
先月のインプレッサへの取り付けに続き、355にもドラレコを取り付けました。
改めてどのドラレコにしようか考えましたが、やっぱり
70maiのA810にしました。インプレッサのときとは違って、2割引(@プライムデー)では買えませんでしたが、それでも機能・性能から、今買うならこれかなぁと。Amazonで3000円のクーポンが使えたので、約1割引きにはなりました。
先週、
なんとか配線できそうなことは確認済みで、A810の取り付けは先月やっていて
設置の仕方もわかっています。朝から慌てずゆっくりやり始めました。
まず、先週アンテナを撤去したところに、
ガムテープのベッタベタがまだ残っているので、それを取るところからです。
使う道具はこれ。
テープの糊残りは、テープの接着面でペタペタやって取るのが一番です。テープによって取れ具合が違いますが、いろいろなテープでやってみて、これが一番取りやすいので掃除用品となっています。
このテープは、引っ越し梱包用に引っ越し屋さんがくれた紙テープなのですが、糊が固くて接着力が強いせいか、いい感じなのです。
こんな感じで、ベッタベタを取りました。

きれいに取れて、触ってもベタベタしなくなりました。
これが終わったら、
リアカメラから作業を始めました。
ルームランプは先週から外したままにしてあるので、リアガラス際の内張りを外すところからです。
ルームランプの穴の左右にリテーナーがあるので、矢印のように引っ張れば、まずここが外せます。
次に矢印辺りを引っ張って、ここにあるリテーナーを外します。ちょっと外しにくいですが、隙間に指が入るのでうまくリテーナーに力が掛かるように引っ張ると外れます。

でも、裏側に何か黒いものが付いていて、指が真っ黒になりました。フロント側はそんなことなかったのですけどね。なんだろう、この黒いの。
最後に前側を引っ張ると、大きく隙間が空きました。
Cピラーの奥の方は外さなくても、十分にケーブルを通せそうなので、この状態で作業することにしました。
なお、写真は載せませんが、捻じれる力で戻ろうとしないように右側も同じように外しています。
開封してリアカメラケーブルを準備して、

前側からケーブルをマスキングテープで仮止めしていきます。

ワイヤーが見えますが、それは先週Aピラーの中を通しておいたやつです。
Aピラー上まで来たら、Aピラーから助手席窓の上に繋がる内張りを少し外して、ケーブルを窓の後ろまで通します。
剥がしてある後ろ側の内張りまで来ているので、リアカメラまで通せるのですが、ケーブルがめっちゃ余っているので、なんとか邪魔にならないようにしておく必要があります。
内張りを剥がしたところを覗くと、Cピラー内側の鉄板に穴が空いていたので、その穴からCピラーの中にケーブルを入れ込んでおくことにしました。3mくらい入れたんじゃないかと思います。

ここを覗いてわかったのですが、中にスポンジが敷いてあって、それがボロボロに崩壊していました。手でちょっと触るだけで簡単に崩れるくらいまで加水分解が進んでいて、土に返ろうとしています。これが指が黒くなる原因ですね。
純正なのか、ビビリ音を抑えたくて誰かが貼ったのかわかりませんが、もうちょっとマシな素材を使って欲しいところです。年数が経っているとはいえ、ひどい有様です。
ここまできていると、外してきれいにすべきレベルだと思いますが、今日のところは対処法が思い付かないので、そのまま見なかったことにして続行します。(^^;;
次に、前からのケーブルはこれくらいにして、リアカメラを貼り付けました。
静電シートを貼ってからその上にカメラを貼り付ける方式なので、355の貴重な
リアガラスにダメージを与える心配がないのが良いですね。
カメラから生えているケーブルを内張りの内側に入れ、前から這わせてきたケーブルのコネクタと接続します。ケーブルがさらに余るので、Cピラーの中にさらに余りを突っ込んで長さを調整して、内張りを嵌め戻しました。
リアカメラはこれで良いですね。
ルームランプユニットは、せっかく外したついでに、後日ちょっと整備をしてから戻すことにします。
次は、ドラレコ本体ですね。
まず設置前に、部屋の中で言語設定と時刻合わせをやっておきました。
本体の設置よりも、難しそうな
ケーブル通しから作業します。電源ケーブルのコネクタにはUSB typeCが使われているので、先週Aピラーの中を通しておいたワイヤーに、typeCのコネクタをテープで固定して、Aピラーを下から通してみます。
でも、ちょっと頑張って粘って通そうとしてみましたが、どうにも通りません。コネクタが
デカ過ぎて、どうやっても無理そうなのです。
Aピラーの内張りを浮かしてみてもだめです。内張りの付け根のところが通らない‥‥‥、Aピラーの内張りを完全に外してしまうしかないか‥‥‥、うーん‥‥どうしよう。
どうしようか少し考えて、ケーブルを
ぶった切ることにしました。通信ケーブルは簡単には切るわけにはいきませんが、電源ケーブルなので問題ないでしょう。

これなら細いから通るはず。
ワイヤーにケーブルをテープで固定して、ワイヤーを引っ張って通してみます。
これならなんとか通りました。

結構ギリギリ。
切ってしまったケーブルを接続し直します。
コネクタはUSBですが、ケーブルは同軸2線でした。中の線をはんだ付けします。

あらかじめ通しておいた熱収縮チューブで絶縁し、

外の線もはんだ付けし、

熱収縮チューブでカバーして再接続完了。
次にドラレコ本体をフロントガラスに設置するため、静電シートを貼り付け。
マスキングテープは位置決めの目安で貼ったものです。ちょうど内張り剥がしがあったので、それでシートの空気を抜きました。
本体を静電シートの上に貼り付けて、ケーブルを接続します。
エーモンのケーブル止めを使って、ケーブルを鉄板の段差のところに固定しました。ガムテープは使いません。(^^;

少し余ったケーブルを屋根の中に突っ込んで長さ調整しました。
エアコン吹き出し口の中のケーブルも、ケーブル止めで固定。
さて次は、電源配線ですね。
整理しようと思いつつ、ずっと黙殺しているケーブルを一旦全部引っ張り出します。
うーん、
相変わらずのカオス‥‥‥。
こんなクソ配線したヤツは出てこい! と言いたくなりますが、犯人は一人ではないと思います。自分でなんとかするしかないですね。
まあなんとか、3Aのヒューズが付いていた謎の過去配線を活用して、シガーソケット付けました。
本当は、一旦全部撤去して、配線し直すのがいいと思いますが、面倒くさい‥‥のでまたもや黙殺‥‥‥。
でも、あきらかにいらないケーブルを少し撤去するくらいはやりましたよ。ダッシュボード下にケーブルを隠して完了。
あとは、フロントガラス際の内張りを戻して、サンバイザーを取り付けて、完成です。
ドラレコ本体とリアカメラはこんな感じで設置できました。
ガレージの中でですが、動作確認をして問題なし。
黙殺を除いて、まあまあきれいに設置できたかなと思います。