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埼玉55のブログ一覧

2022年10月03日 イイね!

極圧剤を入れると

摺動面に保護膜が形成され、摩耗から母材を保護するのですが、一般的に保護膜はグレーになるようです。

●極圧剤の入っていないオイルで保護膜が形成されていないケース


・摩擦で摩耗して白銀色にピカピカしています。擦り傷もくっきりついており何かをかじったと思われます。オイルには通常なにがしか極圧剤とFM剤が入っていると思っていましたが、これ以来、極圧剤は必ず後入れするようにしております。

●極圧剤をいれて保護膜が形成されているケース


・グレーの保護膜が形成されて母材の摩耗から保護しております。これに良質のFM剤が合わさればシュルシュルスコスコと心地よくエンジンが回ります。

・ちなみに極圧剤は極圧状態で消費され油中の成分濃度が低下して剥がれた保護膜を充分再成しきれなくなりますので、長距離無交換の場合は追加で後入れが必要なのかよく見た方がいいかと思います。

・スカDエンジンの吸気カム山はローラーカムなのでほぼ摩耗しないのですが、排気カム山は摺動する機構との事です。マスター55カーチャンネルさんでは排気カムの焼き入れの甘さが過去のリコールの原因ではないかという腑に落ちる話しもあり勉強になります。こうなると極圧剤でも防げませんね。

https://www.youtube.com/watch?v=dFZeTs3JVx8

●スカDオイルは
有機モリブデン入りということでしっかり保護されていると思いますが、保護膜を撮影した記録がありませんので正直解りません。

・皆さんのオイルとカム山の状況はいかがでしょうか?エンジンカバーを外しライトONにすると撮影しやすいですね。😋
Posted at 2022/10/03 12:56:48 | コメント(6) | トラックバック(0) | エンジンオイル | 日記
2022年09月29日 イイね!

この冬はミカドを試してみよう

という事で次の2種類を購入しました。10月1日より価格改定なので駆け込み需要で2缶です。最近は月の走行距離が4000キロ程度になっておりますので毎月オイル交換になります。

・ミカド PREMIUM C3 SP 0W-30 20L
100℃ 40℃度 粘度指数 HTHS
11.3 58.2 192  3.5

・ミカド T-BLEND C3 SP GF-6 RC 5W30 20L
100℃ 40℃度 粘度指数 HTHS
11.8 60.8 194  3.5

●レビュー
早速、PREMIUMを入れてみました。スルスルスコスコ軽くて乾いた音を出しながら軽快に回ります。5万キロ未満のスカDにはベストな逸品かもしれません。

・ピュンピュン号は12万キロ超えてますので、アクセルの付き具合が感じられません。軽く踏むと軽快に回りますが、加速途中パワーが出ていなくて車が前へ行く勢いが抜けている感がありました。

で、粘度調整をしようと思い半分抜いてニューテックのエステルを2.5L入れると・・・やりすぎた

・暴力的に加速して行きます。油膜の圧倒的強さを感じます。交通安全運動中でパトカーがウロウロしておりますので加速は2速の途中まで。エステル効果と粘度UP効果でメカノイズは少し静かになりましたが心地よいスルスルスコスコ感が無くなってしまいました。

・ミカド PREMIUMとニューテック(エステル)の相性は悪くはないが良くも無い感じで、添加剤が一部ケンカしているのかもしれません。キューミックのフルパオにニューテックのエステルを入れた相性の良さとは違い違和感があります。充分なじむまで乗って様子をみます。🤔

・アクセルの付きをよくする方法として、AN15、mPAO、エステルなどノンポリマーの物を添加するとせん断劣化に強いので、オイルがシャバシャバにならない事やスラッジの発生が抑えられるメリットがあります。

どれも動粘度を高くするのですが、同じ動粘度に調整しても、乗り味が全く違うのが奥が深くて面白いです。🤔

■寄道話し
ニューテックのエステルは解りやすくて一番のお気に入りですが、PAOにエステルが30%程度配合されているものとの話があり、効果の体感上かならずしもエステル100%が良いとは限らないところがあります。

冬のボーナスがでたら5Lニューテックを入れて冬山に行きたいですね。AN15やmPAOと比較して、摩擦係数の改善が大きいので滑らかしっとり感があります。

T-BLEND C3 5W-30 は改めてレポしますが、せん断劣化に強いオイルのようでかなり期待出来ますね。😃

DL-1とかC3のDPF対応の規格からは外れた話しですのでお薦めはしておりません。😋
Posted at 2022/09/29 18:33:03 | コメント(8) | トラックバック(0) | エンジンオイル | 日記
2022年01月16日 イイね!

