『Jari-Matti Latvala outlines his plans』
トヨタのWRCチーム代表を務めるラトバラは、ドライバーとしてFIA EHRC(ヨーロッパ・ヒストリック・ラリー選手権)のタイトル獲得に集中するため、今シーズンはWRCのいくつかのラウンドを欠場する
ラトバラは先週末、ロヴァニエミで行われた北極圏ラップランド・ラリーで自身のレースシーズンを開始したが、EHRCの開幕戦は、1か月ちょっと後にスペインで予定されている
「リズムに乗るには、感覚をつかんで、たくさん距離を走らなければなりません。アークティック・ラップランド・ラリーは、特別なステージがたくさんあるので、感覚をつかむのに良いイベントです」と、ラリーの週末にラトバラはRallyJournal.comに語りました
「最後にドライブしてから3か月半経っていることが改めて分かりました。ペースノートを読み始めたらすぐに気づきました」
ヨーロッパ・ヒストリック・ラリー選手権は10戦で構成されており、その多くはWRCイベントと重なっており、ラトバラはすべてのラウンドに出場するわけではありません
「スケジュールの都合で参加できないイベントもいくつかあります。目標は10のラリーのうち7戦に出場することです」と、ラトバラは説明しました
「たとえば、ポルトガルのラウンド(ヒストリック・ラリー・ファフェ)は、ラリー・ジャパンと同じ時期に開催されます。当然、チーム代表としての任務でそこにいなければなりません」
ヤリ₌マティ・ラトバラはトヨタ・セリカでアークティック・ラリーを8位で終えた
ヨーロッパ・ヒストリック・ラリー選手権のうちグラベルは2戦のみで、残りの8戦はターマックのため、ラトバラは両方の路面に対応するためのトヨタ・セリカを専用に用意している
「ターマック用は先週日本から到着し、これまで日本でしかドライブしていません。当然、フィンランドではこのようなコンディションではドライブできません。ラリーの前にスペインで初めて運転します」と、ラトバラは語った
シーズン開幕戦はスペインのコスタ・ブラバ・ラリー
「開幕戦がターマックと言う事は、アークティック・ラップランド・ラリーとはコンディションが明らかに大きく異なります。しかし、すべてのドライブが感覚を維持するのに役立ちます。特にここでのペースノートの練習は、ヤニとの素晴らしいトレーニングになります」と、ラトバラは強調した
今年はヤンニ・フッシがラトバラのコ・ドライバーを務める。
来週、ラトバラはラリー・スウェーデンでチーム代表の役職に戻るが、その後はヨーロッパ・ヒストリック・ラリー選手権での運転に焦点を戻すので、トヨタの副チーム代表ユハ・カンクネンが、3月下旬のサファリ・ラリー・ケニアで初めてラトバラの代役を務める
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今季のEHRC全10戦中7戦に出場を予定していると言う事なのですが、最終戦ポルトガルはラリー・ジャパンと日程が重なるので出場しないとなると、残る9戦で何処をスキップするんですかねぇ
まぁラトバラの事ですから、グラベルの戦は出場するでしょうからねぇ(笑)
WRCで18回の優勝経験はあるものの、強力なライバルたちに取り囲まれてタイトル獲得はなりませんでしたが、是非ともEHRCでタイトルを獲得して欲しいですよね
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Posted at
2025/02/12 16:59:48