『New era of World RX ‘exceeded expectations’』
新時代、新世代、新たなスタート
ロウサダで行われたWorld RX(世界ラリークロス選手権)の開幕戦を何と呼ぼうとも、世界モータースポーツの統括団体であるFIAにとっては、それは暗闇への一歩だった
FIAは、スポーツ部門と技術部門の両方を運営し、世界ラリークロスのプロモーションも担う中で、近年大きな課題に直面してきたシリーズにおいて、確固たる地位を築いている
出場者数の減少、メーカーの関心の低下、そして最高のレースを観戦するための有料化は、大きな痛手だった
FIAは当初から、世界ラリークロスをファンに返す意向を明確に示しており、ロウサダで行われたポルトガル開幕戦の無料ライブストリーミング配信は、その完璧な第一歩となったようだ
日曜日の決勝は約50万人が視聴したと見られており、数千人がゲートをくぐり、スタンド席でニクラス・グロンホルムの第1戦優勝を見届けた
レースの優勝者はニクラス・グロンホルムだったが、このイベントの勝者はFIAだった
FIA ロードスポーツディレクターのエミリア・アベルは、ポルトガルに集まった大勢の観客の中にいた
第1戦は彼女の期待を裏切らなかったのだろうか?
「あらゆる面で、間違いなく期待を上回りました」と、彼女はDirtFishに語った
「地元主催のASNは本当に素晴らしかった。このようなサポートのおかげで、選手権を運営する私たちの仕事ははるかに楽になりました」
ご存知の通り、6週間の間に、地元の運営チームは4月に全国規模のラリークロスイベントを開催し、その後WRC、そして世界ラリークロスの公式テストイベント、そして世界ラリークロスの開催を迎え、木曜日の夜、ロウサダ中心部で行われた地元住民に世界ラリークロスを紹介するイベントから、日曜日のイベント終了まで、皆笑顔で全てを成功させてくれました
「きっと画像をご覧になったと思いますが、木曜日の夜からフィニッシュまで、本当に素晴らしかったです。大勢の観客、素晴らしい雰囲気、ライブストリーミングで無料で観戦してくれたたくさんの方々、素晴らしいレース、そして素晴らしい天候」
「先週、世界ラリークロスは再び人々を立ち上がらせ、歓声を上げさせました。私たちは人々に笑顔をもたらしました。素晴らしいスタートです。まだまだやるべきことはありますが、これはほんの始まりに過ぎません」
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大人気を誇った世界ラリークロス選手権が、一時は消滅するかに思えた時期も
一時は、WRCでヒョンデが主張する様に、トップカテゴリーがフル電動化に舵を切った事もあるのだが、安全性を確立する事が出来ず廃止に
しかし、内燃機何とEVを上手くBopwo図って両立させ、今はEVマシンと内燃機関のマシンが混走するシリーズとなって、徐々に人気回復が
更にFIAがプロモーターを務める事になって人気回復に一役買う事に
それが、今回行われたイベントの無料配信などで、想定以上の成果を上げたようですね
まぁ日本では、そのイベントそのものが余り知られていないラリークロスですが、日本でも人気が出ると良いですよね
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2025/06/17 21:11:32