『Speed hunters sign up for Scandinavia’s ERC rollercoaster ride』
1.エントリーリスト - バウハウス・ロイヤル・ラリー・オブ・スカンジナビア
彼らは、5月29日から31日までカールスタードで開催されるハイペースのグラベルレースにエントリーしました
ERC 第3戦には、5人のERCイベント優勝者と、ヨーロッパ各地から集まった多くの新進気鋭のドライバーなど、才能あふれるドライバーたちがエントリーしています
フライングフィンのルーペ・コルホネンが、19台が参戦するRally2でトップに立ち、今月初めにMRFを装着したトヨタ GR ヤリス Rally2でハンガリーでERCデビュー勝利を飾った勢いに乗ろうとしている
彼に続くのは、ミシュランサプライヤーのミコ・マルチェク(シュコダ・ファビア RS Rally2)とマッズ・オストベルグ(シトロエン C3 Rally2)で、彼らはハンガリーでそれぞれ3位と2位を獲得し、ポーランドで2度のチャンピオンに輝いたマルチェクはERC暫定ランキングのトップに躍り出た
ERC 第2戦 ラリー・ハンガリーでタイヤの空気圧低下によるサスペンションの損傷で首位からリタイアしたアンドレア・マベリーニは、ピレリを装着したファビアでタイトル獲得を目指している
2年前のスウェーデン大会でジュニアERC優勝を果たした、ハヌークがサポートする地元のヒーローであるイサーク・レイアセンが続き、元F1レーサーのヨス・フェルスタッペンがそれに続きます
ERC マスター選手権のリーダーであるレイアセンはグラベルでのスタート経験がわずか2回であるため、スウェーデンでのトレーニングを優先しています
現JERCチャンピオンでJWRCタイトル挑戦者のミレ・ヨハンソンは7番シード、続いてハンガリーでのERC マスター選手権で娘のレベカがコドライバーを務め優勝したササ・オーレが続きます
M-スポーツ・フォードWRTのジョン・アームストロング(フォード・フィエスタ Rally2)と、MRFタイヤディーラーチームのステファン・ルフェーブルがトップ10に名を連ね、2014年の初代JERCチャンピオンであるルフェーブルは、 バウハウス・ロイヤル・ラリー・オブ・スカンジナビアに初参戦するため、ヒョンデからトヨタのマシンにスイッチし、アームストロングは、スウェーデンのイベントに3度目のRally2参戦を控えています
次にリストアップされているフィリップ・アレンは、ハンガリーのパワーステージで優勝を果たし、勢いに乗ってスウェーデンに向かいますが、ハンガリーでは、ポーランドの有望株ヤクブ・マトゥルカが不運なリタイアを喫しました
ルーマニアで複数回チャンピオンに輝いたシモーネ・テンペスティーニも、スウェーデンでリタイアの連続を止め、巻き返しを図ろうとしていますし、故コリン・マクレーの甥で、ジュニアERC卒業生のマックス・マクレーは、Rally2参戦への意欲を高めています
Kowax DSTレーシング、北上へ
ポーランド出身のダリウス・ビエドジンスキとチェコ出身のマルティン・ヴルチェクは、バウハウス・ロイヤル・ラリー・オブ・スカンジナビアにKowax DSTレーシングからヒョンデ i20 N Rally2を駆り、2025年から新たに創設されるERCマスター選手権に参戦しており、今シーズンのエントリーに加わることは喜ばしい
ノルウェー勢がスウェーデンに集結
マッズ・オストベルグに加え、ノルウェーで最も成功を収めたラリードライバー3人、エイヴィンド・ブリニルセン、フランク・トーレ・ラーセン、ヘニング・ソルベルグがバウハウス・ロイヤル・ラリー・オブ・スカンジナビアに参戦するのだが、ソルベルグは、兄のペターと甥のオリバー(同大会で2度の優勝経験を持つ)の後を継ぎ、ERC3戦連続のグラベルラウンドの2戦目に挑む
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3. BAUHAUS Royal Rally of Scandinavia 2025 Entry list
まだ2戦が終わったばかりなのだが、ERCのタイトルをメインとして参戦しているドライバーは、現在のランキング上位の中ではミコ・マルチェクとマッズ・オストベルグ、少し差はあるがアンドレア・マベリーニの3名かと
ただ、ここで立ちはだかる壁となるのが、今季WRC2に主戦場を置くルーペ・コルホネン
果たして誰が、第3戦の勝者となるのか
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Posted at
2025/05/21 19:14:39