
コンソール周りの車内配線のケーブルの色は、日本車の場合、大抵
・常時電源:黄色
・ACC電源:赤
となっていると思います。アースは黒ですね。最近ではドラレコとかいろいろな電装系アフターマーケット製品もそれに倣っていると思います。
さらにタイトル画像にあるように、電装DIYと言えばのエーモンでは、イルミネーション系にオレンジ&白ケーブルが使われています。
一方で、昨日外した355の時計ですが、

ケーブルは、黄、赤&白、黒の3本になっています。
時計は、時間が狂わないようにACCではなく常時電源を使っているということと、ライトオンに連動してイルミネーションが点くことから、この3本は、常時電源、イルミネーション、アースだということはわかります。
で、エーモンのつもりで考えると、黄が常時電源で、赤&白がイルミネーションだろうと想像してしまいますよね。
‥‥でもこれが違うんですよ〜。
ケーブルは、4極カプラーにこのように刺さっているので、

車側のこことここ

の黒と赤&白の間の電圧をライトを点けずにみてみると、

ここが常時電源になっているのです。
(このテスターは25年くらい前に買ったもので、たまにしか使わないとはいえ電池を替えたこともないのにいまだに使えていて謎)
そして残りの黄色がイルミネーション線なのです。これは時計の隣の燃料計のイルミネーション電球への線が

黄色と黒になっていることからも実はわかります。
う~ん、実に紛らわしい。思ったのと逆なのです。
実際、最初は黄が常時電源だろうと疑うことなく考えていたんですが、写真を見ていて燃料計のイルミネーションが黄だったのでおかしいと思って確かめたっていう順番なんですけどね。
ところでこの4極カプラーは、

こういう形とサイズです。
調べたところ、モレックスのMini-Fit Jrシリーズの4極2列のコネクタのようですね。

これなら入手できる。
あまり役に立たなさそうな小ネタでした。
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2023/01/04 20:02:26