秘技ペール缶転がし

先日来、フルPAOとVHVI+PAOのブレンドを色々比率を変えながらテストしている。オイルの設定が決まると走りが実に気持ちがいい。どこまでも走って行きたい気分になる。

しかし、気温の上下で一度決まっていたものが簡単に崩れてしまう。平地と峠、日中と夜間でも乗り味がガラリと変わる。平地に合わせると峠で不足を感じ、日中に合わせると夜間の温度に合わない。オイルを抜いたり入れたりやりくりが忙しい。

●AJD741さんの発案
みん友さんのAJD741さんがオイルをオイルジョッキに移す際に、楽な方法を発案された。試すとすばらしい。以来、まねっこして楽させていただいております。少し写真を作りましたのでご紹介したいと思います。元祖がわかりやすいか?

ペール缶の注ぎ口にエーモンの注油ノズルをつけました。これをつけておくとこぼれませんので楽勝ですね。


ペール缶を注ぎ口を上に横倒しにします。新品のときはオイルがあふれないように、注油ノズルの先を上へ向けておくといいでしょう。


ジョッキをセットしながら、ペール缶を転がしていくとオイルが出てきますので、必要な量で缶を元へ戻しましょう。


埼玉55はレンタル倉庫でコンテナの床の高さを利用しております。ウッドデッキとか縁側とか段差を利用することが前提となります。

後AJD741さんの整備手帳でご紹介されているエコオイルチェンジャーも便利ですね😁
Posted at 2022/01/16 13:28:23 | コメント(4) | トラックバック(0) | エンジンオイル | 日記
2021年12月02日 イイね!

スカD2.2のなかの状態

先日フラッシングオイルの話をしました。来週早々にフラッシングする予定を組んだ。

エンジンの内部の汚れについては、見る機会がないので計り知れないところがある。とあるみん友さんは20万キロ超でカムシャフトを交換しており、こまめにオイル交換もされているようだが見事に摩耗しており驚いた。

この方とは情報交換していないので解らないが、例としてW-30が希釈したオイルで7000キロ毎の定期交換だとこうなる可能性が高いのかと思います。

老体には燃費を捨てて1ランク粘度を上げて、希釈量も250ml以内、最悪500ml以内で交換するのがいいのではないかと考えております。

本来の希釈限界値は2.5%で127.5ml程度ですが、250ml希釈してもW-40がW-30台に下がるだけの話で、カムシャフトの摩耗も遅らせる事ができるという考え方です。1Lくらい平気だというディーラーが居たら、念書を取っておくことをお勧めする。

●さて、今日の本題は
YouTube動画で「DIY channel 4403」さんのチャンネルは是非ごらんいただきたいと思います。

素人といいながら、気持ちいいほどドンドン分解していきオイルパンやタペットカバー内の様子がよく解ります。ディーラーだと完全にエンジン載せ替えを自分で何とかするという話です。

・MAZDA CX-5 KE 22,000Kmオイル無交換の車パート(1~7)
・MAZDA CX-5 KE カーボン除去DIY パート(1~6)

各編がパートで小分けにされており解りにくいですが順番に視聴すると作業工程がつながります。関連情報リンク貼っておきます。

●動画を見て思ったこと
先日塩基価の話をしたが、DL-1は元々塩基価がさほど高くなく、距離を乗っているとこれが下がってきます。

塩基価は清浄分散能力と考えていいと思いますが、7000キロ辺りでオイルが粘り気に反転してくると完全に「DIY channel 4403」さんのようなケースの入り口で、放置すると動画のようになります。

DPF再生時に軽油で希釈される個体は粘り気が出にくく、塩基価が下がっていることに気が付かないかと思われますので注意が必要です。

あまりに壮絶でイイねボタンを押し忘れてしまうほど見ごたえのある動画なので、心してかかられたい。

■寄道話し
ファイバースコープを買ってしまった。GEECR5.5mmファイバースコープ4.5インチIPSモニター。お金も無いのにAmazonのブラックフライデーにつられて、欲しい物をどんどん買った。来月の支払いはきっとキャーだわ。

スカD2.2のなかの状態を時折見れるといいなと思い、ファイバースコープにまで手を出してしまった。タペットカバーの中とかインマニの中が気になる。

カメラ部分の太さは5.5mmだが長さが書いてなく40~50mmはありそうで、くねくねと上手く障害をさけて奥へ進めるのか?気になる。インマニで詰まらせて取り出せなくなったら傑作だわ!週末は撮影大会ですな。
Posted at 2021/12/02 12:35:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | エンジンオイル | 日記
2021年11月30日 イイね!

