先週末、高速道路を往復200キロくらい走行したのでその時の印象をまとめてみます。
まずは、エアロの効果
効果はやはりあるんですね、路面に吸い付いて走ってる印象でした。
速度が上がってもビクともしません。
ただ、速度がそれなりになると、風切り音は多少してきます。
エアロと関係あるかわかりませんが。
シフトフィール
今回から、オプションではなく、オートマには、”もれなく”パドルシフトが付いてきます。
マニュアルモードにしなくても、パドルシフトは、ギヤの上げ下げが瞬時にできるので、恐ろしくギアチェンジが早いです。
MTのダイレクト感は味わえませんが、スポーツ走行と言う観点では、ギヤの入る速度領域や、引っ張れる回転数などを体得すれば、現代のF1と一緒ですから、むしろ早く走れたりするかもです。
その点は、現代のATの進歩の賜物なので、そこを踏まえて、この車を楽しみましょう。
このMAZDA3のATのシフトアップは、すごくあっという間に6速まで入ります。
たぶん、10キロ刻みでシフトアップできると思います。
45キロで5速、50キロ超えたら6速入ります。
もう、CX-5とは全然違います。
なので、加速したい時は、パドルでシフトダウンして踏み込む。
ただ、踏み込んで3000回転でシフトアップする特性でしたので、スポーツ・モードを選べば、もう少し引っ張れる感じですね。燃費には悪いですが。
ま、逆に言えば、60キロまでならパドルでポンポンとシフトアップ出来るので、踏み込む⇒パドルでシフトアップ、を繰り返し素早く行えば、早くギヤ比の小さい6速にたどり着ける、つまりさっさと低燃費走行へ持ち込めるんですよ。
⇒ ⇒ MT的な乗り方です。
MTは、エンジン音とタコメーター、またはスピードメーター、ノックの感じをつかんでシフトを選ぶでしょ、このマツダのATは、それに近いことができるようになってる。だから、無駄な多段化なんてしないんでしょ。
そういうMT的なフィールで使えないからね。
で、高速での感じですが、例えば、追い越し車線で100キロからの加速なら、6速のまま、踏むままにグイグイ加速して行きます。高回転と馬力の領域へ・・・
追い越しなどの急加速は、やはり4速へキックダウンして3000回転超まで引っ張る感じでした。
はい、楽しいです。オートクルーズやら使うのもったいないです。
オートクルーズの感想
まー、これはCX-5の方が良かったかなー。
ダメな点は、追い越し車線を走ってる時のコーナーで、隣の車線の車を検知してブレーキがかかる。
これは✖。ダメ。
即、改良が必要。危険。
マジ、追突される。ダメですこんなの。
CX-5ではそんな事起きなかった。改悪。
直進でのオートでのブレーキングはナチュラルで良かったですよ。
コーナーがヤバい。
1キロ単位でクルーズ速度設定できるの、ダメ。めんどくさい。
5キロごとにして。これもダメ。100キロ以下ならいいけど。
ちまちま設定するのめんどくさい。マツコネで変えられるなら良しだけど。
レーンキープアシスト
CX-5の中途半端な介入を考えれば、潔く高速域の介入を止めたのは良かったが、騙された。
やはり介入してくるし、修正が無いから恐ろしかった。
3車線の走行車線(真ん中)を走っていて、左に寄って車線を踏んだら、ハンドルがガガガガガとなり、メーターパネルにハンドルの絵が出て”右へ切りなさい”と表示。
その後ハンドルが自動で動いて右へ切った。そしたら、オートクルーズが加速。右車線(追い越し車線)へ向けてまっしぐら。あぶねー、自分で修正しました。
これなら、アシストいりません。
CX-5じゃこんな事起きたことが無い。どうなってんの?
たぶん、オートクルーズとの連携が出来てない。か、オートクルーズがぼろいのか?
マツコネの調整もしてみますけどね。
ただ、事故起こしてからじゃヤバいので、早く改良が必要かなーマツダさん。
アダプティブ・ヘッドライト
CX-5より良いです。反応が早い。
ごちゃごちゃ書きましたが、ぜんぜん楽しい車なので、オートクルーズは100キロで流す時以外は必要ないかな。
運転を楽しむ車だとつくづく思います。
だけど、安全は大事だから、ヤバい動きをするのは困りますね。
もう少し、メーカーはレーンキープは改良した方が良い、と言うかCX-5の物にして下さい。お願いします。
最後に、乗り心地と静粛性
静粛性は高いです。でも路面のざらつきは、やはりうるさい。まあ45扁平だから当然か。キャラですからこれは。
乗り心地は、やはり固め。突き上げもある。
でもですよ、RXビジョンなんですよ、ファストバックは。
メーカーも、デザインはファストバックがRXビジョン、セダンがビジョンクーペと言ってましたよね。
ファストバックはパーソナルクーペに振り切ってるんですよ。ジャーナリストはそんな作り手の思いなんかには忖度しないんでしょうけど。
だから、後席の居住性が悪いとか、後席の乗り心地が悪いとか言われてますよね。クーペなんだからそうなるよね。
自動車ジャーナリストは馬鹿なんでしょ。的外ればっかり。
ユーザーのターゲットが、子育てが終わってパーソナルクーペに乗りたい層、または若者なんだから。パーソナルクーペはマツダはロードスターしかない。市場にも86、BRZしかない。庶民が買えるクーペは。
フェアレディZあるけど購買層が高いでしょ、500万するから。
しかし、マツダは2ドアクーペを作る余力はない。
代替えで、新ジャンル4人乗れる5ドアクーペを出した。そこ狙った車なんですよ、きっと。そう思います。
マツダのRXビジョンの製品化が、MAZDA3スカイXだと思います。
割高でしたが。
いつか、Xに乗りますよ。きっと。
今はGを楽しみます。
アクセラを止めた代わりに、ファミリー層にはCX-30があるんでしょ。CX-5も。
さて、燃費は、トータル12.2キロ。
低燃費走行を意識して無いので参考にしないでください。
以上です。
※追記
”みんから”で「スロコン」が流行ってるようですが、私はいらない派です。
MTでスロコン付けるのか知りませんが、ATについての意見です。
CVTじゃないんだから、ひたすら踏んで加速でもっさりとか言う人、何のためにパドルシフトがあるんだよ?と言いたい。
CVTのおかざりパドルじゃないんだから、タコメーターと加速(スピードメーター)見ながら、どんどんパドルシフトでシフトアップする車なの。あっという間に、6速まで入るんだからね、スロコンなんていらないんですよ。
まー、しょうがないか、MT乗らない人には車のシフトチェンジが理解できんやろうから。
マツダのATは、踏むだけATじゃないんですよ。限りなくMTのように操作できるATです。そう言うスポーツ走行をATで出来る事に意味がある車なので、CVTとか多段ATとかが出来ない事が出来る事を理解して、運転する楽しさ、操作する楽しさを味わってほしいですね。
余計なことかもしれませんが。
失礼しました。