2010年02月22日
庶民が政治に望む事
昨日の選挙で民主党が敗れました。
理由は簡単です。
みんなが民主党に失望したからです。
今日のTVタックルを見ていたら、民主党の方がかわいそうでしたね。
政治と金の問題で総攻撃で反論も出来ないでしたから。
民主党が国民を敵に回した唯一の失敗は、外国人参政権の問題でしょう。
政権交代や事業仕分けは良いのですよ。
しかし、外国人参政権だけは絶対に許せない。
天皇陛下の政治利用問題あたりから、多くの国民は怒っています。
無党派層と言えども日本人です。イデオロギーよりも愛国心の方が強いに決まっている。
天皇陛下のご体調よりも、中国人の副主席の方が大事と言う論理を見せられて、何を言っているんだ民主党は?と誰もが思ったはずです。
多くの国民は、中国や韓国は商売の相手としては大事ですが、土足で無遠慮に家に上がってくるあつかましさに怒っているのに、まるで媚びへつらう民主党の姿は許せません。
何か大きな勘違いをしているとしか思えない。オバマ大統領でさえ、天皇陛下にお辞儀をされていた。それは、日本の深い伝統と文化を背負ってる象徴としての天皇に敬意を表すことで、日本と言う国と歴史に敬意を払ってくれてる姿ではないですか。
中国人は、副主席くらいになれば、へたすれば天皇と対等ぐらいに思っている。敬意を払うなどありえない。それを受け入れる小沢一郎は何様か?多くの日本人は、まるで自分が馬鹿にされてるような錯覚を覚えたと思う。
立憲君主国である日本は、主権は在民ではあっても国家元首は天皇陛下であり、首相は天皇が任命をするという意味で首相は天皇の臣下、そして選挙で選ばれての全国民の臣下なわけです。
勿論、首相は僕ら庶民よりもはるかに偉いと思います。権力を天皇と国民になり代わって行使する立場にあるのですから。
しかし、2000年の歴史を誇る日本と言う国の文化と伝統を象徴する天皇陛下を軽く扱う発想は良くない。日本は、建国300年足らずのアメリカや建国60年足らずの共産党の中国とは違うのです。移民を1000万人だの外国人参政権だの馬鹿馬鹿しい。
日本の将来は、実に厳しい。
出生率は2.17%でなければ12000万人を維持できず、現在の1.3%くらいでは30年後には人口が6000万人くらいになってしまうらしい。
そのころ年金暮らしを迎える我々の世代は、年金すら貰えない時代が来る。
どうすればいいのか?
簡単なことだ。2人子政策をとればいいじゃない。出生率2%以上なら人口はいずれ増加に転じるはず。
結婚された世帯全部に、婚姻届の受領と同時に2人子政策のパンフを配り2人を出産すれば報奨金を出す制度を作ればいい。子供手当てではなく、出産奨励金。
国の人口政策にご協力ありがとうございますという報奨金。
選挙のばら撒きではなく、まじめな人口増加対策として。同時に結婚奨励金もあってもいい。
国の将来の為の増税なら誰もが納得する。人口増加政策税として収入の0.2%くらいを全世帯から徴収し、子沢山の家族を援助する。
なにしろ、人口が増えなければ我々の明日はない。移民になんか頼って、中国や韓国の文化に染まった日本なんか見たくないし、コソボ紛争みたいに狭い地域に異民族や異文化が同居できないのだから当然小さなことから民族・地域紛争になる。誰がそんな未来を願うのか?
