
宇都宮に移り住んだ7年前から、鉄筋コンクリート造の自走式立体駐車場を借りています。フロア面積が広くて開口部が少ないためか、借りている1階の奥まったところは、外の影響を受けにくいほぼ屋内と言っていいようなところです。さらに地面の影響を強く受けるせいか、空調はありませんが、夏の酷い暑さはなく冬も寒くありません。車を保管する上ではなかなかいいところ👍です。
いいところなのですが、住んでいるところにあるわけではないので、まあそれなりに面倒です。355にしてから屋内用カバーを掛けるようにしたのでなおさらです。走って帰ってきた直後はエンジンルームが熱いので、少し時間をおいてカバーをかけに行くようにしているので、やたらと家と駐車場を往復する人になっています😅。
そんな中、355を買って半年になる少し前の春頃から、この面倒さを解消したい、ガレージが側に欲しいと思い始めました。今は賃貸に住んでいて住み心地は悪くありません。ただし、この先ずっとここに住み続けることもないだろうと薄々思ってはいました。思ってはいましたが、具体的に住み替えなんて考えてはいなかったのです。ガレージが側に欲しい心が、インナーガレージ付の家を建てたいという気持ちに変わりました😊。同時に、仕事で来た宇都宮に長く住み続けることも決定です。
私は山口県出身で横浜に長らく住み、宇都宮には先の通り7年前に来たところです。そのため、この地に土地を所有してはいませんし何の当てもありません。そこで、スーモカウンターに相談することから始め、土地探しも一緒にやっていただけるようなハウスビルダーをいくつか紹介してもらいました。
並行して、どんな家にするかいろいろ考え始めました。2台並列駐車できるインナーガレージを作る、そのガレージをリビングから眺められるようにする、周囲から取り囲む全部屋に面した中庭を作る、平家にする、と言ったところを基本にすることにしました。
そうなると、自分のイメージを固めるため間取りを具体的に設計してみたくなりました。建築はまったくの素人ですが、どうしたいのかは考えられます。調べるといろいろと無料設計アプリがあるようで、最初、3Dパース図も描ける”Live Home 3D”を使ってイメージを作ってみました。こんな感じです。以下は初期の案です。
でもこれは、尺モジュールでの設計がやりにくく、”まどりっち“を使ったりもしました。そもそも、初期案では必要な土地が広すぎる問題もあるので、コンセプトそのままにちょっとコンパクトにするとかもしながらです。今見るに収納も少なすぎて住みにくそうです。
まどりっちは設計操作しやすくてなかなかいいです。しかし、いかんせんいずれのソフトも無料版はセーブができません。それが致命的で、いろいろ変更してみるお試しがあまりできません。
それでさらに探すと、Webアプリでクラウド保存できる”マイホームクラウド“というソフトを見つけました。
https://myhome-cloud.net/
これは、50個までクラウド側にセーブできるし、尺設計もしやすく、3D確認までできる非常に優れものでお勧めです。建具や屋根をあまり自由にいじれないのが難点ですが、概略設計するには十分です。なんで無料なのって思うレベルです。
さて、イメージは具体化できるようになりましたが、土地がないことには設計ができません。紹介いただいたハウスビルダー、設計事務所に探してもらいつつ、自分でも程よい大きさと場所の土地を探しました。例えば、こんな感じです。
値段もあるので、どれでも買えるわけではありませんが、上にはないものも含めてこれらに当てはまるように、アイデアを変形しながら間取りをいろいろと考えました。その一部が、タイトル画像にあるものです😄。車の出入りも合わせて、土地を選ぶ拠り所にもしました。夜な夜な間取り設計するのが習慣になりました😙。これだけでも意外になかなか楽しいもんです。
その後、良さそうな土地には障害があったりいろいろ紆余曲折ありましたが、つい先日土地を決めました👍。値引き交渉もうまくいき、かなりいい場所にいい条件で契約することができました👌。
建屋側も、私が考えた間取りを基に設計事務所の設計者さんと直接やりとりさせてもらって、かなり固まりました。私には、構造設計・構造計算はできないので、それは全面的に考えてもらいました。外観を決めることにもなる屋根伏せについても、提案してもらっては逆提案したりして修正をお願いしたりして、ようやく設計が固まってきました。
今のところパース図はこんな感じです。テスタロッサなのは、355のモデルデータがなかったから😅で、周りは本当は森ではなく😅住宅地です。色等は暫定です。
見積もりも上がってきたので、お盆明けには家の建築の方も契約予定です😁😄😃。
土地の引き渡しは10月の予定なので、着工もまだまだ先ですが、待ち遠しくてワクワクしています。これから鬼のように詳細を詰める打ち合わせして行くことになるでしょう。
設計事務所の営業さんには、こんなに土地の形ギリギリまで使う設計は初めて見た、手書きで簡単に間取りを示す人はいるけどこんなにしっかり設計する人も初めてだ、と言われております😅。実は、設計するのも、プロの設計士さんとやりとりするのも楽しいってだけなのですけどね。この過程そのものが、実益を兼ねた壮大な娯楽なのでした。自分が住む注文住宅の設計なんて、一生に一回やれるかどうかですしね。
Posted at 2022/08/13 18:41:14 | |
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