『WRC’s strategy to get young drivers into Rally1 cars』
マルティンシュ・セスクスは、今年初めのポーランドとラトビアでの2度のRally1出場と、来週のチリでの3度目のチャンスをWRCプロモーターのおかげだと一部は思っている
先月のラリー・フィンランドでサミ・パヤリが初のRally1出場を果たしたのも、WRCプロモーターのおかげだということがわかった
WRC(世界ラリー選手権)のプロモーターは、若いドライバーにトップリーグでチャンスを与えるためにメーカーチームを支援しており、来シーズンもそれを続けることを目指している
「選手権に関わっているすべてのメーカーに、新しいドライバーを獲得すれば、財政面でサポートします」と、WRCプロモーターのシニア・スポーツ ディレクターであるピーター・トゥールは語った
「マルティンシュにも、トヨタのサミ・パヤリにも、同じことが起こった。彼の計画についてはトヨタに聞かなければならないので言えないが、トヨタは、今後何かが起こった場合に備えて、喜んでサポートしたいと考えている」
「ヒョンデにも提案しましたが、ヒョンデではマシンの入手性の問題があったと思いますが、彼らもこのアイデアを気に入ってくれました。ですから、来年もこれを続けたいと思っています」
セスクスが使用したようなノンハイブリッドマシンを走らせることで、Rally2とRally1のギャップを埋めることができます
トゥールは、ポーランドや今後のチリでのセスクスのような若いドライバーがノンハイブリッドマシンで走ることで、才能ある若者に「門戸が開かれる」と考えています
「WRC2からWRCに来るのは、高度な技術を持たずにハイブリッドシステムなどをフル活用するのが正しい方法です。なぜなら、彼らは余分なパワー、特に空力を扱うのに十分忙しいからです」と、彼は説明しました
「マルティンシュは、ポーランドの最後の3番目のステージでフロントバンパーがなくなったが、次のステージで空力について理解したと言いました。これは本当に学習曲線であり、非常に安定しています。マルティンシュは今、チリに行くが、彼にとっては難しいイベントになるだろう。まず、彼は一度もそこに行ったことがないし、次にハイブリッドパワーはチリではおそらくより重要だが、彼はまだ学習中だからだ」
「そして、フィンランドでのサミのデビューは完璧だった。だから、これは我々が貢献して若いドライバーにギャップを埋めさせ、彼らを参加させたいと思っていることだ」
トゥールは、WRCプロモーターが注目を集めているドライバーの非常に長いリストを持っていると付け加え、その中にはロバート・バーベスも含まれているという
「彼は間違いなくリストの1人の名前だが、非常に長いリストだ」と彼は言った
「ちなみに、我々は全額を支払っているわけではなく、ドライバーも貢献している。M-スポーツはそれについて何かをした。だから、全体として我々はそれを達成できる。なぜなら、Rally1を運営するのは安くはないからだ」
「これは我々が奨励することしかできない取り組みだ。我々は独自のチームを運営することはできない」
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セスクスやパヤリのRally1カードライブには、WRCプロモーターからの支援もあったんですねぇ
まぁヒョンデは、WECに目を向けているので、WRCで若手を育てる事に興味は無いですから、協力を依頼しても無理だったんですね
それにしても、M-スポーツ・フォードにしてもトヨタにしてもヒョンデにしても、昨年型のマシンがあると思われるので、それを利用するってのはどうなんすかねぇ?
レギュレーションで、型落ちのマシン(前年使用したマシン)をプロモーターが指定したイベントに若手ドライバーを乗せなけれなならないとすれば面白いとおもいんですがね(ステアリングを握る事ドライバーは、メーカーが指名する)
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2024/09/22 17:54:18