
Bridgestoneの社名は、石橋さんの名前から来ているというのは有名な話ですね。そのマークは石橋の要石(かなめいし)をかたどったものだそうです。
Bridgestoneの日本語表記は、ブリヂストンであってブリジストンではないですよね。なんだか古めかしい感じがしますが、古めかしいと思うというのも不思議な話で、明治〜戦前のさまざまな記述の中に「ヂ」を見たことがあるからでしょうね。
そして、なぜ、昔の人は「ジ」ではなく「ヂ」を使っていたのか?とふと疑問に思いました。
そもそもbridgeの発音は、

です。
これを見て思ったのは、綴りにdが入っているし、日本語で言うところのだ行的な発音なのかと思いました。それで昔の人は、だ行のヂにしたのかなと。
それで思いを他の例に馳せるに、車の複数形”cars”とカードの複数形”cards”は、それぞれ、
cars

cards

ですね。カタカナで書くと両方とも「カーズ」と書いてしまいますが、cardsにはdが入る発音なのでちょっと違います。一般的には使われていないと思いますが、「カーヅ」 と書いて区別したいところです。
ということで、一応dが入らないジで終わる単語も調べてみようと、mergeを見てみると、

んんん!? あれ!? dの付くbridgeと同じじゃん⁉︎??
purgeもlargeも全部一緒です。ドッジボールのdodgeも一緒です。
確かにdのあるなしの違いがあるのに発音には違いがない気がします。ちゃんと調べると、発音記号の中のdとその直後の記号はセットで、juceのjの発音であるとのこと。綴りにdのあるなしで違わないのですね。むしろ両方共にだ行のヂの方がいい気がします。というか、実際、昔はラーヂと書いていたようですね。
日本語のヂとジは元々は同じ発音ではなかったはずですが、今は同じなので、単純にジに統一することにしただけなのかな。
carsとは違うようです。考えすぎでした。
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2022/11/20 18:44:42