード)に乗り換えてたので、FFの恩恵を受け、ショボいスタッドレスタイヤでも何とかなりました(^^;
スタッドレスタイヤに変更された当時、ラリーではヨコハマタイヤのスタッドレスタイヤが性能的に一歩抜き出てたとの記憶があり、その後クルマをAE80スプリンターに乗り換えた時には、ヨコハマタイヤのスタッドレスタイヤにしようかとも思ったのですが、何故かポテンザの競技用スタッドレスタイヤ RE320Rを履かせてました(笑)
今後、環境問題を問われてWRCでもスパイクタイヤが使用禁止なんて事になって行くのですかねぇ?
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2024/01/13 18:18:39