『Toyota: Our domination so far is ‘irrelevant’』
2025年 WRC(世界ラリー選手権)シーズン序盤におけるトヨタの圧倒的な強さは、今週開催されるラリー・ド・ポルトガルに向けてシリーズが西に向かう中で、ほとんど意味を持たないと、テクニカルディレクターであるトム・ファウラーは語った
GR ヤリス Rally1は、シーズン最初の4戦でペースを牽引し、そのうち3戦でマニュファクチャラーポイントで最大ポイントを獲得したが、ファウラーは、マトジニョス周辺のグラベルロードに向けて準備を進める中で、チームの足元はしっかりと地面に着いていると主張した
ファウラーはDirtFishに、こう語った
「先月のカナリア諸島での勝利直後、会社向けの説明資料を書いていた時に気づいたんです。ポルトガルは今シーズンの5戦目となるが、これまでのイベントとは全く異なるラリーだということです」
「路面もこれまでの4戦と異なり、タイヤとマシンのセットアップの組み合わせも5戦目は違います」
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「これまでの出来事は全て、もはや全く関係ありません。カナリア諸島でどれだけ良い結果を残していたとしても、ポルトガルでは逆の結果になる可能性もあります。もちろん、我々がいかに伝説的な存在であるかを自惚れる事はありません。今年のこれまでの実績は、ポルトガル、サルデーニャ、ギリシャに行った時には何の違いも生みません」
今シーズン、すでにマシンはグラベルを走行していますが、ファウラーによると、サファリ仕様のGR ヤリス Rally1は、今年の他のどのイベントのセットアップともほとんど似ていないとのことです
「ケニアの路面は全く違います。車高もジオメトリも、全く違います。実質的にはポルトガルでまたスタートするようなものです」と、ファウラーは付け加えた
新しいセットアップかどうかはさておき、トヨタはヨーロッパ大陸最西端のラウンドで素晴らしい記録を打ち立てており、過去5回のラリー・ド・ポルトガルで優勝を飾っている
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2017年にトヨタがWRCに復帰して以来ラリー・ド・ポルトガルには7回参戦し、5度の優勝を記録
2021年からは連勝中と相性のいいイベントであり、セバスチャン・オジェに至っては、過去6勝を上げていて、現在ポイントリーダーのエルフィン・エバンスも2021年に優勝してるんですよねぇ
ただ、ヒョンデのティエリー・ヌービルも2018年に、オイット・タナックも2019年に(この時は、トヨタ・ヤリスWRC)で優勝していると言う事もり、トム・ファウラーは気を抜く事は出来ないと言っているんでしょうね
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2025/05/13 17:06:15