恐ろしい話をします。
豊田中央研究所の江崎氏の論文を読んでいてふと思ったことですが、燃料添加剤でインジェクターや燃焼室に堆積している油溶性デポジットや水溶性デポジットを落とすと、水と二酸化炭素に分解されるわけではないので、そのままDPFに行ってDPFを詰まらせるのではないか?
デポジットは大別して水溶性の硫酸塩とリン酸塩などのどうやっても燃えない物と、油溶性で燃料由来のカーボンデポジット系でDPFへ飛んで行って燃えるかもしれないものがあります。
・燃料由来のカーボンデポジットは、カチカチに固着した酸化物でPEA系などのF1などでベチャベチャにふやかして吹き飛ばして落とす動画がいっぱいありますね。
・ガソリン車はDPFがないのでこれでいいのでしょうが、ディーゼル車はDPFに引っ掛かり、燃焼室で燃えずに吹き飛ばされるベチャベチャな物が、DPFの中で本当にどれだけ燃えるのかは非常に疑問があります。
それでも、ほっとくと燃焼室にデポジットが堆積しインジェクターが詰まるしどうすればいいのかの答えは無いのかもです。誰か知っていたら教えて下さい。
かなり難読ですが、この論文はよく読まれた方がいいかと存じます。インジェクターや直噴ディーゼルエンジンの話ではないので問題点をイコールで捉える事はできませんが、参考になるかと存じます。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcombsj/56/178/56_308/_pdf/-char/en
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2023/06/30 20:02:39