『Evans “at ease” with diminishing points lead』
WRC(世界ラリー選手権)ポイントリーダーのエルフィン・エバンスは、ラウンドを追うごとにリードが縮小していることに「安心」している
エバンスはラリー・スウェーデンでの優勝で選手権トップに躍り出ると、ケニアでの勝利でその差を36ポイントに広げ、ラリー・イスラス・カナリアスではカッレ・ロヴァンペラが優勝したが、エバンスはシリーズリードを43ポイントに広げた
しかし、その後、グラベルで路面を制するという課題に直面し、リードは徐々に縮まり始めている
来週のアクロポリス・ラリー・ギリシャを前に、エバンスはセバスチャン・オジエに19ポイント差をつけ、トヨタのチームメイトであるロヴァンペラはオジエのさらに1ポイント後方につけている
つまり、過去2戦(ポルトガルとサルデーニャ)でエバンスは24ポイントを失ったことになるが、これは驚くべきことではなく、懸念材料でもない
2025年シーズンのエバンスの好調なスタートには、ハンディキャップが伴う
「7戦続くグラベルラリーに臨むにあたり、他のドライバーに問題がない限り、このポイント差を維持するのは現実的に容易ではないことは分かっていた」と、エバンスはDirtFishに語った
「差が縮まってきていることは分かっていますが、当然ながら戦い続けなければなりません。ドライグラベルラリーではもう少し良い走りを見せようと努力しなければなりませんが、当然ながら最後まで走りきれずポイントを獲得できないこともよくあることです」
「もちろん、バランスを取るのが大変ですし、一度クリアしたらペースを取り戻さなければなりません」
アクロポリスの後すぐにエストニアとフィンランドが続きますが、しばらくの間、最初にスタートする最悪のイベントになるはずです
しかし、オジエはエバンスにとって懸念すべきライバルとなるのでしょうか?
そして、エバンスはオジエがライバルであることを望むでしょうか?
「私にとっては関係ありません。結局のところ、セブ次第です」と、彼は答えました
「彼がドライグラベルラリーで何度か優勝するたびに、毎年この質問が出てくると思う」
「最終的にはセブ次第だけど、これは世界選手権で誰が来ても勝たないといけない。それが現実なんだ」
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パートタイムドライバーのオジェとは19ポイント差で、エバンスと同じレギュラードライバーのロヴァンペラとは20ポイント差で、一応リタイアでノーポイントに終わる事もあると言いながらも、簡単に縮まらない差だと、エバンスは思っているようですね
まぁタイトル獲得に向けて、ある程度の速さをキープしつつ、丁寧な走りを心掛けて、取りこぼしの無いようなシーズンを過ごし、最後には笑って欲しいものですよね
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Posted at
2025/06/21 21:08:44