先日、テスラに乗っているみん友さんと充電について、話したことがあります。
大抵のEVのオーナーさんは自宅に充電できる設備があって、外部の充電施設は出かけた先で充電するなど補完的な役割なのだと思います。
言うなれば、自宅で自炊しているようなものね(笑)
我が家の場合は充電設備がなく、キッチンがないようなものです。
なので、外食するしかないと。
そんな環境ではEVに乗る資格なんでないと思われる方が多いと思うかもしれませんが、毎日通勤で距離を乗るような使い方でなければ、外食一辺倒でも何とかやっていけるものです。
テスラ専用の超急速充電施設のスーパーチャージャー…
最初さぞかし混むのではないかと心配したのですが、どこのスーパーチャージャーに行っても思ったほど混んではいませんよ。
まあ、自炊の人は基本的に高い外食を利用する必要はないのであってね。
外食施設の評価の視点として、速い・安い・旨いと言うのがありますね。
非日常を楽しむような使い方や、接待など自腹でない場合は違ってくるのでしょうけれど、普段の生活にあっては速い・安い・旨いに越したことはないでしょう。
充電施設を外食施設の視点から見ると、「速い」は充電の速度、「安い」は料金、「旨い」はちょっと悩ましいですが効率すなわち施設の出力が相当するのではないかと。
同じ時間でよりたくさん食べられるのであれば、旨いかどうかはさて置き満足度が高いのは確かなのでね(笑)
スーパーチャージャーは、速くて旨いけれど、安くはない…
確かに他の急速充電施設と比べても充電速度は段違い、その代わり結構割高です。
充電は給油と比べて時間がネック、それが短縮されるのですからお金を支払う価値はあるってもんですよ。
満腹になるともう食べたくなるのと同じで、満充電に近付くと効率が落ちてくるので、常に満充電にするのではなく、美味しいところを狙ってスポットで充電するのが賢い使い方のようです。
普通充電施設は、安いかもしれないけれど、充電速度は嫌になるほど遅いし、効率も悪いので、私だってよほどのことがない限りお世話になることはないでしょう。
実際に普通充電用のアダプターはまだ買っていませんからね。
今後、何かの備えに買うかもしれませんが。
そして、最も普及していて、私もお世話になる頻度が高いのが急速充電施設…
高かったけど、こちらはすぐにアダプターを買いましたよ。
スーパーチャージャーだけでしか充電できないのは心許ないのでね。
充電速度はスーパーチャージャーほどではないけれど、普通充電に比べたら遥かに速いし効率も優れています。
ただ、殆どの施設で1回30分と言う縛りがあって、30分が経過すると強制終了になってしまい、待っているクルマがあれば譲らないといけない…
それでも、この施設が近所にあれば、とても気軽にEVを維持できると思います。
そして、この急速充電施設…加入する会員カードや立地場所によって料金が変わってくるのが悩ましいところです。
例えば日産の会員になれば、全国どこの日産のディーラーでも充電できると言う、ほぼガソリンスタンド並みの利便性が得られるのですが、月会費と言うのがあって、どこまでお得なのか何とも悩ましい…
私はエコQ電というカードの会員になりました。
これは利用可能な施設は限られるけれど、何と言っても会費が無料で、充電しただけ払えばいいと言うシンプルな仕組みがありがたいです。
私が良く使う施設は、30分500円と言う分かりやすい料金体系です。
500円で100キロ分以上は充電できるのですが、500円ではガソリンはせいぜい3リッター位しか入りませんから、500円ではリッター20キロ走るクルマは60キロ程度、リッター30キロ走るクルマでも90キロ程度しか走らないことになるので、500円で優に100キロ以上走るテスラは優等生ですよね。
ただ、この急速充電施設も、料金体系は施設によって異なります。
30分500円ぽっきりのところもあれば、最初の5分以内が○○○円、以後1分毎に○○円、最長30分までとなっている施設もあり、設備の出力次第では30分充電しても料金のわりには入らなかったなんてこともあります。
観光地にあるような施設では割高になる傾向があるみたいです。
ガソリンの単価さえ気にすればよいガソリンスタンドとは違って、充電施設選びはちょっと疲れますよ(笑)
と言うことで、外食に頼らないといけない我が家の場合は、普段使いの急速充電とロングドライブ時のスーパーチャージャーを使い分けながらのEVライフを楽しんでいます。
ガソリン車と比べて実質的な航続距離が短いため、どうしてもバッテリーの残量を気にしてしまうのですが、これはこれで面白いかなぁと。
急速充電ばかりだと電池の寿命を縮める…と言うもっともらしい都市伝説もありますが、特に気にすることはなさそうなのでね。
技術が進んで、1回の充電で優に1000キロ以上走れるような高性能のバッテリーが実用化すれば、いよいよ本格的なEV時代の到来と言えるのでしょうけれど、もうしばらくかかりそうですよ。
その日まで、我々がこうしてせっせと社会実験に参加すると(笑)
ブログ一覧 |
テスラ | クルマ
Posted at
2023/12/03 13:48:59