昨日の祝60レポということで、今日は記念として、皆さんにコース料理をお召し上がり頂きたいと存じます。(怪しすぎ。もう何も言うことありません。)
■前菜
コース料理とは実によくできた進行方法である。前菜があり、焼き物・揚げ物、汁物、箸休め、メイン、デザート、実はよく知らないので某居酒屋の宴会コースを参考に書いておりますが、埼玉55が思うに、「箸休め」は大切ですね。
そこそこ食べて、まだ後がある。大分おなかも膨れてきたぞというときに、箸休めです。これがあるからメイン・デザートがこなせるのです。(あんたの前振りは、みんカラにどうつながるのか?脈絡が無さすぎてまったくわからん!)
■焼き物
今までオイルやセタン価向上剤に絡めて、ノッキングの話に少しふれました。ガソリンエンジンではノッキングセンサーによる検知で着火を遅角させ抑え込む制御がたっぷり入っており、あまり日本車では体感できなくなっている。
方やディーゼルエンジン(以下DE)では、人によるとDEはノッキングしながら動いているようなものと言うくらいのべつくまなく起きているようで、感じ取れるかどうかという事でしょう。(ふむふむ、みんカラらしくなってきた)
■揚げ物
内燃機関にとってノッキングは悪であり、制御できていない爆発が起きているので、これを防ぐことに開発の目が向けられる。ノッキングが起こると熱界壁を破壊し、燃焼室の内壁は直接燃焼ガスの高温にさらされます。エンジンオイルやクーラントで冷却しておりますが、連続して起きると追い付かない状況となります。(そうだね)
■汁物
ネットにはノッキングで壊れたピストンの写真がチラホラ載っていますが、ピストンリングの3本溝の山部分が見事に吹っ飛んでいます。壮絶なエネルギーである事が伺われます。(お~怖わ~)
■箸休め
●世の中にはいろんな人がいるもので、ノッキングの先のスーパーノッキングのような状態(デトネーションという)を推進エネルギーに変える理論を研究しているひとがいるようです。(ようやく解った。車のブログに飽きたから軽く箸休めしたいのね!好きにしな。)
●デトネーションは、マッハ数約5 - 10という非常に高速で伝播するものらしく、内燃機関に起きればひとたまりもありません。理論は慶應義塾大学の松尾亜希子教授のLabが解説しておりますので、関係先リンクよりご覧ください。
●また、平成25年には名古屋大学でパルスデトネーションロケットエンジンの試験成功が伝えられております。
https://www.nagoya-u.ac.jp/about-nu/public-relations/researchinfo/upload_images/20131021_eng.pdf
■寄道話し(メインに入ります)
デトネーションの技術を知り、昔鉄砲を作ろうとしたことを思い出しました。(ナナナナ?唐突にとんでもないことカミングアウトするな!みんなドン引きやわ!)
当時爆竹が大流行しまして、男子たるもの思う存分爆竹を鳴らそうと、小遣いを溜めて爆竹を5箱ほど買い求めました。もう気分はすっかり不良です。本当は10箱欲しかったのですが埼玉55代表は子供時代から資金難が続いております。(男子たるもの・・・とは普通こころざしだろうが!)
地元の香川県はため池が非常に多い土地で、実家の近所にもため池があります。昔は冬になると猟師がきて散弾銃でカモを撃っています。散弾銃の空薬きょうをあつめて、自分もゆくゆくは立派な猟師になりたいと思っておりました。
研究熱心でせっかちな代表の事です。大人になるまではとても待てません。まずは鉄砲を作ろうということで(あかんやろ!)研究を始めました。どうすれば火薬はつくれるのか?当時熱心に調べましたが、小学校の図書館にはそんな物騒な本は置いていません。(本無くてよかったわ。)先生に聞くわけにも参りません。(聞かれても困るだろう!)
仕方なく、火薬の製造は置いといて、かも猟へ向けて威力の実証試験から始める事としました。身近にあったストックの爆竹の爆発力でパチンコ玉を発射して、火薬の量と飛距離の関係を記録するという実験です。(それなりにちゃんと考えている。イヤイヤ対象が間違っとるわ!)
都合のいいことに水道鋼管L字型エルボー付きがあります。エルボーの内径を釣りの鉛重りを溶かして塞ぎ、導火線を通す穴を開けました。もう完成したも同然です。ありったけの爆竹をばらして火薬を取り出し、銃口から注ぎ込み、導火線をエルボー側から通し、細い棒で十分突き固めパチンコ玉をセット。(火薬の量と飛距離の関係はすっ飛んでいる。計測してLOGちゃんとつけろ!)
いかほどの破壊力があるのか当時は計算できなかったので、危険性を考慮し、木製のウマを作り、銃身にぞうきんを幾重にも巻き、わら縄でウマにグルグルに縛り付けました。実家の土塀に向かってセットし、まずは10歩の距離です。(やっぱりそれなりにちゃんと考えとるわ。だから対象が間違っとるわ!)
長めの導火線に香取線香で着火。数秒でバァンッ。大きな音がして木製のウマがひっくり返っています。土塀に浅めの穴が空き発射試験は見事成功しました。エルボーに詰めた鉛はどこかへ吹っ飛んでなくなっており、暑い夏の日、一度限りの実験でしたが、いまでも火薬の焼けたにおいとともに鮮明な記憶として残っています。(ホンマ手持ちで撃たなくてよかったわ)
改めて今回調べると、Yahoo情報では「爆竹の火薬は滑らかな銀白色の粉末で主成分は過塩素酸カリウム約67% アルミニュウム微粉末約27% 三硫化アンチモン6% です。硬い容器に密閉して点火すると燃焼速度は3000m/s以上になります。これは音速を超えており強い衝撃波を伴って爆発します。」とある。
ムムムッ。マッハ1は340m/sなのでマッハ8.8。マジでやばいわ。代表は小学生時代にすでにデトネーションを体験してたみたい。(今も昔もホンマろくな研究しかしないわ)
■デザート
内燃機関ではノッキングしないのが善・ノッキングが悪とされたものが、デトネーションエンジンではノッキングが善になっていますね。これからは、煤やノッキングの悪口言うのはやめます。ここへたどり着けた方は、無事にコース料理をお召し上がりいただけたようですね。箸休めは大事です。
●危険表示:燃焼速度の話であり、射出速度ではありませんので誤解無きよう申し添えます。また、危険しかございませんので、良い子の皆さん、悪い子の皆さんも、絶対に真似をしないようにお願いします。
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2021/06/06 06:18:50