東武ファンフェスタと銘打って、車両基地の構内が公開されると言うので行って来ました。
会場は南栗橋車両管区。毎年行われていて今年で9回目になりますが、行くのは今回が初めてです。
南栗橋に着いたら東口側の駐車場はどこも満車で、幸手に車をとめて電車で一駅移動しました。
土地鑑がなくてよくわからなかったのですが、某所で初春号の方からいただいたコメントを見ると、西口の方にはまだ空きがあったみたいですね(^^;
南栗橋の駅前では無料シャトルバス待ちで長蛇の列。
会場に着いたら着いたで入場待ちの長蛇の列。
![](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/userstorage/000/012/619/434/9d17dcba58.jpg)
もっと気軽に考えていたのですが想像以上の人出に圧倒(汗;
一時はどうなることがと思いましたが、列の長さの割にはそれほど待つことなく会場の中へ入ることができました。
まずは車両工場を見学。
入口には、地下鉄半蔵門線にも乗り入れる30000系が待ち構えていました。
車両の真横を歩いて床下機器を見学することができます。
ちなみにここは「気吹装置」の前にあるラインで、車両が装置を通ると床下の汚れが強力な風で吹き飛ばされるそうです。
伊勢崎線・日光線の主軸となる総合メンテナンスセンターだけあって、車両工場の構内も広いです。
よく見ると10000系の前面窓に「目」が付いていたり、イベントならではお茶目な演出も。
総合検査線には、検査完了直後なのかピカピカの6050系が留置されてました。
そして、クレーンによる車体上げ下ろしと移動の実演。
クレーンに持ち上げられていく10000系。
電車の床下を真下から見るとこんな感じ。
関東鉄道のイベントで気動車が持ち上げられるのは何度か見てますけど、間近で見るとやっぱり迫力あります。
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屋外の留置線では車両撮影会。
15分毎の入替制なのでここでも順番待ちの列が出来てましたが、30~40分待ちくらいで入ることができました。
まずは並ぶ車両の全景から。
撮影場所がロープで決められていて、15分のうち最初の5分は遠方から引き気味で全景を撮ることができる位置で。
残りの10分はもう少し車両に寄った位置での撮影と決められてました。
多くの人が待ってるため時間は短めで少々慌しいですが、良い仕切り方だと思います。
リバイバルカラーの8000系
幼少の頃は東上線沿線に住んでいて、この色の電車に毎日乗っていたのですごく懐かしいです。
茶色ともベージュともつかない微妙な色と、錆び止めみたいなオレンジ色のツートンカラー。
当時は幼な心にも不思議な色の組み合わせだなぁと思ってました。
でも、最近はステンレス車両が主流になり色彩が乏しくなってるので、久しぶりに実物を見るとかえって斬新に見えます。
最盛期には同一形式では最多の両数を誇り「私鉄の103系」と呼ばれるほどでしたが、車体更新で前面デザインが変更される一方で廃車も進み、原型を保つのはこの1編成だけに。
近いうちに廃車になるのかと思っていたら、東武博物館に売却されてまさかの動態保存車両となりました。
8000系の左隣は、先ほど総合検査線にも留置されていた6050系。
主に長距離運用に用いられ、浅草から埼玉、栃木を経て福島の会津田島まで走っています。
そして、伝統的に他線区のお古が回されていた野田線に突如投入された新型車両60000系。
東急や小田急では廃車されて使われなくなった若い形式番号を再利用してますが、東武はひたすら足し算し続けるので番号が増える一方。
赤いのは初代「りょうもう号」の1800系。
ほとんどが左隣にある特急・団体列車用の300・350系に改造されましたが、一編成だけ元のままの姿で残っています。
左側は看板列車の特急スペーシア100系。
東京スカイツリータウンの開業に合わせてリニューアルされて、3種類の車体色が登場。
これはそのうちの「雅」。東京スカイツリーのライティングデザインをベースとしているそうです。
右側は2代目「りょうもう号」の200系。
伊勢崎線を走っているので、鷲宮を通過していく姿を時々みかけますね。
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車両撮影会がひと段落着いた後は、再び車両工場内へ。
台車塗装ブースでは、ロボットアームが塗装を行うデモンストレーションが行われていました。
職人並みの滑らかな動きで台車の細部にまで塗装していきます。
これ、おそらく最初は人間がロボットに動作を「教え込む」んですよね?
こちらは屋外で行われていたレール削正車のデモンストレーション。
真ん中の四角い装置の中で砥石が回転してレールを削ります。
火花や粉塵が飛び散らないようにカバーがあるので分かりにくいですが、よく見ると装置左側から火花が散っています。
豪快に削ってるように思えますが、精度1/100mm単位と繊細な作業なのだそうです。
パンタグラフ付のトラック。
レールの上も走れる電気計測車です。
伊豆急のオモシロ駅長
鷲宮の土師祭にも来てましたけど、なんかよく出会うような気が(汗;
小さいお友達や大きなお友達が一緒に記念写真を撮ってましたw
お馴染み(?)の鉄道むすめ。
新キャラクター、特急スペーシア車掌の「鬼怒川みやび」のお披露目だったはずなんですが、みやびのポップは見かけませんでした。でも、東武の鉄道むすめって「みやび」で確か4人目ですよね?(汗;
鉄道むすめの水やお酒。
もう定番というか、何でもありというかw
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今日は天気もよく、イベントの内容も思っていた以上に充実していてよい機会でした。
某王子に頼まれていたグッズが売り切れで買えなかったのが悔やまれますけど(汗;
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Posted at
2013/12/01 23:01:50