
暑いので冷やかけうどん 一択😋
埼玉55は朝風呂派。家族は夜派。当然残り湯を翌朝追い炊きで温めて飛び込みます。
ん~残り湯臭い。残り湯は残留塩素がゼロとなっており、非常に雑菌が繁殖しやすい環境です。
レジオネラ菌とか昔死亡事故がありましたね。少し科学的に考察してみます。
●風呂水中の細菌数
衛生微生物研究センターによれば、風呂水の中の細菌の数は次のように変化すると公表されています。細菌数は、1mL当たりの細菌の個数で、培養検査によって算出されています。
・入浴人数:3名 入浴前の細菌数:40/ml 入浴後の細菌数:360/ml 一晩放置後の細菌数:290,000/ml
ざっと800倍。健康な大人は大丈夫だが、抵抗力の低い老人と子供にはリスクがあるとの事。
これはマズイということで、オゾン発生器でばっ気して殺菌する事にしました。
●オゾン水の殺菌力 不活性化の濃度と時間
黄色ブドウ球菌 0.5mg/L(0.5ppm) で0.25秒
※かなりの高濃度オゾン水ですが、秒かからず。研究者により時間はマチマチ
オゾンエアーでは1ppmで60分と言われているので、水と空気の密度の違いからなのか、オゾン水は爆速です。
●用意したもの(オゾン水用)
オゾン発生器 1000mg/h 熱帯雨林 2702円 ホースと金魚のブクブクが付いております。
●何分ばっ気すべきかざっと計算
酸素の水への溶解度: 8.26 mg/L
オゾンの水への溶解度:570 mg/L
1000mg/hのオゾン発生能力を15分稼働させると250mg発生
お湯が200Lとすると 250mg÷200L=1.25mg/L
どのくらいの速さで水に溶け込むのか?よく解りませんが、オゾン発生量の5%程度が水に溶解し、残りはほとんど大気中に放散してしまうというレポートがあります。
15分後では1.25mg×0.05=0.0625mg/Lの濃度のオゾン水という計算になります。
その濃度では2秒で水中の黄色ブドウ球菌を99.98%不活性化できていることになります。
手持ちの発生器ではこの濃度まで上げるのに15分程度のばっ気が良さげだという計算になりました。
理論値の残存菌数は58/mlとなり、さら湯でも40/mlなのでかなり優秀です。
上手く接触できるかどうかという問題もあり、長めに時間をかけますと検出できずという事もありうる話です。
●使い方
装置をセットし、15分ブクブクでばっ気
装置を撤去し、風呂のふたを取り窓を開け、換気扇を回しながら、追い炊き
追い炊き完了後5~10分ほど間を置いて、くんくん臭いでオゾンが抜けた事を確認し入浴
※オゾンは誰でもわかる独特な匂いがします。
●効果
完全無臭の柔らかなお湯になります。
オゾン水状態で追い炊きしますので、湯沸かし器の内釜部分の雑菌も毎日殺菌できます。
月一のジャバも恐らく不要になります。塩素系の殺菌剤よりオゾンの方が7倍ほど殺菌力がたかいといわれておりますので、多分もうジャバはしません。
●ついでにカビ抑制
昔から浴室のカビ取り係をしております。カビキラーで3ケ月に一度程度やりますが、実に面倒くさい。天井なんかはほとほと困ります。
一度きれいにしておいて、新たに発生しないようにする、Agイオンなんちゃらとかありますが、気が付いたら期限が切れていたり、買い置きが無かったり、微妙に高かったりで結局カビを生やしてしまいます。
1.週一回、締めきって、浴室乾燥機を送風モードにし、オゾン発生装置ON。
2.1~2時間放置後、充分換気して終わり。
全く生えてきません。今までの苦労は何だったのか?
洗濯槽クリーナーがわりにも良さげです。これは奥のお仕事なのであまりやると、いつの間にか埼玉55の担当になってしまうので気を付けよう。
Posted at 2024/07/25 19:07:29 | |
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