『Heikkilä Unveils WRC2 Programme』
フィンランドのラリードライバー、ミッコ・ヘイッキラが2025年シーズンのプログラムを発表した
シュコダに復帰するこのドライバーは、競争の激しいWRC2クラスで6戦にフル参戦する予定で、ヘイッキラは2月のスウェーデン・ラリーからシーズンをスタートし、残りのプログラムはヨーロッパ各地のグラベルレースで行われる
「私たちの最終目標は常にWRCでしたが、今それが実現しつつあります。2022年のフィンランド選手権の後、ERCで2シーズンを過ごし、2025年にWRCに参戦する計画を立てていました。私たちは毎年WRCイベントに出場しており、昨年はスウェーデン、ラトビア、フィンランドで出場しましたが、今はポイントも計算するためにここにいます。これまでのオフシーズン中ずっと懸命に取り組んできました。Rally2の最高レベルで競争できることを非常に嬉しく思います」と、ヘイッキラは喜びを語りました
ヘイッキラは、フォードや三菱、スズキでワークスドライバーを務めたトニ・ガルデマイスターが率いるヘイッキラにとって馴染み深いフィンランドのチーム、TGSモータースポーツから参戦し、同じくフィンランド人のクリスティアン・テモネンが、シュコダ・ファビア RS Rally2のコドライバーを務める
「TGSに戻るのは故郷に帰るようなもので、トニと一緒に競争できることを嬉しく思います。私たちの過去には、2022年に金メダルを獲得したフィンランド国内選手権での3シーズンのフルシーズンが含まれており、昨年はWRCスウェーデンを含む2つのラリーにトニ達と一緒に参戦しました。クリスチャンは、そのポジションにふさわしい人物であることを証明しました。シュコダへの乗り換えは、複数の要因の組み合わせであり、ファビア RS Rally2はあらゆる状況で高速で信頼性が高いことが証明されてます」と、ヘイッキラは説明しました
TGSモータースポーツのCEO、トニ・ガルデマイスターはヘイッキラのチーム復帰を喜んでいる
「ミッコがWRCの栄光を追い求めるために故郷のチームに戻ってきてくれて嬉しいです。ミッコはWRCに必要な『フィンランド魂』を持っており、チーム全体を自分の後ろにまとめる方法を知っています。私たちはこれまで一緒に多くのことを達成してきましたが、さらに達成する準備ができています」と、ガルデマイスターは言いました
ヘイッキラの2025年の目標は、ヘイッキラがWRC2クラスで2位になったフィンランドとラトビアでの競争を反映しています
「昨年のように、すべてが予定通りにいけば、ワークスドライバーとレースをすることができます。私たちの主な目標は、私とチームのすべての潜在能力を引き出し、その潜在能力を可能な限り良い結果に変えることです。シーズンの終わりにメダルを獲得できれば、さらに良い結果になるでしょう」と、ヘイッキラは約束しました
ミッコ・ヘイキラの2025年に向けたWRC2プログラム
1. ラリー・スウェーデン 2月13日~16日
2. ボーダフォン・ラリー・ド・ポルトガル 5月15日~5月18日
3. ラリー・イタリア・サルディニア 6月5日~8日
4. EKO アクロポリス・ラリー 6月26日~29日
5. デルフィ・ラリー・エストニア 7月17日~20日
6. セクト・ラリー・フィンランド 7月31日~8月3日
----------
昨年、WRC2クラスやERCにはトヨタ GR ヤリス Rally2で参戦していたミッコ・ヘイッキラですが、今季はTGSモータースポーツからWRC2クラスにフル参戦する事で、マシンもシュコダ・ファビア RS Rally2に変更となる様ですね
昨年は3戦しか出場しなかったWRC2クラスですが、テト・ラリー・ラトビアでは2位表彰台を獲得するなどの活躍を
トヨタユーザーでは無くなりますが、激戦が繰り広げられると予想されるWRC2クラスで、頑張って欲しいですよね
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2025/01/09 21:03:35