『NICLAS GRONHOLM SET FOR THE 2025 FINNISH RALLY CHAMPIONSHJP』
2000年と2002年にプジョー 206 WRCで2度のWRCチャンピオンに輝いた、ラリー界のレジェンドであるマーカス・グロンホルムの息子で、長年コドライバーを務めたティモ・ラウティアイネンの甥である1996年生まれのニクラス・グロンホルムは、2025年のフィンランドラリー選手権で頭角を現す準備が出来ている
メインスポンサーのレッドデビルエナジーがサポートし、GRXレッドデビルの旗を掲げたシュコダ・ファビア RS Rally2で参戦
2024年シーズンは、フィンランドラリー選手権の7戦に出場し、第2戦アークティック・ラリーでは7位、第3戦トゥーリ・ラリーと第4戦レンシラニコン・ラリーで2位入賞したが、4度のリタイアと言う厳しいシーズンにも関わらず、この若きドライバーはポテンシャルと決意を見せ付け、その資質を生かすつもりです
ニクラスはソーシャルメディアで「今シーズンもフィンランドラリー選手権にシュコダ・ファビア RS Rally2のステアリングを握る事を発表出来て嬉しいです。レッドデビルエナジーと、私を信じ続けてくれすすべてのパートナーに心から感謝します」
ニクラスには、トヨタ、プジョー、フォードで時代を支配した象徴的なチャンピオンであるマーカス・グロンホルムの息子として、その名に恥じないビッグネームがあります
しかし彼は、自分自身のキャリアを築く事を選択し、WorldRX(世界ラリークロス選手権)で優勝と表彰台を獲得した後、伝統的なラリーに軸足を移し、フィンランドで最も有望な才能の一人としての地位を確立しました
今シーズンはグロンホルムにとって、厳しいステージと競争の激しいフィールドで知られるフィンランドラリー選手権で、その地位を確固たるものにし、トップを目指す機会となります
NEP Finland Oy、SwissOne、S-Pankki、Pirelli、Motorsport Suomi、Atech Racingなどのスポンサーの支援を受け、その要求に応え、自身初の総合優勝を目指すための準備が整っています
2025年のフィンランドラリー選手権は、グロンホルムにとって決定的な章となり、ラリー界のレジェンドの息子としてだけでなく、ラリーの歴史に自分の居場所を切り開く才能を持つドライバーとしての地位を証明することを目指しています
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ニクラス・グロンホルムと言えば、2015年に初めてWorldRX(世界ラリークロス選手権)に出場し、2019年第5戦ノルウェーRXで、ヒョンデ i20を駆りスーパーカークラス初優勝を飾り、2021、2022、2023年とランキング3位に
Qualifying 3 & 4 Highlights | 2019 Team Verksted FIA World Rallycross of Norway
2019年からはスポット参戦ながらフィンランドラリー選手権にも出場してるんですよねぇ
今季のWorldRX参戦については発表が無い処から、フィンランドラリー選手権に注力するものと思われますよね
総合で500kw/689psを発生するモーターを搭載し、瞬時に最大トルク880Nmを発生するモンスターマシンを駆っていたグロンホルムが、どんな走りを見せてくれるのか楽しみですよね
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Posted at
2025/01/19 21:21:20