
●埼玉55にも悩みがあり
15万キロ弱でエンジンがヘタっていると思いますので一度オーバーホールをしておきたいところです。比較的状態のいいエンジンだと思いますので、ケミカルを使ってシリンダー壁面とピストンリングの隙間のすり合わせ調整を行います。

チタニックのステッププログラムを始めました。
●平たく言うと
Step1.ハロゲン系で溶かして摺動面をミクロン単位で平らに仕上げ
Step2.チタンでフラッシング後チタン保護膜でコーティングして
Step3.チタン系エステルをオイルに入れてヌルスコにする
●施工方法

・オイルはミカドのT-BLEND C3 SP GF-6 RC 5W30を5L新油
・Titanic(チタニック) ハロゲンチタンプラス 250ml TG-H250(熱帯雨林¥3,089)を1本
入れて500~1000キロただ走るだけです。
※新油にしないと劣化の始まったオイルではフィーリングの変化が読み取れません。
●アクセルの付き具合で判断
W30の100℃時動粘度11.8、40℃時動粘度60.8とかなりサラサラ系のオイルですが、添加後200キロあたりから、この暑さの中でもアクセルの付き具合がいい感じになりはじめました。
・燃費は高速を使って測りましたが道が混んでいて70~80キロで75キロ位が多く燃費の出やすい走行でした。関越の大泉から上里SAまで28キロ強/Lでなんか壊れているくらい抵抗なくエンジンが音もなく回ります。平たん路ではありますが一応登り基調の道です。やはりチタニック系は強烈です。ハロゲンは本来溶かすやつですが、それにも液体チタンが配合されているとの事です。
・すごい凄いと感心して山で熱を入れて全開で回しているとアクセルの付きが急に出始めて普通の燃費に戻り音もやや静かくらいに戻りました。カム山が銀灰色だったのが真っ黒にコーティングされています。

これが完成なのか?これから先もっと変化があるのか?さっぱり解りません。はやくStep3まで行きたいところですが、一応説明書どおり500~1000キロまでこのまま継続して様子を見ていきます。
・本来改良前のスカD2.2SHエンジンは、W30ではアクセルの付きは悪く、抜けロスの大きいエンジンですがその分4500rpmまでの軽快さは素晴らしくディーゼルエンジンで他にはありません。
・1750rpmからアクセルの付き感があったものが1500rpm強でついてくるようになりましたので、この先どうなるかはまだまだ解りませんがかなり期待できると感じております。
・もちろんEGR制限ぺらを外し、2-ブトキシも抜いた状態で施工中です。
これが普通のVHVIのW30のオイルで真夏に起きている事が驚異的ですね。普通は抜けて何も起きません。
Posted at 2023/07/24 18:08:40 | |
トラックバック(0) | 日記