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2024年03月20日 イイね!

ダクトホースを吊って排気ガス排出ノズルの動きを良くする

ダクトホースを吊って排気ガス排出ノズルの動きを良くする一日遅れでアップです。
昨日は、ちょっと目先を変えた排気ガス排出システムの改良を行っておりました。

改良点は何かと言うと、排気ガス排出ノズルを壁際に寄せる最後の方で動かしにくくなる問題の改善です。Moddoreで自動で戻すのか、今まで通り手で戻すのかに関わらず、元からあったちょっとした問題です。

壁際に寄せるときに、下の画像の○で示したダクトホースが折れ曲がっているあたりが、なかなか素直に動いてくれなくて動かすときの抵抗になるのです。


このダクトホースは、ガラスクロスを基材にシリコンゴムがコーティングされてできているもの(両素材ともに耐熱性が高い)ですが、ホース形状を維持するための螺旋状の鋼線が入っていて、それがちょっと硬めなのです。もっと全体に柔らかいホースならば、おそらくなんてことはないと思いますが、ホースに腰がありすぎて行き場をなくすとかなりな抵抗になります。

ホースを多少上に持ち上げて動かすと抵抗が減ることがわかっているので、上方向にホースをちょっとだけ引っ張っておく仕掛けを追加することにしました。


では、どうやってホースを上に引っ張ればいいでしょうか?

工場の組立ラインを見たことのある方はご存知だと思いますが、組立で使う電動工具が作業台の上に吊ってあることがあります。


電動工具を引っ張ると軽い力で作業位置に引き寄せることができ、使ったあとに手を離すと元の位置に戻る仕掛けです。この写真では、電動ドライバーの上に黄色い丸いものが写っていますが、それがその仕掛けです。

これは、「スプリングバランサー」と呼ばれるもので、巻き取られているワイヤーが伸び縮みするようになっていて、常に一定の力で巻き取るようになっています。長さが変えられるというのが味噌ですね。
電動工具を吊る場合には、電動工具の重さよりも僅かに引っ張る力を強くしておくことで、組立作業のための工具の操作は支障なくできるようにしつつ、手を離せば吊った元の位置に戻るようになります。

この道具の存在はずいぶん前から知っていたのですが、名前を知らなくてアレコレ検索しました。一旦名前がわかってしまえばこっちのもので、いろいろ探すことができました。上に引っ張る力の調整幅でモデルラインナップがあることがわかったので、まずはどれくらいの力で引っ張れば良いかを調べることにしました。

やり方は、滑りやすい棒に滑りやすい紐を掛けて、重りとなるペットボトルとホースとでいい塩梅で釣り合う重さを探すという超アナログな方法です。


これで1.5kg弱くらいで引っ張れば良さそうだとわかったので、0.6〜2kgの範囲で調整できるこれを買うことにしました。派手な色のものが多い中、黒ベースだったのも選んだポイントです。



中国は世界の工場ですので、この手の製品が日本の比ではなく大量に使われているに違いないと思います。そして、製品の性質上、工場の生産性に直結するものですので、まともな製品であろうことも期待できると思います。日本メーカー製もあるのですが、何倍も高いので中国メーカー製にしました。

ということで、少し前に発注していたスプリングバランサーを入手できたので、昨日はその取り付けをしていました。

まずはどこから吊るのかですが、この送風機の台座の足のボルトを使うことにしました。


送風機は天井に埋め込んだ結構高い位置にあるので、伸縮できる長い脚立を使います。

この脚立は収納には便利なのですが、ちょっと揺れるんですよね。慣れもあるんでしょうが結構怖いです。

作業中は排気ガス排出ノズルが邪魔なので、インプの後ろに退避しておきます。隣には作成中の(今のところ邪魔でしかない)Moddoreも置いてあったりします。


さて、この台座の左下のボルトに、スプリングバランサーを吊り下げるための別のワイヤーを引っ掛けることにします。


なお、この送風機と送風機の台座のアルミ板(10mm厚)と台座を壁に固定するのに使っているゴム足(インシュレーター)は、私が手配して家の建築のときの電気業者さんに取り付けてもらったものです。

