『Neuville unconcerned by bad start to title defense』
WRC(世界ラリー選手権)のドライバーズタイトルは、より悪い順位から勝ち取られたこともある
おそらくリチャード・バーンズがその最たる例で、彼は最初の2戦でどちらもポイントを獲得できなかったにもかかわらず、世界チャンピオンになった
しかし、ティエリー・ヌービルが初のタイトル防衛の為に、先週末はよりも力強い形でスタートさせたかったことは否定できない
先週のラリー・モンテカルロでは、ベルギー人ドライバーが豪快で堂々としたドライビングで最高ポイントを獲得したのとは対照的に、2025年の初戦でヌービルは僅か9ポイントしか獲得できず、総合6位で8ポイント、プラス1ポイントはスーパーサンデーポイントだった
そして彼が残した印象は、世界タイトルへの道を歩むドライバーという印象では無く、同じコーナーで2度コースアウトし、岩壁にぶつかるという初心者かと思えるようなミスを犯し、完走した7人のドライバーでステージウインを逃したはヌービルだけだった
「ヘアピンカーブ前の急ブレーキでうまくいかなかった。明らかにミスを犯した。乾いた路面でスタッドタイヤのグリップを見誤ってしまい驚いた。それが最初のヒットで、次にパンク、そして技術的な問題が起きた。だから全体的にはチャレンジングな週末だった」と、ニュービルはDirtFishに総括した
ヌービルはチャンピオンとしての初ラリーは計画通りにはいかなかったが、それが今後も続くとは心配していない
明らかに、第1戦では多くの問題が起こっていたが、特にヌービルの日曜日のパフォーマンスには懸念すべき点があるだろうか?
昨年、彼がこれほど少ないポイントしか獲得できなかったのは1回だけだった
「我々にとって少し有利になるようなコンディションが必要だったが、今日はそうはならなかった」と、世界チャンピオンは答えた
「特に、予想していたよりも氷が少なかったです。だから結局、私たちにとってはチャレンジングな日曜日だったと思います。特にパワーステージでは、各車ともどんどんスピードを上げていきました。だから今日は私たちにとって勝負どころではありませんでした」
全体的に、ヌービルはモンテを忘れたいと思っているだろうが、彼はそれが傷跡を残すことはなく、これが苦戦の始まりにはならないと確信している
「つまり、それはモンテ特有のものだったんだ。そして、我々はその週末をある時点で少しテストにも使ったんだ」と、彼は言った
「だから、全体的には、私たちはただ前を向いて、忘れようとしている週末から得られる、いくつかの結論(もしあれば)を受け止める必要があると思う。それだけだ」
「確かに、スウェーデンに関してはかなり楽観的になれると言える」と、ヌービルは付け加えた
「より良い路面ポジションは、より良いラリーに役立つでしょう。しかし、それでも、その恩恵を受ける必要があります。それが次のイベントでの私たちの目標になります」
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確かにシーズン前半で獲得ポイントが少なくてもドライバーズチャンピオンになったと言う前例はありますが、実際には焦りはあるでしょうね
次戦ラリー・スウェーデンで高ポイントを獲得して、タイトル防衛につなげたい処でしょうね
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Posted at
2025/01/30 21:05:11