『110 Crews Tackle FIA ERC season showdown』
13ヶ国から110のクルーが、ヨーロッパおよびポーランド選手権シーズンの締めくくりとなるラリー・シレジア (10 月 11 ~ 13 日) の起伏に富んだ過酷なスペシャルステージに挑みます
参加者の中には、現チャンピオンのヘイドン・パッドンを含む FIA ERC タイトル候補もいます
2024年シーズンに予定されている8戦のうち7戦を走り終えた FIA ERC タイトル争いはまだ続いていおり、すべてはラリー シレジアにかかっています
FIA ERCクルーのほか、ポーランドラリー選手権(RSMP)、ミラーズオイルズ・ポーランド・ヒストリックラリー選手権(HRSMP)、南ポーランドラリー選手権(RMP)の参加者もいます
1番手にシードされたのは、現チャンピオンでチャンピオンシップリーダーのヘイデン・パッドンとジョン・ケナード(ヒュンダイi20Nラリー2、131ポイント)で、ニュージーランド人で元ヒョンデ・ワークスチームクルーのこの2人は、WRC83戦に出場し、2016年のアルゼンチン・ラリーでの優勝を含め、8回のトップ3フィニッシュを記録しています
さらに、パッドンはニュージーランド選手権で7回のタイトルを獲得しており、2022年にはAPRCチャンピオンに輝きました
ニュージーランド人は、FIA ERCタイトル(2023年)を獲得した初の非ヨーロッパ人ドライバーです
マチュー・フランチェスキとアンディ・マルフォイ(シュコダ・ファビア RS Rally2)は、イベントエントリーリストで2番目に位置し、フランス人2人は104ポイントを獲得しており、パッドンとケナードに勝つチャンスを唯一保っている
シレジア・ラリーで2回優勝し、これまでに91ポイントを獲得しているミコ・マルチェクとシモン・ゴスポダルチク(#3、シュコダ・ファビア RS Rally2)は、FIA ERCの地元ラウンドでランキング2位を争う
シレジアでのスタートは、すでにヨーロッパ選手権で優勝しているルーマニアのシモーネ・テンペスティーニとセルジュ・イトゥ(シュコダ・ファビア RS Rally2)と、フランス人のヨアン・ボナートとベンジャミン・ボウルード(シトロエン C3 Rally2)もエントリーを表明しており、ヨーロッパ選手権ラウンドには33のクルーが出場し、そのうち14組はポーランドから参加する
ポーランド選手権のタイトルを争う5組のクルー
シレジア圏が主要パートナーを務めるこのイベントは、国内選手権の覇権争いでも重要な意味を持ち、ポーランドラリー選手権(RSMP)の最終ラウンドには合計32のクルーが出場し、そのうち5組のクルーがポーランドチャンピオンのタイトルを争う
8. Rally Silesia - Rajd Śląska 2024 Entry list
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パッドンは、9位以上の成績でERCのタイトルを手にする事が出来るが、マチュー・フランチェスキは、まずは優勝で、出来れば優勝してフルポイントを稼いでも、パッドンの成績待ちになっちゃうんですよねぇ
ターマックなので、走行台数が多くて路面が荒れると言う事はないでしょうが、どんな結末が待っているのか楽しみですよね
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Posted at
2024/10/05 20:58:46