
DPF再生間隔が短くなる原因で、センサーに絡むものは4件。
1.DPF 差圧センサー(正式な呼び名は知らない皆さんは排気圧センサーというのか?)
2.インマニ 吸気温度センサー
3.インマニ 吸気圧センサー
4.DPF A/Fセンサー
その内、2や3は皆さん時折思い出したように清掃されておりますので、センサーの経年劣化は別としても、汚れが原因でセンサーの計測精度が出ずに、煤の大量発生につながるケースは無いと思います。やっていない方は頑張ってやりましょう。センサーを外すときは必ずコネクター(信号ケーブル)を外して行いましょう。外さずに無理やり回すと断線して即死してディーラーに怒られます。
●DPF差圧センサー
DPFの前と後ろの差圧を測り、差圧が大きくなってきたらACCを6g/Lとかにして、DPF再生を開始する。
・で、まれではありますがセンサーが壊れる。センサー取付位置がDPFに近く、遮熱板で囲われているが真夏は恐ろしい温度になっている。みん友の熱害で壊れた話を聞き、埼玉55は遮熱板の内側にノックスドール3100を塗りたくって、センサーの樹脂部分が熱劣化しないように対策を行いました。これは効きます。
・昨年の夏に差圧センサーに繋がっているホースを外して、センサーの目視点検を行った。全く汚れが無いことから、このセンサーは煤が堆積して測定値の誤差が出る事は無いと判断し、熱害対策だけで良く、2度と掃除する事は無いと結論付けていた。
・しかし、★細長い差圧パイプ内部が煤で詰まって、DPF前後の差圧を正しく測定できないケースがあるとの事。トラックの整備の話をチェックしていると、差圧パイプの煤詰まりはあって当たり前の話になっており、自転車のブレーキの撚りの入ったワイヤーのようなもので、曲がりくねった差圧パイプの内部を突いて煤を落とすとの事。★詳しくは関連情報リンクで。
・今度の休みに、ワイヤーを用意してパイプ内部をツンツンしてみる。物理的には垂直に立っているパイプがDPFの後ろ側、斜めっているパイプがDPFの前側となる。ワイヤーで掃除すべきは斜めのパイプという事になる。詰まるとすれば、DPFに刺さっている付近でかなり奥の方と考える。

センサーの左側のホースの先に差圧パイプが見えるが手が入るのか?よくわからんですね。
●埼玉55の仮説1
物理的な事を考えると、エンジン回転数1500rpmと3000rpmでは時間当たりの通風量が変わる。1500rpmでは差圧は低いが、3000rpmでは差圧が高くなる。しかし回転を落とせば差圧は低くなるので、アクセルを踏み込んでACCが爆上がりし、アクセルを戻してしばらくすると補正でACCが下がるという現象が考えられる。
これが自己燃焼と間違えないように注意をしたい。
オイオイ!トルクプロ持っていないやつが言う事ではないだろう。
●埼玉55の仮説2
ところで、この差圧に基準値があるのだが解らない。測定方法はトラックでは関連情報リンクの通りだ。DPF再生後の差圧が基準の閾値をクリアしていれば、その差圧がリセット原点でDPF再生後に差圧0kPaでACCが0g/Lになる仕組みと考えられる。
難しい表現だが、いつまでたっても詰まりが数字に表れない方式という意味です。瀕死のDPFでもACCは0になる方式。
つまり、DPFがそれほど詰まっていなくても、差圧パイプが詰まっていると仮説2の制御でACCは一旦0になるが、少し走ると、差圧が高いことに気が付き、ACCを上げておくかという判断をし、ACCは一気に爆上がりするのではないか?という事を言いたい。
訳のわからん話がころがってここへ着地したのね。さてはオイルネタに飽きたな!
■寄道話し
オミクロンでウロウロすると奥におこられるので日帰り温泉はやめた。林道を1本だけ、しかも燃費を心配し、下りだけ攻めて大人しく帰宅する。時代に即した車の転がし方だわ。する事が無いので、車弄りも気が乗らない。で、最近GAOをよく見る。お気に入りはゴールデンカムイ。よくもまあ、展開がすごくて、関心しながら楽しんでいます。埼玉55好みのキモイ話がいっぱいです。
Posted at 2022/02/15 22:17:35 | |
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