フラッシングオイルとバーダルETFについて

前回のオイル交換時に手持ちの半端オイルをかき集めて混ぜ合わせエンジンのフラッシングをした。

別にフラッシング剤を入れたわけではなく、DL-1オイルとして充分通用するものを混ぜ合わせて、10分強アイドリングと軽くレーシングした。

こういう時にRMC-3E施工用の突っ張り棒が役に立つ。1500prmに合わせてしばらく回すのだ。

これにより、部品の隅々に入り込んでいる添加剤の死骸をかき集めて排出した。排出したオイルは驚くほど黒くてヌメヌメギラギラの銀黒灰色だった。

ここで、プラッシングの要不要について話すつもりは無いが、レヴィテックの薄い被膜をきれいに定着させるためには、これらの汚れを取っておかないと、不純物の多い被膜が形成されてしまうのではないかとの思いからである。

気にしすぎるのも何だが、ピストンリングとシリンダー壁の間の油膜厚さは1ミクロンを切っておりここだけはないがしろに出来ないのです。そのうち小ネタでアップします。

そこで今回は、フラッシングオイルを新日本油脂工業(株)から直接買った。

●代表性状
スーパーフラッシングオイル 8140円/20L(税込・送料込み)
密度:0.8730g/㎤
引火点:220℃
動粘度 40℃:28.690㎟/s
動粘度100℃: 5.036㎟/s
粘度指数:101
酸価:1.23mgKOH/g

SDSから見るに、鉱油98%、清浄分散剤が2%とみえる。配合濃度からするとさほど強烈でもなさそうでその点安心してつかえるかと考える。

●コスト的には
コスト面を見ていくと、20Lで8140円なので1回あたりは2035円。バーダルより少し安いが、自分でやる方は廃油処理用のコストが+1回分かかるので≒2500円としておこう。全然安くはないな。

●オイルライン
車のオイルラインは複雑でかなりの量が抜けない。そこに添加剤の死骸などが入り込んでいるのだが、フラッシングオイルですすぐことにより随分スッキリはする。

峰岸さん(自動車整備士)は本業でトラックの整備をしているのだが、フラッシングする場合は3回ほどやるとの事である。

関連情報リンクにオイルラインの図を貼っておきます。

●運用的には
バーダルリングイーズプラスは入れてから3000キロほど少し味の悪い思いをしながら我慢しなければならない。フラッシングはその我慢の必要が無い。

実はバーダルにはETFというフラッシング剤があり、オイル交換1週間前くらいに入れて50~300キロ程度走行する事でそこそこの効果がありそうなものがある。

今回はリングイーズのかわりにETFで手短に汚れを落とし、さらにフラッシングオイルですすいで新油を注ぐ事とする。

●バーダルETFのコストは
Amazonで¥1,273だった。まだ物が来ていないので、あまりに安くて大丈夫かな?

●作業工賃
傑作なのが峰岸さんの作業工賃はフラッシングしようがしまいが2200円で同じなのである。時間は単純に倍かかるし、廃油も倍発生するのでこれでは悪いな。次回はスタッドレスタイヤでも組んでもらおう。

■寄道話し
お昼はいつも奥様の愛妻弁当であるが、今日のおかずはおどろいた。よっちゃんの酢いかである。昨日の晩酌の残りではあるが、お弁当のおかずとしては斬新であった。
Posted at 2021/11/30 19:27:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | エンジンオイル | 日記

プロフィール

「ディーゼルエンジンは初めての場合濃度濃いめが良いかもです
500ml位とか」
何シテル?   06/13 18:29
埼玉55です。よろしくお願いします。とにかく長距離ドライブするのが好きです。あとCX-5で未踏破の県は沖縄県のみ。 CX-5をKEからKFと乗り継いでいま...
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