21.7.27再編集
この施工方法はEGRパイプを外せる事、できればEGR制限プレートを持っていることを前提に書いております。

リヴァネス社製RMC-3Eネタ、まだやってたの?
スカDエンジンの鬼門である、EGR合流部分の固着カーボン落としを進めている。土日にやろうと予定していたが4時起きして近所の秋ヶ瀬公園で施工した。
●EGR-HOT経路
エンジンスタートして水温が80℃になるまでEGRはHOT経路のみ通る。そこで、その間に通常噴霧位置から100cc噴霧した。
●EGR-COOL経路
(1)冷間時に(エンジン停止)EGRパイプを外して、EGRパイプの中とEGRクーラーに吹き付けておき、温まって蒸発してEGR合流部へ回る方法について試行している。課題は手間のわりに必要量が吹けない。
⇒EGRパイプは再取り付け時に液が漏れるのでやめ、EGRクーラーに50プッシュ(約50cc)噴霧した。これでEGRクーラーの中も洗浄効果でさらにきれいになってくれると嬉しい。(2)と同時に行わない事。排気圧で薬液が噴き出してしまいます。
結果:ここは、流速が遅く端っこがケミカルでは取りきれないので精密ドライバー等Φ1.5mm程度の細いもので丹念に奥へ突き落とす事をお勧めします。EGRクーラーの煤は、出口部分に集中していますので、あまり奥まで掃除する必要はない。
(2)暖気後、一旦エンジンを停止し、EGRパイプを外してエンジンをかける。COOLD経路のEGRバルブが開いた(エンジン負荷が高くて燃焼温度が高い)ときに薬液を噴霧する。課題は音がうるさい。噴霧により燃焼室温度が下がるとバルブが閉じられるハズなので、バルブ開閉の動作をよく見ながら施工したい。通常よりゆっくり噴射します。

⇒結果:1750rpmで1秒1回で100cc噴霧した。バルブの途中閉鎖は無かった。噴霧しようとEGRパイプを外して見たところ、いつもEGRバルブ周りに見られた煤の付着がかなり少なくなっている。今まで通常位置から噴霧したRMC-3Eの効果かもしれない。
●EGR合流部分へのアプローチ
・RMC-3Eの通常施工では、ターボ→インタークーラー→エアスロットバルブ→EGR合流部分→インマニとフレッシュエアー経路を流れるので同じ100cc吹いても、空気量と薬液量の比より濃度が薄い。燃焼室からEGR経路を通って再度還流するが、その時の濃度は更に薄い。
・RMC-3EのEGRバルブからの施工では、EGRパイプを外しているのでEGRは介在せず、インマニの負圧に吸い込まれて行く空気に乗って、直接EGR経路からEGR合流部へ到達する。濃度が濃い。
★100cc吹いたら100cc全てがEGR合流部へ到達するという事だ。ガッツリ患部に浸透させることができた。
DSCの写真を見ると、さほどの走行距離でなくともEGR合流部分から吸気バルブの傘までが悲惨な状況が多い。EGR経路を通過させた濃い薬液を、EGR合流部分へ行き渡らせることが重要と考える。
🌑方法は確立できたので、効能どおり薬剤が効けば、ミナト自動車のお世話になることは無い🎵回数は100ccを10回やること‼️
●危険注意事項
EGRパイプを外すと、排気ガスはマフラーに行かず、すべてEGRクーラーから煙になってモクモクと出てきます。排気ガスや、噴霧した薬液を吸い込まないように、息を止めて施工する事。火事場のような煙が出てビビりますのでお勧めできません。
または、EGRクーラーの出口を水で完全に湿らせ軽く絞ったショップタオル1枚をねじり込んで塞ぎ、マフラーへ排気ガスを流す工夫が必要。EGRクーラー出口の排気圧が高いので、タオルが飛ばないようにしっかりテープなどで留めてください。結果:テープは吹き飛ばされましたので、私はEGR制限プレートで押さえ込みました。この方法は完璧です。

音も慣れてきたのか、初めてEGRパイプを外してエンジンをかけたときはうるさいと思ったが、EGRクーラー清掃の煤飛ばしで3回行っており、今日は静かに思えた。自宅でやるのはやはり迷惑なので河川敷等場所を考えてください。
Posted at 2021/07/15 18:55:16 | |
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