ここに取り付けるとして、このボルトにワイヤーを掛けるための部材を作ります。材料はアルミのLアングルです。


これを8cmで切り出して、穴開け位置を決め、

穴を開けました。


ここに径の違うワッシャーを使ってワイヤーを引っ掛けるところを作りました。


これを送風機の台座の左下のボルトに共締めします。こんな感じです。


ワイヤーを用意して一端に輪っかを作り、

それを引っ掛けました。下から見るとこんな感じで、ワイヤーはまだ束ねてあります。



程良い長さでワーヤーを切って、下側にも輪っかを作ります。
なお、ワーヤーで輪っかを作る方法は、ワーヤーを通してかしめるアルミ製の固定部材を使っています。きっと専用のかしめ工具があるんだと思いますが、そんなものはないので電工ペンチで押しつぶしました。まあいいでしょう。


そこにスプリングバランサーを吊り下げました。


ダクトホースにワイヤーを掛けるところは、細めのゴムシートをホースに何回か巻き付けて、そこに適当な鎖とワイヤーとを使って吊ることにしました。

これでホースの自重でずれることはなさそうです。

ということで、完成。


あまり排気ガス排出ノズルを遠くに移動することはありませんが、かなり広い可動範囲を確保できたと思います。動きも少しスムーズになりました。
これで、Moddoreで引き込む動作の最後の方で、やや動きにくい感があるのが改善されるかな。


最後に:
機能的にはOKなんですが、買ったスプリングバランサーを見ていて、あることに気が付きました。



  「スプリングバランジャー」って何???

いやー、綴りをミスすることはあるかもしれないけど、なんで直さないかな!? これまで誰も気づいていないってこともないっしょ!

こういうのを見ると、機能上は問題なくても、なんかゲンナリしてしまいますね。
‥‥あぁ、最後になってなんか残念‥。
(何か貼るか? (ボソッ))


Posted at 2024/03/21 12:13:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2024年03月20日 イイね!

【訂正】あ゛間違えてた

【訂正】あ゛間違えてた日曜のブロクで、ワンショット回路の電圧が上がらず時間も短いって書きましたが、勘違いでした。

オシロの見方がわかっていなかっただけですね。縦軸は中心からのフルスケールが上の表示電圧範囲で、横軸は全区間が表示時間だとなぜか思い込んでしまっていました。正しくは、縦も横もグラフの1divが表示範囲でした。
したがって、日曜に測った上の写真を読み直すと、最初のピーク電圧は10Vくらい、電圧が半減する時間は100ms(0.1秒)くらいでした。2Vを切るまでだったら、180msくらいあります。勘といいつつも、計算上はそれくらいになるはずだよなぁと思っていた値に近いものでした(ピーク電圧はちょっと低い)。

この測定は後ろに何も繋がずにオープンで測っているので、後段の回路次第では容量不十分かも知れませんが、高インピーダンスな回路に接続する分には十分な値でした。なので、信号を接続するDPDTリレーがハイでONになるものであれば、十分だったかも知れませんね。
でも実際には、ローでONになるものでしたので、トランジスタで信号反転する必要があります。そうなると、トランジスタのベース電流をそこそこ流すことになると思う(そんなに高インピーダンスではない?)ので、やっぱり1μFでは容量不足な気がします。

ということで、22μFに容量を上げて、今朝、実験してみました。
ワニ口クリップで繋いだだけの実験系です。


回路部分はこうなっています。


測ってみると、


電源ON直後のピーク電圧は10.8Vくらい、2Vを切るまでの時間は、0.9秒くらいになりました。
これを月曜のブログで書いたNOT回路に繋いで、信号反転させれば、コンマ何秒かだけローになる信号線が作れそうです。

‥‥と、ここまで確認できても、実はトランジスタを持っていないので、続きは作れないのでした。今日は他のことをします。

ひとまず訂正でした。

Posted at 2024/03/20 08:33:23 | コメント(0) | トラックバック(0)

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