
カーポートを建てたい件、私の家を建てた後に
馴染みの建築士さんが売れっ子になってしまいまして、なかなか予定が合わず、ようやく昨日20日(木)になって現場の確認をしてもらえました。まあそんなに急いではいないので、じっくり取り組むのでいいのですけどね。私の後にガレージハウスだけでも6軒も設計されたそうで、売れっ子な上にすっかり
ガレージハウスと言えばこの人的ポジションを確保されているようです。私のときには、ほぼ始めてだったのですけどね。
さて、建てたいカーポートのモデルは決まっているので、

・既存の屋根にオーバーラップさせる場合も考慮しつつも、
新たに外壁に庇を付けてカーポート屋根にオーバーラップさせる方法を採るとして、場所に合うものをモデルバリエーションの中から選んだり、
・既存の窓や照明とカーポート屋根の関係位置関係を確認したり、
・既存のブロック塀を取り壊して、敷地ギリギリに寄せて建てるつもりなので、
どのブロック境界までを取り壊して、塀の端っこを作り直すのかを考えたり、
・カーポートのオプションの壁(サイドスクリーン)とそのブロック塀との隙間を極力少なくする(猫が通れないくらい)とどういう位置になりそうかを確認したり、
・カーポート基礎敷設のために
既存の土間コンをカッターで切るにあたり、外観を考慮して
スパッとまっすぐ切り取りたいとお願いしたり、
・土間コンと敷地境界との間にある砂利敷きをやめて、土間コンを切り取ったところと合わせて連続した
透水性コンクリートにして、その範囲の勾配をとることをやめてフラットにしたいとお願いしたり、
・隣接隣地の方がわずかに高いので、水が浸入してこないようにとお願いしたり、
・建てたい場所の下に下水管が通っているのだけれども、500mmよりも深い位置にあるため
おそらく移設の必要はないだろうと聞いて安堵したり、
・上水とガス管はおそらく引き直すことになるだろうと、
気が付いていなかったことを指摘されたり、
‥‥等々しておりました。
私の意図・やりたいことは伝えられたので、後日改めて外構屋さんと一緒に現場を見てもらって、細々とした施工方法・手順の調整を行ってもらう予定です。
とまあ、そういった実務は粛々と進めていくのですが、
・柱だけではなく、
横全面に壁のあるタイプを選んだことと、
・家の壁から
庇を出して、カーポートにオーバーラップさせるようにしたいこと
から、今回のカーポート建築はその
面積分そのままの増築となります。したがって、建築確認申請が必要です。
※うちは建蔽率には少し余裕があるので増築可能です(ちょうど家の中にぽっかり空けた中庭と相殺するくらいの大きさとなります)。
※なお、上記のいずれか片方だけでも建築確認申請は必要です。
申請自体は、増築前の家そのものの設計者でもあるその建築士さんにやってもらうのですが、どうやら、
4月の建築基準法改正を目前にして、今、駆け込み申請が激増しているらしいのです。建築確認検査機関がてんてこ舞いになっているそうです。建築確認検査機関があまりにも忙し過ぎて
やめる人が続発しているらしく、それが追い打ちとなってさらに処理が遅くなっているのだとか。
私は、今回の改正は
省エネ性能の担保がメイントピックなのかなと思っていたのですが、4号特例がなくなるというのは、
それだけに留まるものではないようですね。普通の木造戸建てが、今まで適用されていた
審査省略制度の対象から外れることとなるため、構造そのものにも広く及ぶそうで、結構な大ごとなのだそうです。今までは、設計者に任されていたような構造にも、根拠を求められるようになるのだそうです。(ただし、200m
2以下の平屋建ての場合には、審査省略制度が継続されるらしいです。)
うーん、ちょうどタイミングが悪かったかもしれませんね。建築確認申請が通るまでに相当時間がかかりそうです。
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2025/03/21 16:28:36