『Hyundai Looking To Extend Positive Momentum』
ヒョンデ・シェル・モビス WRT は、ボーダフォン・ラリー・ド・ポルトガルで今季初のダブル表彰台を獲得した後、2024年FIA WRC(世界ラリー選手権)第6戦ラリー・イタリア・サルディニア(5月31日~6月2日)でも好調を維持することを目指している
第5戦と同様に、第6戦ラリー・イタリア・サルディニアは、広い道と狭い道が頻繁に切り替わる高速グラベルステージで構成され、絵のように美しい地中海を背景にした環境は、ラリーの性質を反映するものではありません
深いわだちと高い気温によりドライバーとマシンの両方が試され、荒れた路面はタイヤへの攻撃性が高く、その為タイヤ選択が非常に重要となり、グリップだけで無く、対摩耗性と信頼性も重要となります
ヒョンデ・シェル・モビス WRT のマニュファクチャラー登録はポルトガルから変わらず、ティエリー・ヌービル/マルティン・ウィダグ、オイット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ、ダニ・ソルド/カンディド・カレラの3台
3台のペアはその経験を活かして、ヒョンデ i20 N Rally1 ハイブリッドから強力なペースを引き出しながら、同時に大きなアクシデントを回避して、フル参戦しているヌービル/ウィダグとタナック/ヤルヴェオヤが表彰台に立ち、ソルド/カレラは僅差で5位でフィニッシュした
ヒョンデ・シェル・モビス WRT がWRCで過去10年で優れた成績を収めてきたラリー・イタリア・サルディニアでも、それ以上ではないにしても同様の結果が目標となるだろう
2014年以来、チームはイタリアの島で6回の勝利、14回の表彰台、88回のステージウインを記録しており、ラリー期間中にこれらすべての数字をさらに増やしたいと考えている
2024 年のイベントでは、まったく新しいフォーマットが試行され、競技走行は金曜朝8時01分から開始されるシェイクダウンで始まり、日曜の15時30分から行われる表彰式で終了する48時間で行われる
フォーマットが短縮されている為に距離も短くなり、16あるステージの合計距離はわずか266.12kmで、この短いルートは、3組のクルーがヒョンデ i20 N Rally1 ハイブリッドのパフォーマンスを限界まで引き出さなければならない事を意味している
ヒョンデ・シェル・モビス WRT チーム代表のシリル・アビテブールは「ポルトガルはチームにとって新たな前向きな一歩となることが証明された。 ダブル表彰台からマニュファクチャラーズチャンピオンシップの首位奪還、さらにはオットがクルマとの一体感を高めたことまで、このイベントから得るものはたくさんありました。 私たちはグラベルでプッシュできるクルーが 3 名いることを知ってサルデーニャ島へ向かいましたので、良い結果を期待しています。 また、チームにとって歴史的に最も成功したラリーの一つでもあるので、表彰台フィニッシュを期待しています」と語った
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ここ3年間、マニュファクチャラータイトルから縁の無いヒョンデだが、ポルトガルで逆転して、僅か4ポイント差ながら首位に
ドライバーズタイトルに関しても、ヒョンデのマシンを駆ったドライバーが獲得した事は無いのだが、今季は今のところ、ドライバーズタイトルに関してはヌービルが24ポイント差をつけてランキング首位に立っている
まだシーズンの半ばなのだが、勢いのある今のうちに差を付けたい処でしょうね
応援しているのはトヨタなのですが、今季は何故か、ヌービルにドライバーズタイトルを取って貰いたいんですよね(^^;
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Posted at
2024/05/29 20:03:19