外国人には、日本の戦国時代も平安時代も坂本竜馬も、自分の体内に流れる歴史・文化ではなくあくまで他人の事。しかし、日本人として生まれてきた私たちは武士であれ百姓であれ先祖の墓があり伝え聞く昔話しがあり長い時を経て洗練されてきた日本語という言語を使い、侘びさびを愛でる繊細な感覚を持ち合わせているのです。
それを破壊したいのは、中国共産党と嘘の歴史で塗り固めれれた韓国くらいでしょう。
中国共産党の行った文化大革命の真髄は、儒教精神の破壊であり、中国的教養の破壊。五言絶句を代表する漢詩や方位学などの4000年の歴史の抹殺だったのですよ。とにかく、封建的な文化とその体現者や文化人を弾圧し殺戮した上で、それを破壊した者が生き残り党の幹部となり支配している。
そして、共産党に都合の悪い事実、例えば抗日戦争の英雄である蒋介石(台湾、中華民国)を売国奴の極悪人にしたてあげ、毛沢東だけが日本を倒したとかという歴史の捏造を今でもやってるし、天安門事件での学生の虐殺は今でも国民に公表していない。それを命令したのが鄧小平であることもひた隠し。Googleの検閲もすべては、不都合な歴史を中国のネットに暴露するのを恐れてるからです。
心ある中国人は、中国人のマナーの悪さや、人を見た目で軽蔑する心の狭さを嘆いている。そして、公を大切にする日本人の公共精神に羨望のため息をついている。それらのまっとうな感覚の中国人となら付き合えても、傲慢不遜であつかましい成金の中国人と付き合えるのか?人として。
我々日本人は、右翼でなくとも日本人である事をもっと誇りに思わなければならないと思います。
やれ世界市民だの地球連邦だの世界平和だのアホな事を言う性善説の理想論者がはばを利かせる世の中ですが、そんな事を大事にありがたがっているのは日本人だけです。
世界中のほとんどの地域と民族が富と資源の覇権、政治外交の覇権を競い合っている。
私の知る日本は、1980年までは貧乏だった。世界の片隅の田舎の貧乏国でしかなかった。
だから、僕らの知る青春の1980年代は西洋とアメリカは憧れの的だった。
アメリカは富と文化の発信地だった。
それがプラザ合意後の円高により急に日本が豊かになった。バブル経済。
それでも憧れはアメリカ・ヨーロッパであって、レトロブームでのアールデコがもてはやされたり町並みも西海岸風なトレンディな場所が出現したり、ハイラックスサーフを代表する4WDがはやったりとアメリカナイズされたものが良しとされながらも、アメリカの80年代の不況と品質の劣悪をどこか馬鹿にして日本アズ・ナンバー1などと驕っていた。そしてバブル崩壊。
それでも日本は一度築いた経済力は衰えることなくスクラップアンドビルドで成長していた。
最も深刻なのは、2001年以降のITバブル崩壊後からのデフレ経済を脱することなくリーマンショックを迎えたことだ。
30歳前後のころから感じていた、我々アラフォー世代が日本の経済と消費、トレンドを引っ張っているという自負がもはや負担になりつつある現実、つまり下の世代の台頭を感じれない事態にものすごい不安を感じている。
我々が20代のころの40代は上司でありながら、ただのおじさんと文化的には無視していた。
流行やトレンドは常に我々をターゲットにしたマーケティング・ミックスによるプロモーションであった。
しかし、自分がそのアラフォーになってみれば全然現役であり、消費の主戦場でありトレンドの主役のままだった。政府に何とかしてもらおうとは思わない。
しかし、老人はひたすら子供化して、自分の庇護の事ばかりを心配してるし、潔く散る気概もない。
若手は覇気もなく草食系とか言って男らしくなく、硬派でもない。まして、すぐに他人のせいにする卑怯な精神しか持ち合わせていない。そして、庇護される子供のままでいようとする。
こんな時代に、我々が求める政治とは?
若々しい活力ある国作り、活気のある経済。それは何によってもたらされるのか?
貧乏でも人口が多いということではないのか?
NEXTジェネレーションが控えているという密着感、人がいなくて寂しい空虚感ではなく騒々しい感じ。
国が行うべき再分配は、未来への投資でなければならない。廃頽ではなく発展の胎動を醸成する為の先行投資。
やたら老人にばかり気を配る演説に、若者はしらけている。
若者を主役にした未来を語る政治家はいないのか。
若者を手厚く庇護するのではなく、国を建設する主役に抜擢するモラールの向上のための政策。
明治維新を成し遂げたのは、皆20代の若者だった。老人が支配する江戸幕府を倒したのは若者たちだった。世界に羽ばたき、先進の技術や制度を導入し、脱亜入欧と富国強兵に打ち込んだ。国民一丸となって。
全体主義がいいとは思わない。しかし、時として必要な時があるのかもしれない。
全体主義ではなく、目的主義、ゴール主義と呼べばいいだろう。
国民の皆さん、今、国は未曾有の危機にある。一致協力して 富国強兵に努めよう!!
ゴールは、GDP○○%UP、達成できたら○%の税金の返還。
結婚目標○万組!!
出生目標○万人!!
そして皆様の幸福と国の繁栄の為に!
人口増加対策税を!
そんなスローガンを掲げてみてはいかがかな?まじめに。
老人の為の増税なんかいらない。
出生率増加の増税なら納得できる。今ある危機は人口減少の方だ。
一人っ子の家庭の税負担は独身並みでいいのじゃないか?
子供は欲しいけれど貧乏はいやだから一人っ子という利己的な理由もあると思う。もちろん、高齢結婚とかの別の要因もあるだろうが、結果的に他人の子供が払う年金から自分たちは年金をもらうのだから、貧乏な思いをして2人、3人、4人を育てる家庭が将来の日本を支える事を考えれば、その不公平感をなくすべきだろう。
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Posted at
2010/02/23 01:50:27
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